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絶対眠らせるヘッドスパ「悟空のきもち」は本当に絶頂の睡眠が味わえるのか体験してきた

2018.07.25

絶対眠らせるヘッドスパ「悟空のきもち」は本当に絶頂の睡眠が味わえるのか体験してきた


こんにちは、ライターの西田タニシです。現代社会ってPC作業やネットの閲覧時間が長くなりがちで、頭や肩など上半身に疲労が溜まっている人が増えていると思います。かくいう筆者も1日12時間以上PCやスマホを見ているため、年中頭が重いのが悩み。

 

いいマッサージ屋さんないかな……と調べていたところ教えてもらったのが、テレビでも話題のヘッドスパ店「悟空のきもち」。独自の手技により、開始10分ほどでほとんどの人が眠りに落とされる「絶頂睡眠」が体験できるのだとか。えー、それはさすがにないでしょ……!

 

でも、「日本一予約が取れない店」という尋常じゃない人気の秘密はちょっと知りたいかも! というわけで潜入調査してきました。

■キャンセル待ちおよそ29万人の人気ヘッドスパへ


伺ったのは2018年1月にオープンした「悟空のきもち 原宿神宮店」! 京都に本店を持つ悟空のきもちは、東京、大阪合わせて全国に4店舗展開しています。



1Fの受付フロアを見るとびっくり! 原宿神宮店は「睡眠のテーマパーク」をコンセプトに、内装も遊園地のような非日常感。実際に国内のテーマパークを手がけたデザイナーさんが作っているそうです。



受付前には、何やら不思議な映像が流れるモニター画面が。「睡眠体験とは時空と重力を超越した上質な旅」、「本当の眠りとは、眠っていたかどうかさえ感じないもの」といった、SF感のあるオリジナルムービーが流れていました。まるで遊園地のアトラクションを待っているときみたい!


お店にはなかなか予約が取れずに3年待ってようやく来られる人もいるそうです。そんな方がやっと訪れることができたとき、このムービーを見ながら施術を待つ……。これはもうドキドキとわくわくが最高潮まで引き上げられること必至ですね。ちなみに2018年7月時点でのキャンセル待ち人数は、全店合計で約29万人。とてつもない人気です。


そんな多くの人が待ち望む「絶頂睡眠」ですが、私は今回お仕事で来てるし、さすがに眠ることはないでしょ……。という心持ちの業界歴10年プロライターの筆者。



その雰囲気を察知してか、気合の入った眼差しで取材に対応してくれたのは、原宿神宮店ヘッドマイスターの植草美香さん。勤務歴わずか1年半ながら、眠らせてきた人は数知れずの敏腕施術師さんです。


植草さん「絶対に眠らせてみせます!」


そんな二人のキャットファイトがいざ、始まる……!

■極上ヘッドスパは一体どんな眠りを誘うのか?


施術のフロアはB1Fと2F、そして3F。7月にできたばかりのB1Fは、「かぐや姫」をモチーフにしたフロア。月に帰るかぐや姫をイメージした和の雰囲気です。



2Fのテーマは「宇宙船」。無重力の宇宙空間をイメージしています。



3Fは「タイムマシン」。時間を飛ばすという意味を込めたのだとか。



筆者は2Fの宇宙船に案内していただきました。ふかふかのソファに座りオットマンに脚を乗せ、タオルを顔にかけて……。施述スタート!


悟空のきもちは、水やオイルを使用しないオールハンドのヘッドスパです。頭だけかと思いきや、デコルテや眉の上、頬骨あたりまで施述してくれました。目を酷使していたからか眉部分のほぐしがすごく気持ちよくて、一気にリラックスモードに。


そして頭へ。ときに強く、ときに優しく、強弱や緩急をつけたテクニックは、まさに身体を熟知したプロの技……! こんなに丁寧に後頭部をほぐされたのは初めてでした。ちょっとふわふわしてきたな……と感じていたところで、耳を引っ張る施術にびっくりして意識復活。


そこから数分経過し……。


植草さん「終わりましたよ」



15分くらい経ったかなというところで体験終了。うーん、なんだか終わってもふわふわしているかも。頭は軽くなった気がする!

