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いつものお手入れが重要!きれいな髪を手に入れるヘアケア方法

2017.06.13

いつものお手入れが重要!きれいな髪を手に入れるヘアケア方法


「髪は顔の額縁」といわれるように、ヘアスタイルや髪の状態によって、その人の印象は全く変わってしまいます。日々の手入れが行き届いた美しい髪は、健康的で清潔感があり、好印象ですよね。


今回はそんな、きれいな髪を手に入れるためのヘアケアについて、美容師の筆者が解説します。

■なんといっても健康な髪は「頭皮」から!


毛髪にとって頭皮は、植物を育てる土壌と同じように大切な場所です。毛根の下端の中心部にはくぼみがあり、毛の栄養をつかさどる毛細血管が入り込んでいます。その血液から酸素や栄養をもらって、毛は上へ上へと伸びていきます。


つまり頭皮の血行が悪かったり、栄養状態がよくなかったりすると、健康な毛髪(=傷みにくい毛髪)が生えてこないということになります。


また頭皮が不衛生で、毛穴が汚れで詰まった状態は、酸素供給を妨げ、毛の成長を阻害します。したがって美しい髪を生やすためには、頭皮を健康で衛生的に保つことが第一の鍵となるわけです。

■シャンプー/リンス/コンディショナー/トリートメントの選び方のコツ

きれいな髪を保つアイテムは色々と市販されているので、どれを買うべきか迷いますよね。それぞれのアイテムの選ぶコツをご紹介いたします。


  • シャンプー

配合成分により、洗浄力の高いもの、頭皮・毛髪にやさしい低刺激性のもの、抗ふけ効果のあるもの、清涼感のあるもの、ヘアカラー用、頭皮用など様々です。美容室なら美容師さんが合うものを選んでくれますが、市販のものを購入する際は、まずはパッケージに謳っている効能をご参考に選ばれるとよいでしょう。


  • リンス/コンディショナー/トリートメント

いずれもきしみをなくし、静電気を防止する成分が配合されています。

一般的に、リンスは毛の表面ケア、トリートメントは内部ケア、コンディショナーはそれらの中間の機能をもちます。


傷んだ髪は、毛の表面を覆うキューティクルが剥がれ、内部のたんぱく質が流れ出た状態となります。そんな損傷毛には、たんぱく質や油分を補うトリートメントやマスクを用いるとよいでしょう。


そのほか、頭皮ケア用トリートメント、カラートリートメント、洗い流さないタイプのアウトバストリートメントなどもあります。

■正しいシャンプーの方法


アイテムを選んだら、次は活用の仕方。間違った使い方は髪のダメージを増やしてしまいます。ここでは正しいシャンプーの仕方をご紹介します。


①毛髪のもつれを取る。


②頭皮と髪の毛をお湯(38~40℃が適温)でよくすすぐ。

→これにより汚れの半分以上が落ち、シャンプーの泡立ちもよくなります。


③すすぎ後すぐにシャンプー剤を手のひらに適量のばし、毛髪全体になじませ、空気を含ませるようによく泡立てる。

→泡立ちがよいと汚れも落ちやすく摩擦も防ぐことができます。


整髪料等の汚れにより、泡立ちが悪い場合は2回シャンプーをします。1回目は早めに切り上げ、2回目のシャンプーを丁寧に行いましょう。このとき2回目のシャンプー剤の量は1回目より少なめでOKです。


洗い方のコツは、指の腹を使い、やさしくマッサージをしながら頭皮を中心に洗う。頭皮マッサージ用のブラシを用いると、頭皮の新陳代謝、血行を促進するのでよいですね。


※頭皮が傷つくので爪は立てないこと。またキューティクルが傷むため毛髪同士をこすり合わせてはいけない。


そして、次は洗い流しです。


④頭皮・毛髪にシャンプー剤が残らないようにしっかりすすぐ。


⑤リンス/コンディショナー/トリートメントの塗布

頭皮・毛髪の状態に応じて選ぶ。塗布する前に毛髪についた水分を拭い、毛先を中心になじませ、頭皮を軽くマッサージしましょう。


→この時、毛穴詰まりの原因となるため、頭皮に付かないように気をつけてください。ただし頭皮用トリートメントの場合は、頭皮にもなじませます。


⑥すすぎ

毛髪のすすぎはヌメリが残らない程度で大丈夫ですが、頭皮はしっかり洗い流すことが大切です。頭皮用トリートメントも同様に行ってください。

■正しい髪の乾かし方

しっかりと汚れを落とし、毛髪を綺麗にしたあとは、乾燥をさせましょう。


①タオルドライ

ドライヤーの前にタオルドライをしますが、濡れている毛髪のキューティクルは傷みやすいため、ごわつきのないタオルを使用します。


まず頭皮・根元部分をドライし、次に中間部から毛先をドライします。毛髪部分は決してこすらず、タオルで挟んで軽く叩いたり押さえたりしながらドライしましょう。


※洗顔後に化粧水を塗布するように、頭皮にもタオルドライ後、スカルプエッセンスやローション等を塗布しマッサージすることをおすすめします。


また、必要に応じてアウトバストリートメントを塗布してください。


タオルドライ後は、目の粗い櫛などで、毛流れを整えましょう。


②ドライヤーで乾かす

濡れたまま放置すると、雑菌繁殖やキューティクル損傷の原因となるため、すぐに乾かしてください。

【ポイント】

  • まずは根元部分を乾かしてから全体をドライする。

  • ドライヤーは髪から20cm程離し、同じ個所に熱風を当て続けない。

  • 根元から毛先(キューティクルの方向)に向かって風を当てる。

  • 手指やブロー用ブラシ等を用いて、ボリュームを出したいところ、流したい方向に、テンションを利かせてクセ付けしながら乾かす。

※こうしておくと艶も出やすく、あとでスタイリングする際にラクです。

  • 最後に冷風を当て、キューティクルを締める。


※アウトバストリートメントはドライ後に塗布するのもOKです。

これでヘアサロンに行ったあとのような、きれいな髪が手に入るはずです。ぜひ今日から実践してみてください!



冒頭に述べましたように、まずは土台(頭皮)作りが重要です。良質な睡眠、バランスのとれた食事、ストレスを溜めないなど、生活習慣も大切にしてくださいね。



(秋田留美/山野美容芸術短期大学教授、美容師-健康検定協会-)