「ダイエット中だけど、スイーツはガマンできない!低カロリーなケーキがあればいいのに……」そんな、美意識だけは高い甘党ダイエッターの私。
矛盾した想いを捨てきれず低カロリースイーツを探していると、中目黒に低糖質パティスリーがあるとの情報が。しかも、店内の全てのスイーツに野菜が使われているそう。ここはダイエッターのオアシスなのでは?ということで、さっそく現場に急ぎました!
中目黒の野菜スイーツ専門店「パティスリー ポタジエ」
やってきたのはJR中目黒駅から徒歩5分のところにある『パティスリー ポタジエ』。2006年に開店した、全国でも珍しい「野菜スイーツ」専門店です。カラフルな外観が、みずみずしい野菜たちの彩りをほうふつとさせます。
「パティスリー ポタジエ」は店内に5席、テラス席に12席が設けられており、イートインも可能。季節の空気を感じながら、旬の野菜を使ったスイーツを味わうのも楽しそう。
稲田さん「もともと『パティスリー ポタジエ』のオーナーは、出身地の栃木で野菜料理を提供する『オーガニックベジカフェ・イヌイ』というレストランを営業していたんです」
稲田さん「レストランで接客をしていく中で『今以上に、野菜を通して感動や驚きを感じて欲しい』という想いが強くなり、野菜スイーツの専門店をオープンしました」
野菜とスイーツを掛け合わせた背景には、強い想いがあったのですね…!さて、野菜スイーツとは一体どんなものなのでしょうか?
おいしくてヘルシー!通年人気の野菜スイーツ3選
ショーウィンドーの中のケーキたちは、畑に並んでいる野菜の様子を再現しているそう。よく見ると、野菜がそのままの形で使用されているケーキも……。
どんな味がするのか想像がつかないケーキばかり。稲田さんに、通年を通して人気のケーキを3つご紹介いただきました!
◆グリーンショート・トマト(470円・税込)
ケーキの上にちょこんと乗っかっているのは、苺でなく、なんとフルーツトマト。さらにスポンジには、小松菜のピュレが練り込まれているのだとか。まるで、果物のような甘さのあるフルーツトマトは、生クリームとの相性もばつぐんです!
◆ラディッシュサワーヨーグルト(490円・税込)
こちらは、ラディッシュ+ヨーグルトのムースと、ハイビスカス+ピンクグレープフルーツのゼリーが二層になっているカップスイーツ。
ツルツルとした食感とさっぱりとした口当たりで、スプーンを口に運ぶ手が止まりません!スイーツを食べている罪悪感を忘れてしまうおいしさです。
◆アボカドレアチーズ(540円・税込)
レアチーズケーキの上に乗っているのは、レモンゼリーでコーティングされたアボカド。レモンゼリーの酸味がアボカドとレアチーズで中和され、まろやかな味わいです。
甘さ控えめなので、男性にもリピーターが多いのだとか。
手土産にもおすすめ!野菜を使った焼き菓子のラインナップ
店内には、野菜を使用した焼き菓子も。人気のラインナップは……。
◆ソイチョコクランチ(650円・税込み)
「1個あたり100億個の乳酸菌配合」の大豆のチョコレート。ザクザクとしたクランチの食感も楽しめて、腸内環境にもうれしいチョコレートです。
◆トマトのマドレーヌ/ニンジンのマドレーヌ(各180円・税込み)
トマトジャム、ニンジン&マンゴージャムを混ぜて焼き上げられたマドレーヌです。ハート型のかわいらしい見た目から、お持たせにセレクトされることも多いのだとか。
◆カボチャとシナモンのパウンドケーキ(220円・税込)
まろやかな甘みのあるカボチャに、シナモンのスパイスが効いたパウンドケーキ。おからも使用されているので、食物繊維が豊富なのが嬉しい!
◆紫イモチョコチップクッキー(上)・小松菜とココナッツのサブレ(下)(各220円・税込み)
クッキーは高カロリーなイメージがあるかもしれませんが、こちらの糖質はなんと1枚5g以下!紫イモ×チョコチップ、小松菜×ココナッツという、ほかであまり見ない組み合わせを楽しむことができます。
身体が喜ぶスイーツを「パティスリーポタジエ」で……
「甘いものが食べたい!でも、ちょっとでも健康的なものがいい!」そんなわがままな願望を叶えてくれる『パティスリーポタジエ』のスイーツ。ダイエット中に限らず、「珍しい手土産で友人を驚かせたい」ときにもおすすめです。
健康的でおいしいスイーツを楽しみながら、野菜の新たな可能性を感じてみてはいかが?
■詳細
パティスリー ポタジエ
場所…東京都目黒区上目黒2-44-9
営業時間…11:00〜20:00 (イートイン L.O. 19:30)
定休日…火曜
電話番号…03-6279-7753
>>公式サイトで詳細をみる(編集/ヒャクマンボルト)