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ブスファイル16:キレイになりたいのにひたすら醜い「ダイエッターブス」

2018.05.05

ブスファイル16:キレイになりたいのにひたすら醜い「ダイエッターブス」


世の中にはさまざまなブスがいる。なにも顔面偏差値が低い者だけがブスではない。本連載では現代社会に存在するさまざまなブスをジャンル分けし、その生態や対処法、また己がそうならないための予防法を紹介していく。


ダイエッターブスとは

多くの女性が一度は経験する「ダイエット」。古くはリンゴダイエット、最近では低糖質ダイエットなど、その方法はトレンドによって変化するが、どの時代も女性は美しくなるために、ダイエットに励む。その意識と努力はいじらしく、かわいらしいものだが、なかには周りを不快にさせるダイエッターがいる。

今回は、このダイエッターブスに分類される3つのブスを紹介する。


成分表示に取り憑かれた「低カロリーブス」


低カロリー商品を病的に信仰し、鬼のように食べ漁るブス。

近年の健康志向ブームで、コンビニなどに置かれる商品のほとんどが、カロリー表示を徹底している。ダイエットをしたことがある人ならば、成分表示とにらめっこしながら買い物をした経験があるだろう。

もちろんダイエットにおいてカロリー計算は重要なことだが、「カロリーオフ=ノンカロリー」と履き違え、ガンガン食べまくるのがこのブスの特徴。どんなに低カロリーな食品を選んだところで、カロリーは足し算だということを忘れているのだ。また、低カロリーに取り憑かれたブスは、「私は意識が高い」「こんなにも努力している」という自己洗脳にかかっていることが多く、「がんばったご褒美」を連発し、結局普通の人よりも食べており、詰めが甘いパターンも。

そして、そんながんばってる私をアピールしてくる者も多いので、普通に食事しているこっちが、なぜか罪悪感を感じなければならなかったりする。

さらに厄介なパターンだと、まわりの人の食べるものに口出しをし始め、「え? それ○○カロリーもするよ?ご飯5杯分だよ? 私なら怖くて食べられないわーww」などと、自分の“高い意識”を押し付けてくるのだ。


【低カロリーブスの対処法】

この手のブスは、低カロリーを信仰している「低カロリー教」の信者だと思っていい。「そんなカロリー高いのよく食べられるね。もっと気にしたほうがいいよ?」と、強引に勧誘してくる伝道師に出会ったら、「あ、うちは結構ですので」「先祖代々、白米教を信仰してるので」と、玄関先で丁重に断るといい。

周囲に迷惑をかけない信者であれば、信仰の自由を否定してはいけない。(冒頭からものすごく否定してるね、ごめん)


【低カロリーブスにならないためのメッセージ】

他人の食事に口出しをせず、勝手に頑張ってください。


とにかく宣言したがる「痩せますブス」


聞いてもいないのに、勝手に痩せます宣言を繰り返すブス。

この“繰り返す”というのがポイントで、宣言したことで達成感を得て、挫折しては宣言し、ダイエットしなきゃ!と奮い立つたびに宣言→挫折をループしているのだ。

ダイエットをしたことがある人ならわかると思うが、食事制限中の誘惑や、運動の煩わしさは強敵で、心が折れてしまうことは大いにある。そのこと自体は仕方がないことなのだが、毎回宣言されるとその度にこっちはそれを聞かされることになるので、正直クソ面倒くさい。

また最近では、ダイエットに関することのみを投稿するSNSアカウント「ダイエットアカウント」なるものを立ち上げる者もいて、プロフィール欄に「○月までに○キロ痩せます!」と宣言したりする。それによって見られている環境を自分で作り、モチベーションを保つというのは賢い方法かもしれないが、だいたいは続かない。どんどんと投稿は減り、人知れずこっそりとアカウントを削除する。そしてまたアカウントを作り直し、「○月までに○キロ痩せる!」と宣言されるのだ。こうしてSNSごとリバウンドしまくり、周囲を辟易させる。


【痩せますブスの対処法】

オオカミ少年のそれと同じく、何度も痩せます宣言をされると周囲も「また始まったよ」という目線になるもの。本人もそこを突かれると痛いはずなので、もし宣言されたら、「また始めたんだね!応援してる!」「いつもダイエットしてて意識高い!」と、嫌味なく爽やかにエールを送ろう。すごい嫌味だけど。


【痩せますブスにならないためのメッセージ】

痩せたら見てわかるんで、勝手に頑張ってください。


この食事はフィクションです。「嘘レコーディングブス」


誘惑に負けたことを誤魔化しまくるブス。

食べたものをノートやSNSに書くことで痩せるという「レコーディングダイエット」。これは、食事を見える化することで無駄をなくし、周囲にそれを共有することで意識を高めるというもの。

にも関わらず、この手のブスは平気でガンガン嘘をついてしまうのだ。たとえば、誘惑に負けてラーメンと餃子セットをガッツリ食べた夜も、「グリーンサラダ(ノンオイルドレッシング)とサラダチキン」と書いたりする。前述したように、このレコーディングダイエットはどんな食事をしたかを記録することに意味があるというのに、よくわからない見栄を張り始め、何の意味があるのか全くわからない嘘の記録を取り続けるのだ。


【嘘レコーディングブスの対処法】

周囲に迷惑をかけることは少ないが、それがSNSで発信されている場合、嘘に付き合うのは面倒だろう。ブスたちはかなり意識の高い食事を投稿するが、フィクションでレコーディングし続けているため、もちろんダイエットの成果は見られない。そこで、「今日も超ヘルシーだね! これならすぐ痩せちゃいそう!」とプレッシャーを与えるといい。嘘に気付いていない設定も守れるし、コメントされた本人はドキっとして、から揚げに伸びた手が止まるかもしれない。


【嘘レコーディングブスにならないためのメッセージ】

その体重はノンフィクションです。


(ライター/ほりかわ イラスト/夕海 編集/ヒャクマンボルト)

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