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もしもスマホがなくなったら!? 試しに5日間手放してみた

2018.07.01

もしもスマホがなくなったら!? 試しに5日間手放してみた


はじめまして、トンチキハッピー作家のキシダチカと申します。主にオリジナルイラストを描いたり、似顔絵を描いたり、アイドルの衣装を作ったり、WEBメディアでコラムを書いたりしています。よろしくお願いします!


ところで、皆さんは、日常生活に欠かせないものと言って何を思い浮かべますか? 現代社会において「スマートフォン」と答える人はきっと少なくないと思います。毎日SNSやLINEをするのは当たり前、どこに行くにも手放せず、気付けば画面を眺めているという人も多いはず。


私は18歳のときにガラケーからスマホに切り替えたのですが、朝起きたら即スマホ、ご飯を食べるときもスマホ、とうとうトイレにも持ち込む始末……。スマホでSNSや動画を眺めるだけで終わる休日なんてザラにあります。


ところが先日、4年間使っていたiPhoneの電源が急に落ちて起動できなくなる事件が発生しました。「このあと打ち合わせの予定が入っているのに! その人の連絡先も待ち合わせ場所もすべてLINEの中なのに!」と、パニック状態。この世の終わりといわんばかりに職場で大騒ぎしてしまいました(迷惑すぎる……)。


周りの人に協力してもらいスマホは生き返ったけれど、念のため電車の時間とお店の地図をプリントアウトしてこの日は事なきを得ました。



この一件があって「私、思いっきりスマホ依存症だったんだな……」と痛感しました。この小さな機械ひとつ動かなくなるだけでパニックになる人生で大丈夫……? 生涯をスマホ握り締めて終わる気か!?


そこで、「もしもスマホがなくなったら」をシミュレーションして、スマホを手放してみることにしました! ルールは下記。

1) スマホは自宅のデスクにしまっておく 

2) PCの使用は可、ただしSNSやネットサーフィンはしない

3) 緊急などやむを得ない場合、仕事の連絡はスマホでしてもいい

まずは無理のない範囲からということで、平日5日間のスマホなし生活を始めてみました。

■スマホなし生活1日目


毎朝スマホのアラーム機能を止めてから、ぼんやりした頭でTwitterを眺めるのが習慣だった私。この日は、家族に起こしてもらい、すぐに準備を始めました。いつもは、化粧中もご飯を食べている間もスマホをチラ見し、ギリギリで家を出ていたのですが、ノースマホで支度した結果、余裕を持って家を出ることができました!


しかし、ここで普段着けている腕時計の時間がずれていることに気が付きます。そういえば、スマホで正しい時間がわかるからいいや、と放置していたんだったー! たしか6分進んでいたはずなので、調整しながら駅に到着。


電車がくるまであと5分。ネットサーフィンでもするか~なんて思っても、スマホは自宅のデスクの中。何をして待てばいいの……と手持ち無沙汰になります。前に立つ人が画面をスワイプする仕草を羨望の眼差しで見ることしかできないまま、1日目が過ぎ去りました。

■スマホなし生活2日目


毎日ずるずるとネット徘徊で寝る時間を削っていたけれど、スマホがないからいつもより2時間も早く寝た結果、翌朝は目覚めパッチリ! 頭スッキリ! これが“熟睡”ってやつなのか……と感動しました。


また、いつも寝る寸前までスマホの液晶画面を見ていたせいか、慢性的な眼の疲れを感じていましたが、スマホなし生活2日目にして、早くも眼の疲れが軽くなった気がします。あと俯かなくなったので、首も楽になりました。実際はそんなに劇的な効果があるわけではないと思いますが、2日もスマホを手放しているというだけで、心身ともに変化が表れている気がする……!


時間を埋める手段だったスマホがなくなると昔買った画集を眺めたり、散歩に出かけて花が咲いていることに気付いたり、こんなものを作りたいなーとじっくり考えたりと、しばらくオフになっていた感覚が戻ってきたように感じました。

■スマホなし生活3日目


禁断症状が出始めました。ツイートしたい……! しょうもないことつぶやきたい~~~!!!!


このままでは欲求に負けてTwitterを開いてしまう……・と思い、別のことを考えるため家にある漫画を読み漁ることにしました。その日から外にも漫画を持ち歩き、待ち時間を潰すようにした結果、禁断症状を抑えることに成功。


仕事のあとは美容院へ。いつもスマホでなりたい髪形を画像検索して美容師さんに見せていたけれど、それができないのでオーダーしたい髪型を絵に描いて持っていったところ、美容師さんもイメージしやすかったようで自分にバッチリ合う髪型になりました! 今後も導入してみよう。

■スマホなし生活4日目


途中でやめていた『進撃の巨人』を読み直してドハマりし、逆に眠れなくなってしまった結果……。睡眠不足のせいか、体調を崩してしまい、病院で検査を受けることになりました。病院の待ち時間は必ずスマホを眺めていたけれど、意外とこの状況にも慣れ、ウトウトしていたらあっという間に時間が経っていました。確かスマホを持つ前もこんな感じで過ごしてたなぁ。家族から「スマホなしなんて絶対5日間も耐えられない」と言われていたけれど、もう4日目だー! 自分すごいぞ!

■スマホなし生活5日目


スマホなし生活にもだいぶ慣れてきた最終日。これまでは、毎日時間さえあればSNSなどで常に他人の言葉に接触し、比較したり些細なことで落ち込んだりしていたけれど、それらを遮断した結果、いつの間にか心が楽になっていることに気が付きました。この日はゆっくり本を読みながら猫と過ごし、無事にスマホなし生活を終了しました。

■スマホを手放してみた結果……

1)無駄に過ごす時間が減り、やりたいことを行動に移しやすくなった

2)眼精疲労が軽減されて熟睡できた

3)SNSから離れて精神的に楽になれた

実際に手放して見ると、心身ともにいい結果がありました。これからは使用頻度を下げて画面を眺める時間を他のことに充ててみようと思いました。「スマホばっかり見て首が痛いな」「最近SNS疲れを感じるな」と思ったことがある人は、ぜひ一度スマホなし生活にトライしてみてください。


(取材・文:キシダチカ 編集:ノオト)