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そってもそっても生えてくる……!口まわりの「ひげ」は脱毛できる?

2018.06.24

そってもそっても生えてくる……!口まわりの「ひげ」は脱毛できる?


女性も、男性ほどではありませんが口のまわりに「ひげ」のような濃い目の毛が生えます。定期的にそって処理している、という方も多いのではないでしょうか。でも、ついつい処理を忘れてしまうこともあるはず。もしかしたら、いっそ「脱毛」してしまったほうがラクかもしれませんね。今回は「女性のひげ脱毛」についてです。

記事監修



中村由紀 先生


皮膚科医。埼玉医科大学医学部医学科を卒業。以降、総合病院にて皮膚科医として入院外来を担当。

アロマテラピーやハーブなどの代替医療にも興味をもち、医療とのコラボレーションを目指している。2012年椿の女王。

女医+(じょいぷらす)所属。

■ひげの脱毛ってどうやるの?

美容クリニックでひげ脱毛をする場合は、「医療レーザー脱毛」を行うのが一般的です。


医療レーザー脱毛というのは、毛のメラニン色素(黒い色)だけに反応するレーザーを患部に照射する脱毛技術。照射されたレーザーは毛の黒い部分に吸収され、毛全体が熱を帯びます。その熱が周囲に広がり、毛を再生する毛母細胞を破壊します。この処置を毛の成長サイクルに合わせて繰り返し行うことで、毛を再生しにくくするのです。


医療レーザー脱毛の施術は、手や脚、またVラインなど全身脱毛にも用いられます。レーザー出力が高いため脱毛効果が高く、また少ない回数で脱毛が完了できるのもメリットです。


レーザー脱毛は肌へのダメージが比較的少ないとされていますが、肌が弱い人などは患部が赤くなったり、やけどのようにヒリヒリすることがあります。脱毛する前に、テスト照射を受けるなどして肌状態を確認しておくといいでしょう。

■光脱毛も選択のひとつ

医療レーザー脱毛は「医療行為」ですので、美容クリニックなど医療機関でしか行うことができません。そのため、エステサロンなど医療機関でない場所では、「光脱毛」と呼ばれる低出力のレーザーを当てる処置が行われます。


光脱毛は、医療レーザー脱毛と同じくメラニン色素に反応するレーザーを照射して、脱毛を行う施術です。ただし、医療レーザー脱毛よりも低い出力のレーザーなので、医療レーザー脱毛と比べて効果が緩やかで、肌へのダメージもより少ないのが特徴。ただし効果がでるまでに多くの回数を要することが多く、脱毛ではなく「減毛」といったマイルドな表記がされていたりします。


光脱毛を行うための機器は市販もされているため、購入すれば自宅でも行うことができます。

■自分で処理する場合の注意点は?

産毛のように薄い色の毛は、レーザーが反応しないため上記のようなレーザー脱毛が行えません。ですから専用のシェーバーで処理すればいいでしょう。しかしひげが濃い場合はシェーバーを使うとそり後が「青く」なってしまうことがあります。いわゆる「青ひげ」と呼ばれるもので、これは皮膚の中の濃い毛が青くみえてしまっている状態です。


また濃いひげの場合はそることで断面が大きく見えてしまい、毛穴の角質詰まりのように見えてしまうこともあります。シェーバーでそるのは手軽ですが、見た目がきれいにならない可能性があります。


そる以外では脱毛機や毛抜きを使って「抜く」という方法も挙げられます。この場合はそり跡が目立たないのですが、毛が埋没する、毛穴が広がる、皮膚炎を発症するなどのリスクがあります。脱毛クリームも、顔の皮膚には刺激が強すぎるため肌へのダメージが問題です。このように、自分で処理するのはどれも一長一短なのです。



医療レーザー脱毛は完了までのコストは決して安くはありませんが、きれいに脱毛でき自宅での自己処置を行うよりも肌トラブルを軽減できる可能性があります。ひげが濃くて悩んでいるのなら、一度専門のクリニックに相談するのもひとつの手かもしれませんね。


(中田ボンベ@dcp)