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胃が痛いときはどうしたらいい?原因と対処法について

2017.05.30

胃が痛いときはどうしたらいい?原因と対処法について


暴飲暴食はもちろん、仕事や家庭の悩み、ストレス、体調などからダメージを受け、“キリキリ”と胃に痛みがでることもあります。「何かあると、すぐお腹が痛くなってしまう」という人も多いのでは?


そこで今回は、胃の痛みの原因と対処法について医師の筆者が解説します。

■胃が痛むのはどうして?

胃は、空腹のときはしぼんでいますが、満腹時には大きく膨らむ伸縮性のある臓器です。食べ過ぎて胃が過剰に膨らみ、痛みにつながることがあります。


また、食べ物を消化したり、食べ物を胃液と混ぜて次の臓器へ運んだりする際には大量の「胃酸」が分泌されています。胃酸は、食べ物を消化するだけでなく殺菌作用もあり、ばい菌などが体内へ入るのを防いでいますが、この胃酸が多すぎたり、少なすぎたりすると胃の不調や痛みが起こるのです。

■胃の不調につながる生活習慣

とくに代表的な胃痛の原因が、以下の3つです。


(1)暴飲暴食


食べたものを処理する胃に、たくさんの食べ物や飲み物が入れば、その分働かなくてはならないので、過労となり不調をきたします。また、大量の胃液が出るため胃が荒れる原因ともなります。


さらに、胃にパンパンに飲食物が入ると胃壁が伸び、胃壁の筋力が弱まって消化機能が衰えてしまうことも。


(2)ストレス


精神的・肉体的ストレスは自律神経のバランスを乱すことがあります。自律神経が乱れると、胃酸の分泌を高めてしまったり、逆に分泌が低下したりします。


分泌が高まってしまった場合は、ストレスで弱った胃粘膜を攻撃し、痛みとして感じたり、ひどくなれば胃潰瘍になったりすることも。そして分泌が低下した場合は、食べたものを十分に消化しきれず胃もたれが起こりやすくなります。


もちろん、忙しい毎日で過労が積み重なったり、寝不足が続いたり、悩み事があったりすると、胃はストレスと感じますので注意したいですね。


(3)胃の衰弱


歳を重ねると、個人差はあるものの体の臓器の働きも衰えてきます。胃も例外ではなく、胃を守る力や消化液を分泌する能力が低下します。さらに胃の収縮性も低下してたくさんの量を食べるのが難しくなったり、次の臓器である腸へ送り出す力も弱くなったりすることも。


無理してたくさん食べたり、脂っこいものを食べたりすれば、消化不良や胃もたれが起こりやすくなります。

■胃を守るための食生活

胃は体の不調のサインでもあります。胃痛があったら生活習慣の振り返りをしてみてください。特に食生活で気をつけたいポイントをご紹介します。


(1)胃に負担をかけない食事をする

胃が痛いとき、弱っているときは胃を守る食事を心がけましょう。刺激にならないものを少量、数回に分けて食べることが大切です。



チーズや牛乳、ヨーグルトなどの乳製品は胃粘膜のサポートをするので、食事の中に取り入れていくといいですね。また、生のものよりも加熱したもののほうが胃に負担をかけません。生野菜よりも、熱を通して煮込んだ野菜を食べるようにしましょう。



特に、脂っこいもの、酸っぱいもの、辛いもの、硬いもの、そしてコーヒーやお茶などカフェインの多いものは胃の刺激になるため注意が必要です。


また、レトルトやインスタントなどの加工食品は胃を刺激する塩分が多く含まれているので極力避け、薄味に慣れるようにするためにも、調味料に頼りすぎず食品そのものの風味を楽しんで食べるようにするといいですね。


ゆっくりよく噛んで食べることも胃を守ることになります。早食いは胃を過度に刺激するだけでなく、食べ過ぎにもつながり消化不良を起こしますよ。


(2)空腹な状態を長時間つくらない



欠食のように長時間空腹状態が続くと、本来食べ物を消化するはずの胃酸が胃を刺激してしまいます。


忙しくても1日3回決まった時間に食べるようにしたいもの。どうしても食事が摂れないときには、手軽に食べられるヨーグルトや果物、ゼリー飲料など何かしら胃に入れておくといいですね。


(3)過度な飲酒・喫煙は避ける



お酒は適量なら胃の働きをサポートしますが、過剰に飲めば胃への刺激となります。また、タバコは胃の働きを弱めるとともに、胃酸分泌を促し胃痛の原因となりますので、胃痛があるときは避けるようにしましょう。


(4)食べた後はすぐに動かない



食べたあとは消化のために血液が胃に集中します。そのタイミングで動いてしまうと、血液が胃に集中できず消化不良を起こす要因にもなります。


食後は20分ほどゆっくりしてから動くようにするといいですね。



そのほか、日々の生活でゆとりを持つことも大切になってきます。一日の中で30分以上は自分の時間を作ったり、深呼吸をしたり、休日は散歩に出かけたりリフレッシュすることや、睡眠をしっかりとることもストレス解消つながります。


どうしても暴飲暴食してしまったときは、次の日の食事を少なくしたり、胃に負担をかけない食事を心がけたり気をつけていきましょう。


ただし、痛みには何か大きな病気が隠れていることもあるので、自己判断せずに医療機関を受診すると安心ですね。


(執筆 岡村信良/医療法人小田原博信会 理事長、医学博士-健康検定協会-)

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(マイカラット編集部)