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喉がイガイガする……。違和感の原因と対策

2018.04.24

喉がイガイガする……。違和感の原因と対策


喉に何もひっかかっていないのにイガイガする、かゆい、つかえたような感じする…なんて経験はありませんか。喉は汚れた空気やウイルスを体内に入れないための、フィルターの役割も果たしていますので、ちょっとしたことが違和感につながりやすいのです。今回は、「喉の違和感」の原因と対策について解説いたします。

1.喉の違和感の原因

喉のつかえは、一時的なものであれば、とくに問題ありません。ただ、慢性的に起こる場合は何らかの病気や精神的なものが原因になっている可能性が高くなります。


たとえば、『逆流性食道炎』や『糖尿病』、『甲状腺腫瘍』など。そのほか、原因が特定できない『咽喉頭異常感症』の可能性もあります。ちなみに、咽喉頭異常感症は30代以降の女性に多いとされています。

2. 喉の違和感の対策

先ほどあげた『逆流性食道炎』、『糖尿病』、『甲状腺腫瘍』などの疾患に対しては、もちろんその病気の治療が対策になります。ただし、『咽喉頭異常感症』であれば、医療機関で精密検査を行っても原因が特定できません。そのため、投薬治療が行われる場合もありますが、基本的には経過観察となります。


原因がわからないとはいえ、治療は「医師の判断のもと」行う必要がありますので、自己判断で漢方などの市販薬を服用しないようにしましょう。

3.喉の違和感を予防するには?

喉に違和感があったら、まずは早めに医療機関で相談しましょう。日頃からの対策としては、うがいの習慣づけや食生活の改善が大切です。心因的な場合もありますので、ストレス解消やリラックスを心がけましょう。


日常的に行えるものとしては、マスクの着用をおすすめします。とくに人混みに行くとき、掃除をするときなど、ごみやハウスダストを吸う恐れがあるときはマスクをするといいですね。


また、こまめに水を飲んで喉を潤すことも予防になります。そのほか、喫煙や飲酒といった生活習慣にも気を配りましょう。



喉に違和感があっても「たいしたことない」と放置してしまう人もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、どんな小さなことでも「なんだかいつもと違う」症状があるときは、早めに医療機関を受診することが大切です。大きな病気が進行してしまう前に、必ずきちんと検査を受けるようにしましょう。


(執筆 岡村信良/医療法人小田原博信会 理事長、医学博士-健康検定協会-)