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「天然成分が肌にいい」とは限らない?優しい保湿ケアとは?

2018.05.28

「天然成分が肌にいい」とは限らない?優しい保湿ケアとは?


巷にあふれる「潤い保湿」の文字。使ってみたけどそうでもないし、どれを使ったら本当に肌が潤うの?と悩む人も多いはず。


「そもそも、肌に合う成分や合わない成分ってどうやって見分けるの?肌にいい成分、肌に優しい成分……、一体どれが一番いいのー?!」


そんな断末魔の叫びが聞こえたような聞こえないような。


このシリーズは、肌育成スペシャリストの筆者が実際に使ったコスメを元に「どの成分が気になったのか?」「何をいいと感じたのか?」というポイントも交えつつ、きれいな肌をつくるために必要な知識や化粧品成分の豆知識をみんなで学んでいこう!というもの。


たくさんある美容についての疑問。その答えを見つけ出すためのシリーズです。


おばあちゃんの時代から使われていたような成分はなんだか信頼性がおけるイメージですよね。天然成分・植物成分やオーガニック成分は肌に優しく、化学合成成分は「なんだか悪いもの」というイメージを持っている方も多いと思います。でも、これって本当なのでしょうか? 低刺激な保湿ケアアイテムって、いったいどんなものなの? 今回は「天然成分配合コスメ」についてご紹介します。

◇「昔ながらの成分」は肌にいい? 天然成分と化学の成分の違い

化粧品成分を使って開発をしている人や、成分学を学んだ人から見た「成分」のイメージって下記のような感じです。



化学で合成されたものは入っているものが明確にわかるので、化粧品成分として不純物を取り除きやすく、皮膚刺激もなるべく少なく配合することができます。皮膚科で処方されることが多い「ワセリン」も、石油合成系の成分です。


一方、植物成分は含まれているもの全てを解明することは難しく、精製することも困難です。しかも、皮膚刺激も未知数。アトピー性皮膚炎の方や肌が荒れやすい方は控えるようにアドバイスされるほどです。


なので、「天然成分であれば肌に優しい」とは限りませんし、むしろ天然成分の配合が多いものほど、使用するタイミングには注意が必要といえます。

◇天然成分配合コスメで保湿するなら……?

筆者が愛用している天然成分配合コスメがこちら。



NETURE REPUBLIC社のアロエベラ92%配合保湿ジェルです。

内容量300mlで700円程度(Amazon調べ)、とってもお得で全身に使えます。



【配合成分】※主要成分のみ※

・アロエベラ葉エキス

水をたくわえる保湿成分やメラニン生成抑制、皮膚のターンオーバー促進、皮膚構築作用etc…様々な美肌効果が期待される成分です。


・エタノール

アロエのベタベタをなるべく早くすっきりさせてくれたり、植物エキスを抽出するときにも使用します。これからの季節さっぱりとコスメを使いたいときに。


・ポリアクリル酸グリセリル

水分を蓄えて膜を張ってくれるような成分。増粘剤です。肌の上でしっかりと水分を蓄えて欲しいですね。



【おすすめポイント】

まさに、アロエのエキスをジェル状にしたようなこの商品。とってもペタペタします。

お風呂上りに全身に使うときがあるのですが、時間が経たないとパジャマを着ることができません。

でも、ヒジやヒザ、くるぶしなど乾燥しやすいところもしっかり潤いますし、

お風呂上りにササっと仕事をしたいときなどはお手軽なのでとても重宝しています。

顔に使用した場合は、ひんやり感が長く続きます。お風呂上がりの火照った顔に気持ちよくて、ついついどんどん足したくなるほど。


アロエの冷たさが肌を冷やして、毛穴がキュッとなるイメージ。ぷるぷるしたジェルが気持ちよくて、夏場にはもってこいのタイプです。お風呂上がりの汗も一気にさっぱりしそう。


「潤いがほしい!」と感じる日には、心理的にも満足度が高いと思います。


『アロエ葉エキス』は、ほかの保湿成分や植物エキスと一緒に配合することで相乗効果があるといわれている成分。チラホラとほかの保湿系成分が配合されているのも、うれしいポイントですね。



【注意点】

・刺激性がほぼないと言われている『BG(ブチレングリコール)』と似たような効果の『DPG(ジプロピレングリコール)』が配合されています。

BGは皮膚刺激がほぼないといわれているのに対し、DPGは「わずかに皮膚刺激を感じる人もいるかも」という成分です。ご自分の肌と相談しながら使ってみてくださいね。

・自然派コスメなどで『パラベン』の代わりに配合されることも多い『フェノキシエタノール』が防腐剤として入っています。湿疹などの症状が悪化することもあるという報告もありますので、肌荒れしている時期は様子を見て使うようにしてください。


化粧品の成分は「全く刺激がない」ものってありませんが、刺激があると言われる成分も全てに必ず刺激があるわけではありません(本当に刺激が出そうな成分は「1%未満にすること」など配合の規制があります)。


成分も一概に「合う」「合わない」とは言い切れません。普段は「自分の肌に合う」と思って使っていたのに、「生理前や寝不足時は合わない」なんてこともあります。その日の体調や肌の状態に合わせてコスメを選ぶようにしてみてくださいね。


(執筆・監修 川上愛子/一般社団法人日本爪肌育成美容検定協会 代表理事)


◆モイスチャーALゲル/NETURE REPUBLIC

通常価格:880円

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