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薄毛にまつわるウワサの真偽。タバコやカラーリング、ピルが原因になるって本当?

2018.07.04

薄毛にまつわるウワサの真偽。タバコやカラーリング、ピルが原因になるって本当?


タバコやパーマ、カラーリングは髪によくないと言われていますが、実際のところ、どのくらい髪に影響を及ぼしているのでしょうか?  発毛率90%の実績を持つ頭皮毛髪専門サロン「サイエ マンツーマン育毛塾」代表を務める毛髪診断カウンセラー、小林弘子さんに教えてもらいました。

取材協力・監修



小林弘子さん


育毛コンシェルジュ、毛髪診断カウンセラー、毛髪診断士。サイエ マンツーマン育毛 318株式会社(スリーワンエイト)代表取締役。特定非営利活動法人(NPO)サイエ式育毛コンシェルジュ協会 理事長。開業15年を迎える今では、”ハゲのカリスマ”として日本中の薄毛に悩む人から頼りにされている。


●サイエ マンツーマン育毛塾

https://www.ikumou1.com/

●詳細プロフィール

https://mycarat.jp/experts/277

◆ウワサ1:喫煙が薄毛の原因になる?

―タバコが薄毛の原因になるというのは本当ですか?


小林さん:

「タバコを吸うと薄毛になる」とは言い切れませんが、タバコを吸うと酸欠状態になるため、皮脂の分泌量が増えて男性ホルモンが活性化されるのは事実です。男性の場合、タバコを吸っていると薄毛になりやすいというデータが実際に出ていますが、それだけが薄毛の原因ではないです。たとえばタバコを吸っていても、ほかに当てはまる要因がない人なら、そこまで髪が薄くなったりはしません。

◆ウワサ2:カラーリングしすぎると薄毛になる?

―カラーリングやパーマに関してはどうでしょうか?


小林さん:

カラーリングやパーマを施すとダメージ毛となり、髪が細くなります。髪が細くなったり傷んだりすると薄く見えるので、薄毛の原因のひとつであることは確かです。


―ヘナでのカラーリングならどうですか?


小林さん:

純度の高いヘナはすごく頭皮にも髪にもいいです。しかも、本当に純度の高いヘナでの施術なら、「なにもしないまま」より、やったほうがいいです。ヘナはすごく長い歴史があって、インドでは処方箋として傷や火傷の治療薬として使用されているほどですから。


ところが、ヘナの市場は特に近年拡張してきているため、“本物”を扱っているところはきわめてわずかです。たとえば、ヘナの木の根っこを粉末にしているものもあれば若葉を原料としているものもありますが、木の根っこは、粉末にしてもキメが粗くなるんです。キメが粗いと、塗布するときに摩擦が生じるので肌トラブルの原因になります。また、現地で出荷の際、砂などを入れてかさましている製品もあります。そうなるともはやアルカリカラーと変わらないような品質になってしまいますが、“本物”を見分けるのは美容師にとっても至難の業。


そのため、最近ではヘナを扱う美容室は減っていますが、そのかわりにヘナ専門店は増えています。サイエでもヘナを使った毛染めメニューを用意していますが、エコサート認証を受けた畑から採取した若葉を原料とした、品質のよいヘナを厳選して使っています。


―インディゴで二度染めしたら頭が痛くなったという人もいるようですが、インディゴは人体に悪影響はないのでしょうか?


小林さん:

インディゴでの施術後に体調不良を起こしたのなら、インディゴの染料に入っている、インディゴ以外の成分にも反応したのでしょう。サイエでの施術も、ヘナの後にインディゴを使って二度染めしていますが、純度の高いものを使っているので、アレルギー反応などを起こすお客様はまずいません。

◆ウワサ3:ピルを服用すると薄毛になる?

―ピルが薄毛の原因になるというのは本当ですか?


小林さん:

タバコやパーマなどと同じで、確かに薄毛の「一因」とは言えますが、それだけが原因であるとは言いにくいです。逆に、ピル服用後に髪が再生されるケースもありますので、一概に悪いとは言えません。


ただ、タバコにしてもカラーやパーマにしてもそうですが、過剰に摂取したり頻繁に施術をおこなったりしている場合は改めたほうがいいです。もちろん、ストレスや食生活の乱れなど、その他の原因となりうることも同時に改善していくことが望ましいですね。


―ありがとうございました。



なにごとも「やりすぎないこと」が大切なのかもしれません。年齢を重ねても美しい髪を保てるよう、今のうちから「髪の健康」も意識しておくといいですね。


(取材・文 松本玲子)