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抜く?剃る?鼻を傷つけない鼻毛の処理方法

2017.06.02

抜く?剃る?鼻を傷つけない鼻毛の処理方法



「あれ?鼻毛出てない?」



……どんなシーンでも、絶対に人に見られたくないものが、鼻の穴から飛び出している鼻毛。


鼻毛は「ウイルス、細菌の侵入を防ぐ」「鼻の湿度を適度に保つ」等の役割を果たしているので、鼻毛の多い人は身体を守る機能が強いとも言えるかもしれません。しかし、どんなに体にとって必要なものだと分かっていても、やっぱり見られるのは恥ずかしいですよね。要るけど、要らない“鼻毛”は、安心安全にケアすることが大切です。


今回は鼻毛のケア方法について、医師の筆者が解説します。

■鼻毛ケア方法のメリット、デメリット

(1)毛抜きで抜く

手軽で一番スタンダートな方法ですよね。しかし、鼻の粘膜は弱いので無理やり抜くと出血や炎症、感染を起こす場合があります。しかも意外に太めの鼻毛は、抜くと涙が出るほど痛いですよ!覚悟して臨みましょう。


(2)はさみでカットする

スタンダートな方法パート2でしょうか。痛みもなく安全です。


しかし、大きいはさみ、先の尖っているタイプを使用するときは、鼻の中を傷つけないように気をつけましょう。毛抜き同様に傷口から細菌に感染しやすくなります。ハサミは、使用前後に消毒しておくと安心ですね。


(3)電動鼻毛カッター

肌を傷つけないようにカットしてくれるので安全です。スッキリと毛を短くすることができますが、ツルツルの状態までやりすぎてしまうと、鼻水が出たときに鼻の中で留めることができず垂れてきますので注意してください!


機械の掃除をして清潔に保ち、炎症、細菌の感染を防ぐことが大切です。


(4)レーザー脱毛

数日間、鼻毛のこげた臭いが続くこともありますし、まれに肌に負担がかかり、炎症、感染を起こす場合も。一度で全ての鼻毛をなくせる訳ではないので、数回繰り返しの施術を行い徐々に毛を減らしていく必要がありますが、お手入れの回数はほかの方法より少なくなるでしょう。


(5)ワックス脱毛

鼻毛もワックスで脱毛することは可能ですが、とても狭い場所のため繊細な技術が必要です。自分で行う場合は練習が必要でしょう。一気に細い毛まで抜けるので、痛みに弱い人にはきついかもしれません。次のお手入れまでの期間はほかの処置より長めですが炎症が起きやすいケア方法でもあります。


(6)脱色

鼻毛の色が薄くなれば、目立たなくなるかもしれませんね。


しかし、脱色剤は粘膜への負担が大きく、臭いもあり、長さ自体は変わりません。また時間もかかるので鼻の中には不適切です。鼻毛の脱色は、あまりおすすめできません。

■鼻毛は処理するべき?

細菌やウイルスを身体へ侵入させない大事な役目がある大切な“鼻毛”。抜くのも剃るのも、脱色するのもそれぞれメリット・デメリットがあります。


なるべく鼻の粘膜にも負担をかけずにケアをするには、“はさみ”“電気カッター”を使うのが安心ですね。


ただし、どちらも切り過ぎ、剃り過ぎは禁物。鼻の入り口付近をこまめに軽くカットして、伸びてしまうのを防ぎましょう。



いくらきれいにお化粧をしていても鼻毛が出ていたら台無しですよね。身だしなみのひとつとして、鼻毛をケアしたいのも分かります。ただし、やりすぎは禁物。体に負担の少ない、安全な処理をしてくださいね!



(長谷川佳子/小田原銀座クリニック美容皮膚科 形成外科医-健康検定協会-)