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いぼやほくろは除去できる?美容クリニックでの施術法

2018.05.05

いぼやほくろは除去できる?美容クリニックでの施術法


いぼやほくろが目立つ場所にあったり、数が多かったりする場合、「取りたい」と思うこともあるでしょう。しかし、これらは一時的なものではありませんから、セルフケアできるものではありませんよね。このような場合、美容クリニックに行くのも選択肢のひとつです。今回は「いぼ、ほくろ」を治療する施術をご紹介します。

記事監修



堀内和一朗 先生


皮膚科医、抗加齢専門医、国際レーザー専門医、精神科医。

東京医科歯科大学医学部卒業。小張総合病院皮膚科医長、総合クリニックドクターランド船橋皮膚科部長を経て、現在は関東の精神科病院勤務。人間総合科学大学非常勤講師。

医師+(いしぷらす)所属。

■いぼ・ほくろができる仕組みは?

顔にできるいぼ・ほくろは見た目が似ていますが、それぞれ発生の原因が異なる全く別のものです。両者の特徴は以下のようになります。


●いぼ

・皮膚の表面の変化によって発生する

・原因の多くは感染症や老化による

・刺激によって大きくなったり数が増えたりすることがある

・狭い範囲にたくさんできることがある


●ほくろ

・皮膚の内側から発生する

・皮膚のメラニン色素を作る細胞が、代謝で排出されずに残って発生する

・狭い範囲に数多く発生することは少ない


上記のようにいぼ・ほくろは全く別物ですが、「いぼ・ほくろの除去」としてまとめられているクリニックもあり、施術も同じ方法で行われることがあります。


いぼ・ほくろを除去する施術には以下のようなものがあります。

■CO2レーザー

「レーザー治療」は肌のトラブルを治療する施術として広く使われています。いぼ・ほくろの除去には「CO2レーザー」という機器が使われることがあります。CO2レーザーは「ガスレーザー(気体レーザー)」と呼ばれるもののひとつで、炭酸ガスを使うレーザーです。


これを皮膚に照射すると吸収され、熱を発生します。この熱によっていぼ・ほくろを焼灼分解し、除去します。


●デメリット

CO2レーザーは一般的に1cm以下の小さいものに対して使用するもので、大きくなったものには使えません。


●費用

レーザー治療では、照射する面積によって料金が変動するのが一般的です。CO2レーザーの場合の費用はほくろの大きさによって2,000円-1万円程度になります。


●ダウンタイム※

ダウンタイムはほとんど必要ありません。当日から洗顔フォームなどを使って洗顔することも可能です。ただし、治療した後は生傷のような状態で、10日前後はテーピングや軟こう処置を必要とすることが多いです。あまり触らないほうが良いでしょう。

■電気分解法

電気メスの熱によって、ほくろの細胞を焼灼・除去する施術です。通院する必要がなく、短時間での除去が可能です。


●デメリット

大きいほくろを除去した場合、その場所にくぼみ、赤みが残ったり、ほくろが再発してしまったりする可能性があります。


●費用

費用は6,000円-3万円程度です。


●ダウンタイム

ダウンタイムは1-2週間程度です。

■切除縫縮(ほうしゅく)

いぼ・ほくろが大きい場合、メスを使って切除することもあります。皮膚のしわに沿って切開し、切除します。手術の傷痕はしわに沿ってできるため、目立ちません。


●デメリット

切除縫縮は切開を伴う外科手術のため、抜糸などで通院が必要になります。また、切除した部分は皮膚を引っ張って縮めるので、変形してしまうこともあります。そのため唇やまぶたなどにできたいぼ・ほくろの治療には向きません。


●費用

切除縫縮の費用は1-15万円程度です。いぼ・ほくろのサイズ、クリニックによって大きく異なります。


●ダウンタイム

手術後1週間程度したら抜糸し、終了します。

■くりぬき法

いぼ・ほくろを特殊なメスでくりぬいて除去する施術です。縫合はせず、自然に皮膚が再生するのを待つので、傷が残らずきれいに仕上がるというメリットがあります(縫合を行う場合もあります)。


●デメリット

大きいほくろの場合、皮膚のくぼみが目立つことがあります。


●費用

費用は1-2万円程度です。


●ダウンタイム

ダウンタイムは2週間程度です。


※整形手術を受けた後は痛み、腫れ、むくみなどの症状が現れます。これらの症状が治まるまでの期間を「ダウンタイム」といいます。これは施術の種類、規模によって変わります。また個人差もあり、記載されている期間が過ぎれば必ず症状が治まるというものではありません。



顔にあるいぼ・ほくろを除去すると、見た目の印象がかなり変わる場合があります。施術を受けて除去すれば、悩み・コンプレックスを根本的に解消できることもあるでしょう。もちろん、手術ですからリスクはあります。しっかりと医師と相談し、検討するようにしましょう。


(藤野晶@dcp)