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乾燥を感じる日に試してみて!保湿系スキンケアコスメの選び方

2018.06.04

乾燥を感じる日に試してみて!保湿系スキンケアコスメの選び方


巷にあふれる「潤い保湿」の文字。使ってみたけどそうでもないし、どれを使ったら本当に肌が潤うの?と悩む人も多いはず。


「そもそも、肌に合う成分や合わない成分ってどうやって見分けるの?肌にいい成分、肌に優しい成分……、一体どれが一番いいのー?!」


そんな断末魔の叫びが聞こえたような聞こえないような。


このシリーズは、肌育成スペシャリストの筆者が実際に使ったコスメを元に「どの成分が気になったのか?」「何をいいと感じたのか?」というポイントも交えつつ、きれいな肌をつくるために必要な知識や化粧品成分の豆知識をみんなで学んでいこう!というもの。


たくさんある美容についての疑問。その答えを見つけ出すためのシリーズです。


寒い季節はもちろん、暑い季節もクーラーを使うため、お肌の乾燥が気になりますよね。そんなときに使いたいのが「保湿系スキンケアコスメ」ですが、いったいどのようなものを選べばいいのでしょうか?今回は保湿系スキンケアについて学んでいきましょう。

◇化粧品の定義を知ってみよう

まずは、コスメを選んで使う上で大切な「化粧品の定義」を知ってみましょう。

「化粧品って中身はほぼ水なんでしょ?!」なんて怒りの声を聞くときがありますが、そりゃそうなのです。

人体の約60%は水分。人の渇きを補うためにつけるのが化粧品なので、「化粧品は水で正しい」といえます。


でも、ただの水じゃありません。メーカー毎に工夫をこらした水です。



人の肌の表面は「角層」という角質の集まりに覆われています。この角層の間に挟まれているのが下記の3つです。

  • 1.細胞間脂質という数種類の脂

  • 2.水分

  • 3.天然保湿因子という水分をキャッチしてくれる優れもの

人の肌は、ほぼ「細胞間脂質」という脂に覆われています。「セラミド」という成分名をご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、これは細胞間脂質の一種類です。


化粧品とは、角層の間にある水分や油分が少なくなったときに補うためにつけたり、足りなくならないように予防のためにつけるもの、であって「肌荒れを治す」ようなことはできません。だから【効果が緩やかなもの】という定義があるんですね。


一般の化粧品であっても、薬用化粧品であっても、すごく偉いお医者様が開発していても、特許を取っていても、化粧品の効果は「緩やか」でないといけないと国の法律で決まっています。即効性があって肌状態を改善できるのは「医薬品」です。


さて、こうした化粧品の前提を理解した上で、自分に合う化粧品を選べる知識を学んでいきましょう♪

◇保湿系スキンケアコスメを選ぶなら?

乾燥した肌は硬くなってしまいますが、水分でもっちり潤った肌は柔らかさを感じます。水分は体内から補われるとはいえ、手触りふんわり肌を目指すならさらに補充したいもの。

そして、水分をしっかり蓄えるための油分もほしいですよね……。悩ましい。


そんな方におすすめしたい化粧水がこちら。



日本オリーブ株式会社さんの「オリーブ銀葉水」。


【おすすめポイント】

肌に必要な水分と、油(オリーブ果実油)が一緒に配合されている化粧水です。

私たちの肌にも元からあるグリセリンも入っています。

そしてなんといってもお安い。180mlで1,000円程度です。


とはいえ、合わない方ももちろんいらっしゃるので、注意点まで読んでみてくださいね。


さて、こちらのコスメは「メイク前に油分を足したいけれど油分ばかりだとメイクが崩れそうだな」というときにはぴったりの使用感な一品。

水だけじゃ足りない、でも油が多いのは嫌だな……。という日に使っても、べたつきすぎない感触で朝の肌になじんでくれます。

気になる香りもなく、バシャバシャ使える価格帯なのも嬉しいところ。たくさんつけても、その後の美容液や乳液の邪魔をしません。


オイリーなタイプの美容液や乳液を使っている方も、取り入れやすい使用感なのではないでしょうか?



【配合成分】※主要成分のみ※

◆BG(ブチレングリコール)

皮膚刺激の少ない保湿剤です。

BGもオリーブ葉エキスも、さっぱりした使用感ですので、「使用感はしっとりがいい!」という方には、少し物足りないかもしれません。


◆オリーブ葉エキス

強い抗酸化作用が有名ですが、これは化粧品なので葉のエキスを抽出して精製されたものが使われていて、効果はもちろん穏やか。

とはいえ、葉の抗酸化作用は「オリーブの実の何十倍以上もある」といわれますので、期待したくなっちゃいますよね。


◆オリーブ果実油

オリーブ油を化粧品成分名で表記したもの。水分を抱え込んでくれる性質があり、私たちの肌の脂成分である「オレイン酸」が主成分。皮膚刺激も少なめです。


◆グレープフルーツ種子エキス

抗菌作用もあるエキスです。化粧品成分なので光毒性成分は除去済みのものが多くなっています。


◆アスコルビルグルコシド

アスコルビン酸(ビタミンCのこと)に糖を合成したもの。ビタミンCは酸化されやすく皮膚刺激も少しありますが、糖を合成することで安定性が出ます。



【注意点】

この化粧水は「水分も油分も足したいな」という方には使いやすいと思います。「あまり濃厚なクリームは付けたくない」という方にはぴったりかも♪(※年齢にもよりますが、肌への油分としては「これだけ」では少ないので、乳液などの併用が必要です。)


グリセリンやオリーブ油のべったり感も、ほかの成分のさっぱり使用感でそれほどでもなくなっています。


注意点としては、オリーブ油などの油脂類はアクネ菌のエサになる場合もあるので、生理前のニキビ時期は控えた方がいいかも。

また、グレープフルーツ種子エキスの抗菌性は、肌が敏感な時期に刺激を感じる場合もありますし、病中病後で肌の弱酸性バランスが崩れる時期は皮膚常在菌のバランスに影響がある可能性も。

アスコルビルグルコシドも、ビタミンCを刺激に感じる方は反応することもあるかも。


酸化亜鉛もかなり微量とはいえ配合さえているので、ひどい金属アレルギーをお持ちの方は注意して使用してみてください。


※化粧品は刺激を感じたり赤みを感じる時期は、必ず使用を中止してくださいね。



(執筆・監修 川上愛子/一般社団法人日本爪肌育成美容検定協会 代表理事)


◆オリーブマノン オリーブリーフローション(銀葉水)/日本オリーブ

通常価格:1,000円(税抜)

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