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豊胸したら、傷跡は残る?垂れないって本当?

2017.06.12

豊胸したら、傷跡は残る?垂れないって本当?


胸のサイズを変える手段といえば、「豊胸」。でもリスクや価格、デメリットについてなど、いざ手術を決意してもいろいろと不安がつきまといます。興味はあっても、なかなか勇気が出ませんよね……。


そこで今回は、『クリントエグゼクリニック』の美容・アンチエイジングのカリスマドクター、黒田愛美医師に豊胸手術についてお伺いしました。

取材協力・監修

黒田愛美医師


医療法人穆心会 クリントエグゼクリニック医師。東京女子医大 内分泌乳腺外科・麻酔科、大手美容外科、美容皮膚科院長を経て現在に至る。専門は美容(外科・皮膚科)、アンチエイジング内科。


▼黒田愛美オフィシャルブログ http://ameblo.jp/kurodaaimi131/

▼クリントエグゼクリニック http://www.clintexe.org/

■豊胸の方法とは?

――豊胸手術では、一般的に胸に何を入れて大きくするのでしょうか?


黒田医師 基本的にはシリコンバッグです。ほかにも、ご自身の余分な脂肪を吸引して胸に注入したり、ヒアルロン酸を注入したりすることもあります。バッグの場合は脇の下を切開することがほとんどで、脂肪やヒアルロン酸の場合は注射で注入します。

■いくらかかる?

――手術時間や費用はどれくらいかかりますか?


黒田医師 シリコンバッグでの豊胸はだいたい1時間くらい。ほかの方法(注射)で簡単に入れるのでしたら、30分程度ですね。費用はクリニックやバッグの種類によって差がありますが、20万~200万円程度でしょうか。

■痛みはある?

――シリコンバッグと注射とで、なにかデメリットなどの違いがあれば教えてください。


黒田医師 脂肪やヒアルロン酸注入のデメリットとしては、豊胸が一時的なものであることがあげられます。これらは体内に徐々に吸収されてしまうためです。ただ、注射で注入するので、手術の傷跡を心配する必要がないというメリットもあります。


一方、シリコンバッグの場合は一生モノですが、「拘縮(こうしゅく)」といって体質に合わずに体内で硬くなってしまうことがあるんですね。そうなってしまうと、再度切開して取り出すことになる場合もあります。


――ちなみに、手術後の痛みとかってあるんでしょうか?


黒田医師 術後数日間はサラシのようなもので胸をガチッと固定する必要があるので、少し動きづらくなると思いますし、1週間程度は痛みが残ります。ですから、なるべく安静にするほうがいいですね。通常、そうした痛みは徐々になくなります。


傷跡については、脇の下のシワに沿って入れるので、あまり気づかれないとは思いますが、やっぱり残ってしまう人もいますね。でもヒアルロン酸などの注入形式でしたら、心配いりません。

■バレる可能性はある?

――「寝ても垂れない胸は豊胸している」なんてウワサがありますが、これは本当ですか?


黒田医師 いいえ、豊胸してもふつうに垂れますよ。先ほど申し上げたように、拘縮が起こってしまっている胸は硬いので垂れませんが、そうでなければ、寝れば自然に垂れますし、老化した場合も本来の胸と一緒に垂れます。一般の人は、触っても豊胸しているかどうか分からないこともあるんじゃないでしょうか。


とはいえ、バレるリスクは常にあると思っておいたほうがいいとは思いますが。


――できれば秘密にはしておきたいところですが……。ちなみにシリコンって、火葬されたときに残ったりしませんか? 


黒田医師 大丈夫です、燃えます。


――よかった!死んでから「ばあちゃん、豊胸してたの!?」って親族にバレることもないんですね。

■どれくらい大きくできる?

――ところで、豊胸ではどれくらい大きくできるんでしょうか?漫画のキャラクターや、某セレブ姉妹のような胸も可能ですか?


黒田医師 可能ですよ。ただ、あまりにも極端に大きくしてしまっては不自然ですし、体に負担もかかりますので、その人の胸郭に合ったサイズにすることをおすすめします。


――なるほど。ちなみに、大きくしたときに必要な(伸びた分の)皮膚はどこから移植しているんでしょうか。


黒田医師 移植しているわけではなくて、元々あった皮膚が伸びているだけです。太ったり、妊娠したりしたときと同じですね。


――そうか、たしかにたくさん食べたときはお腹も膨らみますもんね……。


あと、「豊胸施術をすると乳がんになりやすい」とか「豊胸していると乳がん検診のマンモグラフィーが受けられない」というのは本当でしょうか?


黒田医師 「乳がんになりやすい」なんてウワサは何の根拠もない話ですし、マンモグラフィーも受けられます。「何かトラブルが起こってはいけないから」と断るクリニックもあるようですが、基本的には大丈夫ですよ。


――そうなんですね。ウワサに惑わされてためらっているより、一度じっくり専門機関で相談するほうがいいですね。ありがとうございました!



ちなみに豊胸は、「胸を大きくする」だけでなく、「垂れた胸をリフトアップしたい」とか「離れ胸を改善したい」といった需要もあるそう。胸のサイズは、薬や食事ではなかなか変えられません。自分が納得できる、理想の胸になるためのひとつの手段として、検討してみてはいかがでしょうか。



(取材・文 うさぎ)