■寝ないプロVS寝かせるプロ 勝敗はどちらに……!?

筆者「……というわけで残念ながら寝ませんでしたね。途中ふわふわはしていたんですけど」


おもしろくない結果になって大変申し訳ないのですが、みなさんには事実を伝えるまで。しかしそんな筆者を見て笑いを堪えているのは、取材に立ち会ってくださった悟空のきもちの広報担当者さん。


広報さん「『アトラクション睡眠』とは、ふわふわさせるというのがポイント。意識をふわふわと浮上させてからストンと眠りに落とします。自分が眠っている感覚がない人が多いので、途中でわざと起こすのですが、いかがでした?」


筆者「ふわふわしましたし、そういえば途中で覚醒しました……。でも、眠っていた感じはしなかったんです」


広報さん「1Fのムービーでも言っているのですが、『本当の眠りとは……』」



筆者「『眠っていたかどうかさえ感じないもの』!? まさか、そんなことが……」


広報さん「体感時間は15分とおっしゃっていましたけれど、施術は30分でしたよ」


筆者「えっ!」


広報さん「寝なければ1時間でも続けるつもりだったのですが、30分で終わったということは……ね(笑)。どうですか? 『時空と重力を超越した上質な旅』はできましたでしょうか?」


筆者「……まいりました」


ということで、今回は筆者の完敗! 気付かない間に時間を飛ばされていたようです。悟空のきもち、恐るべし〜!

■今、頭脳疲労の癒しと睡眠の質を求める人が増えたことが人気の秘密


筆者「なぜ、この頭専門のほぐしを始められたのでしょうか」


広報さん「疲れた人が身体を癒すほぐしの店は今までにもありましたが、これからは頭脳疲労が増える時代だと考えました。現代社会人の働き方などを見ていると、とにかく脳に疲労が溜まると思ったんです。そこで始まったのがこのヘッドスパでした」


筆者「絶頂睡眠という技術は初めからあったのですか?」


広報さん「設立当初、睡眠は関係なかったんですよ。頭をほぐしていくうちに眠る人と眠らない人が出てきて、眠った人のほうが圧倒的に満足度が高かったんです。さらに眠り方にも評価に差があり、普通に眠らせるよりも、快感から一気に眠らせるほうが良かったという報告が多く、これが今の『絶頂睡眠』になりました。スタッフは全員、この眠らせる技術を持っています」


筆者「頭のセルフチェックで、自分が疲れているかはわかりますか?」


広報さん「残念ながらいろいろな人の頭を触っているスタッフだからこそわかることで、セルフチェックではわかりづらいと思います。基本的には頭皮の筋膜の状態を見るのですが、そこが均一に柔らかいのが良い状態。この状態が良い人のほうが絶頂睡眠に落ちやすいようなので、西田さんはハッキリと眠った自覚が出なかったのかもしれませんね」



筆者「そういえば、頭がむくんでいると言われました……。またすぐに施術をお願いしたいです。予約が取りづらいということですが、ぶっちゃけ裏技はないんでしょうか?」


広報さん「頑張ってキャンセル待ちで取っていただくしかありません……。ただ、一度取れたら帰りに次回予約ができます。これなら100%予約が取れますよ。あとは自社で開発した『熟眠用たわし』というまくらがあるのですが、頭を心地良く刺激し、深く眠らせるものです。なかなか来られない人はまずこのたわしを家で体感してもらうのも良いかもしれませんね」



筆者「今さらなのですが、『悟空きもち』という店名はどういった意味なのでしょうか?」


広報さん「あれは西遊記の悟空が由来です。悟空の輪っかが外れたときの開放感をヘッドスパの気持ち良さに例えているんです」



筆者「あー! なるほど」


さまざまな仕掛けで驚かせてくれた悟空のきもち。ヘッドマイスターの方たちも生き生きとしていて、とても落ち着く空間でした。今後は海外進出の予定もあるそうですよ。これからの時代、頭を癒すことや睡眠の質を求めることは、世界中で注目されているのかもしれません。


(取材・文:西田タニシ 編集:ノオト)

【悟空のきもち】 https://goku-nokimochi.com/

【熟睡用たわし】 https://goku-nokimochi.com/tawashi.html