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グルテンフリーってそもそも何?「身体にいい」といわれるのはなぜ?

2018.07.18

グルテンフリーってそもそも何?「身体にいい」といわれるのはなぜ?


海外セレブやスターも実践しているとして話題の「グルテンフリー」。なんとなく身体にいいイメージはあると思いますが、具体的にどのような効果が期待できるかをご存じでしょうか?実践するときの注意点は?今回は「グルテンフリー」について、分子栄養学や予防医療に精通している黒田愛美医師に伺いました。

取材協力・監修



黒田愛美先生


クリントジュネスbyクリントエグゼクリニック

杉山産婦人科 卵子アンチエイジング外来 ドクター

2014年11月よりクリントエグゼクリニックに勤務。食事やサプリメントなどの分子栄養学やホルモンなどの予防医療を中心とした「内面からのアプローチ」と、レーザー、ヒアルロン酸、ボトックスなどの「外からのアプローチ」の両方を手掛ける医者として活躍している。


▼黒田愛美オフィシャルブログ

http://ameblo.jp/kurodaaimi131/

▼クリントジュネスbyクリントエグゼクリニック

http://clint-jeunesse.jp/

▼詳細プロフィール

https://mycarat.jp/experts/51

■そもそも「グルテン」って何?フリーにするメリットは?

―グルテンフリーが身体にいいと聞きますが、そもそもグルテンってなんですか?


黒田先生:

グルテンとは、小麦や大麦、ライ麦などの穀物の胚乳部分から生成されるタンパク質の一種です。パンやうどん、パスタはもちろん、みそ(麦みそや豆みそ)やしょう油、ソースなどにも入っている可能性が高いです。


そのため、特に日本だと、外食も含めた食生活を完全にグルテンフリーにするのは難しいです。海外だと、グルテンフリーのメニューをそろえたレストランも多いんですけどね。


―なぜグルテンフリーは「身体にいい」といわれるのですか?


黒田先生:

グルテンは腸内環境を荒らすことがあるため、摂取量を減らすと腸内環境が整います。体内のミトコンドリア機能向上が期待できるため、「疲れやすい」「イライラしがち」「肌荒れしがち」などの不調解消につながります。


特にグルテンアレルギーがある場合は変化が表れやすいですが、そもそもアレルギーがあっても自覚症状がない人が多いので、グルテンフリー生活を実践したら、その効果に驚くこともあるはず。エイジングケアにもつながりますし、アスリートのパフォーマンスアップも期待できます。

■グルテンフリーにする際の注意点

―できる範囲でグルテンフリーに挑戦したいなら、外食ではどんなメニューを選ぶようにするといいですか?


黒田先生:

一番安心して食べられるのは和食でしょう。パンやパスタが主食の洋食だと、グルテン含有率がどうしても増えてしまいます。


しかし、和食であっても、ルーに小麦粉が入っている和風カレー、衣をつけて揚げるトンカツ、うどん、そうめんなどのメニューもあるし、調味料にもグルテンが含まれることが多いので、100%フリーはなかなか難しいでしょうね。


―自宅でグルテンフリーに挑戦する場合、どんなことに注意するといいでしょうか?


黒田先生:

前述のように、調味料にもグルテンは含まれますので注意したほうがいいですね。お酢や塩はもちろん、みそやしょう油も「グルテンフリー」の商品があるので、そういったものを選ぶと安心です。


自宅での食事にこだわるなら、玄米を取り入れるのもおすすめです。パンや麺類が好きなら、グルテンフリーのパンやライスヌードルなどをチョイスするようにするといいのではないでしょうか。


―ありがとうございました。



100%グルテンフリーにするのは難しいかもしれませんが、まずは「少し減らす」ことから意識してみてはいかがでしょうか?たとえば、麦みそではなく米みそを選んだり、洋食を減らしてみたり……。楽しみながら、健康な食生活を送るようにしましょう。


(取材・文 松本玲子)