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アラサーになったら入っておきたい。老後のために加入しておくべき保険って?

2018.06.08

アラサーになったら入っておきたい。老後のために加入しておくべき保険って?


皆さんは、将来のことを考えた貯蓄をしていますか? 老後は今と同じように働くのは難しいでしょうから、計画的にお金をためておくことが大切です。その方法のひとつに「保険」がありますが、いったいどれに入ればいいのでしょうか? 今回は、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんに「老後のために加入しておくべき保険」について伺いました。

取材協力・監修



畠中雅子さん


ファイナンシャルプランナー。大学時代よりフリーライターとして活動スタート。マネーライターを経て、長女を出産した翌年の1992年にファイナンシャルプランナーになる。FP資格取得後、大学院に進学。修士課程では生命保険会社の会計システムに関する研究を、博士後期課程では金融制度改革に関する研究をおこなう。現在は、新聞、雑誌、インターネットなどに多数の連載を持つ他、セミナー講師、講演、個人相談、金融機関へのアドバイザー業務、金融関連の調査業務、公的機関のアドバイザー業務などをおこなっている。


■FP畠中雅子のときどき日記

http://moneychild.cocolog-nifty.com/blog/

■詳細プロフィール

https://mycarat.jp/experts/258

治療や入院が必要になった場合も、保険に入っておけば安心

―老後のために、今のうちに入っておくべき保険ってありますか? 30歳前後の女性にぴったりな保険があれば教えてください。


畠中さん:

オリックス生命「新CURE キュア」、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「新・健康のお守り」、メットライフ生命「フレキシィS」など、コストの安い医療保険に加入するのがおすすめです。保険料が掛け捨てになるのがイヤなら、基本保障部分の保険料(=特約部分を除いた保険料)が60歳や65歳で戻ってくるタイプの保険を選ぶといいでしょう。このタイプの保険には、東京海上日動あんしん生命「メディカルKit R」やメディカル生命「メディフィットリターン」などがあります。


次に、がんの保障に関してですが、外科的手術のための入院費などは、医療保険でもカバーできます。ただし、治療期間が長期にわたりやすい抗がん剤治療やホルモン療法などには、がん保険で備えておきたいところです。たとえばチューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」は、抗がん剤治療やホルモン療法を受けた月は、一生涯、10~30万円の給付金が受け取れます。医療保険と被らない保障をリーゾナブルな負担で確保できますし、加入しておくと安心ですね。

将来的には、介護や葬儀のことも考えた保険選びもできるようになるといい

―介護が必要になった場合、どんな保険に入っておくと役立つでしょうか?


畠中さん:

まず、老後に介護が必要になった場合、生活費のほかに300~500万円の介護費用がかかることが想定されます。しかし、介護保険の加入率はかなり低いのが現実です。介護のことまで考えたくないとか、そこまでの保険料は払えないとかいろいろな事情があるのでしょう。ではどういうときに加入するパターンが多いかというと、要介護認定を受けたことがきっかけで介護保険に入りたくなる人は多いです。そして現在では、要介護2まで加入できる介護保険があります。セント・プラス少額短期保険の「ちょこっとプラス」です。


同社では、認知症にそなえる保険も扱っていますが、こちらは要介護5で加入できます。介護事業会社であるセントケアグループが経営している、少額短期保険会社です。


―介護が必要にならない自信があるという方でも、入っておくと役立つ保険はありますか?


畠中さん:

介護以上に先のことになりますが、将来的には、葬儀のことも考えて保険を選ぶのも手です。一般的な葬式代は200万円程度とされていますが、老後までに用意するのが難しいなら、保険でまかなうことを考えてもいいかもしれません。


少額短期保険会社には、葬儀保険を主力商品にしている会社が何社もありますが、その中からひとつ例を挙げると、あんしん少額短期保険「みんなのキズナ」があります。同社には『あんしん葬儀』というシステムがあって、そちらの契約をしておくと、あらかじめ葬儀の準備までできます。受け取れる保険金の範囲内で葬儀があげられる仕組みで、日本で唯一の認可を持っていて、たとえば30万円くらいの保険金の場合、一日葬(通夜を行わない葬式)や直葬も可能です。


その他、葬儀保険の保有契約高が少額短期保険業界ナンバーワンのメモリード・ライフでも、葬祭業者の紹介をおこなってくれます。


―ありがとうございました。



「まだ若いから大丈夫」「わたしは身体が丈夫だから必要ない」という人でも、100%病気にならないという保証はありません。保険に入っている場合と入っていない場合では、もしものときの負担が違いますし、不安感を軽減できます。少額でもいいので検討してみてはいかが? また、介護や葬儀に関しては、今はまだお金をかけたくない人が大半かと思いますが、こういう保険があるということを知っておけば、数年ごとに保険を見直すきっかけにもなるかもしれませんね。


※商品名等は2018年4月14日時点での情報です。


(取材・文 松本玲子)