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セラミドの働きとは?どうやって取り入れたらいい?

2018.08.03

セラミドの働きとは?どうやって取り入れたらいい?


こんにちは。ネイリスト&爪肌育成マエストロのYasuyoです。


夏に注意しなければならないのが、「紫外線」です。


紫外線はお肌に刺激を与えることはご存じの方も多いでしょう。

外部からの刺激があると、お肌が乾燥してしまったり、かぶれてしまったりといったトラブルが起きてしまうこともしばしば。

そこで、今回は「セラミド」についてお話したいとおもいます。セラミドは、外部からの刺激をバリアする機能を持つ、肌のうるおいに欠かせない成分のひとつです。


セラミドとは?

「セラミド」とは、お肌の角層内の細胞間脂質にある脂質のことです。細胞と細胞の間をうめるセメントのようなもので、皮膚や爪の水分保持や外部刺激をバリアする役割をしています。


角層は約10層からなり、水分と脂質が重なりあってできています。これを「ラメラ構造」と言います。この配列状態が整っていれば、「ハリや弾力のある健康的な肌」であるといえるでしょう。


セラミドは、もともと体内で作られるものなのですが、その量は加齢やストレスなどによって減少してしまいます。そこで、化粧品などによってセラミドを外から補給し、肌のバリア機能を補うことが大切なのです。


セラミドの保湿効果


人間の体内から作り出されたセラミドは、保湿効果が抜群。いわば天然の美容液のようなものです。


セラミドは水に溶けにくいことから高い水分保持機能を持っており、これによって乾燥を防ぎしわやたるみを作りにくいお肌にしてくれます。


お肌は、体内にウィルスや病原体などの異物を入れないようにするバリア機能を持っています。

このバリア機能を助ける働きをしているのが「細胞間脂質」です。


細胞間脂質の主要構成成分はセラミドで、割合として50%を占めています。(細胞間脂質の構成:セラミド50%、糖セラミド5%、脂肪酸10%、コレステロール15%、コレステロールエステル10%)


セラミドが多く含まれる細胞間脂質と水分がバランスよく重なっていれば、みずみずしいお肌を保つことができます。

しかし、お肌になんらかの理由で外部刺激が加わりセラミド(細胞間脂質)が減少すると、当然バリア機能は低下してしまうのです。さらに、体内からの水分が維持できなくなり、水分が蒸発して乾燥してしまいます。


セラミドの多い食品を取る


「内面からきれい」を目指し、セラミドを含む食品を摂取してみるのもいいでしょう。

セラミドを多く含んでいる食品をいくつかあげてみます。


こんにゃく・黒豆・しらたき・米(米ぬか)・小麦(小麦胚芽)・大豆・ごぼう・わかめ・そば・コーヒー・紅茶・黒こしょう・牛乳など


どれも比較的手に入りやすく、摂取しやすい食品ですね。

これらの食品を、ほかの食品とバランスよく摂取することで美肌へ一歩近づくでしょう。

気をつけなくてはいけないのが、人間の身体は生命維持が最優先なので、これらの食品を取ったからといってすぐにセラミドが増えるわけではないということ。


日ごろからバランスの良い食事をすることが大切です。



外からセラミドを補ってみる

セラミドは4つに分類されます。

  • 天然セラミド

    動物由来のセラミド。人間と同じ動物由来のため人間の肌に浸透しやすい。抽出量が少ない。

  • 植物性セラミド

    米、大豆、こんにゃくなどから抽出される。動物由来と同じく天然セラミド。

  • ヒト型セラミド

    酵母から作り出されている。人間がもともと持っているセラミドとほぼ同じ構造で作られているので、お肌になじみやすいと言えます。

  • 科学的セラミド

    セラミドに似た物質を化学的に合成させたもの。

ここで注目したいのが、お肌になじみやすいタイプの「ヒト型セラミド」です。

ヒト型セラミドもタイプがいくつかありますが、化粧品成分に入っている代表的なものをあげてみます。

  • セラミド1

    水分保持の働きがあり、外部からの刺激を守るバリア機能を持っている

  • セラミド2

    皮膚の保湿力が強い

  • セラミド3

    水分を保持して、しわの予防

  • セラミド6Ⅱ

    セラミド3と同じ働きに加え、肌の生まれ変わりを促進する

お肌の乾燥やトラブルを感じたら、セラミドが配合されている化粧品を使って外がわから補ってあげとよいでしょう。但し、化粧品から補うセラミドは「角層(肌の表面)にうるおいを与える働きをするもの」で、肌の奥(新しい肌や細胞を生みだす部分)に影響を与えるものではありません。


まずは、化粧品成分表示をチェックしてみましょう!

セラミドは角質内で、内部からの水分の蒸発を防いだり外部からの刺激を防いだりといった重要な働きをしていることがわかります。


パッケージに「セラミド配合」と書かれていたら、

どのタイプのセラミドが配合されているのか、成分表示でチェックしてみてはいかがでしょうか。現在の自分の肌にはどのタイプのセラミドがあっているのかを考えながら化粧品選びをしてみるのも楽しいかもしれませんね。



健康なお肌を保つにはバランスの良い食事、適度な運動、良い睡眠で体の内側からきれいになることもとても重要です。忙しかったりストレスが多かったりで、お肌の調子が崩れてきてしまったかも…と感じたら、セラミド配合の化粧品で角質にうるおいを与えてみてはいかがでしょうか。



(社)日本爪肌美容検定協会講師/Yasuyo