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イライラが止まらない!対処法がわかる、「色」の持つ作用とは?

2018.08.01

イライラが止まらない!対処法がわかる、「色」の持つ作用とは?


  • つい怒ってしまい場の雰囲気を悪くする

  • イライラしてくると極端に顔や態度に出てしまう

  • イライラしやすいことで自分が一番疲れている

  • できることなら穏やかな性格に変わりたい

時間に追われて余裕がないとき、自分が思っていた結果が出なかったとき、ついイライラしてしまうことはありませんか?

そういう性格だから仕方がないと諦めてしまわずに、今回はこのイライラする感情を「自分自身が作り出している」ことに着目してみましょう。そして、「自分で作り出さないようにする」ためにできる簡単な方法を、15年以上ネイリストとしてお客様にデザインやカラーのご提案を続けてきた筆者が、カラーセラピストの観点からお伝えしたいと思います。


◇ガッカリがイライラの原因に

「どうしてやっておいてくれないの、こんなに忙しいのに。」

「あの人はまた同じ間違いをしたわ、何度も言っているのに。」


誰でもこんなことを一度は感じたり、思ったりした経験があるのではないでしょうか。

職場や学校、家庭など、イライラの原因はとても些細なことが引き金になっていたり、繰り返し起きていることへの不満だったりと、日常に転がっているものです。

「こうであったらいいな」と望んで心待ちにしていたけれど、実際には違ってしまった。

この、期待していたことへのガッカリがイライラを引き起こす原因のひとつになっているとしたら……?


◇「期待しない」よりも建設的なこととは?

物事を自分の思惑通りに変えることは容易ではないし、だからといって相手を変えることなんてもっと至難の業です。最初から期待しないこともひとつですが、自分の考え方を変えるのも有効な手段です。

今回は、「努力をせずに」「簡単に」「自然と」イライラしないように自分自身を導く方法をお伝えします。


◇すぐできる。色の持つ作用を利用する

努力をしないで簡単にできること、それは人間が持つ無意識の力を利用してあげることです。

人は視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という五感を持ちあわせていますが、視覚からの情報判断が80パーセント以上を占めるといわれています。

その視覚をうまく利用してあげる。つまり、自分の目で見た情報を直接脳に送る際に、「色」の持つ力を利用してあげるのです。


◇「気が短い」ならグリーンを視界に入れる


自分は気が短いと思う方に効果的なのが「グリーン」。グリーンには安らぎを与えたり落ち着きを取り戻したりする作用があります。日常的に手にとるスマホのケース、毎日使うお財布やキーケース、パスケースなどにグリーンのものを取り入れてみましょう。心の状態を、グリーンの持つ働きに寄り添わせてくれます。必ず通るリビングに観葉植物を置いたり、増やしたり、毎日お世話をするのもよいでしょう。



◇「ここぞ」というときには赤を身につける!


勝負パンツとして、スポーツ選手やアスリート選手が赤い下着を身につける話を聞いたことがあるかもしれません。赤は火を連想させ、感情が燃えていることの象徴となる色です。


私は自分のネイルを赤に塗るのは年に数えるほどですが、手元の赤色が視覚に入ることで気持ちが攻めの姿勢に切り替わる効果があるのを実感しています。

良い意味で普段より攻撃的になれる視覚効果を利用して、ここぞという試験の前や新たなチャレンジをするとき、自信をつけたい正念場には、欠けている気持ちを補いましょう。

ともすると、赤はイライラしてしまった時の感情を高ぶらせるように作用するかもしれません。そこで赤の補色(簡単には反対色のこと)であるグリーンを利用すれば、安らぎや落ち着きを取り戻してくれるはずです。


◇感情を自覚してから、色で感情をコントロールしよう


気が短い人にはグリーンのアイテムがおすすめだと話しましたが、すでにイライラしている場合はどうしたらいいのでしょうか?


まず、無理にイライラを抑えようとせず、「あっ!今イライラしている!!」と自覚してみましょう。それが自分を楽にするための第一歩です。そしてひと呼吸おいて、一秒でも客観的に自分を見てみましょう。「どうしてイライラしたのかな」と思い返すことも大切です。冷静になってみると、自分本位な考え方をして、イライラ感情を自らつくりあげてしまっただけかもしれません。


もしも、自分の優しさが足りなかったことに気づいたなら、愛情や優しさ、柔らかさを連想させる、コーラルピンクの服やメイクを取り入れましょう。相手に非があってどうしても怒りの感情が抑えられないときは、浄化や沈静の効果があるターコイズのアクセサリーに触れます。独りよがりな考えをしていたなら、調和をとるグリーン系の食事をとってみてください。補いたい感情と、色の持つ意味や背景を利用して、触れたり、身にまとったり、意識的に体に取り入れたりすることで、自分の気持ちが自然に傾くようになっていきます。


◇おわりに

「色を選ぶこと」は何気ない行動ですが、それは自己投影であり、そしてある時には心の状態を持っていく意識づけに利用することができます。つまり、とっても簡単に、自動的に自分をコントロールできるすべになり得るということです。制服を着るということが、あえてその「型」にはまりにいくというように。


朝起きて、顔を洗って手にとるタオル。今日着ようと何気なく手にとった服の色。今日選んだネクタイ。ひもといてみたら、今の自分の求めているもの、なりたい自分が見えてくることさえあると思います。

自分自身でなりたい自分に導く色を効果的に取り入れて、自然に「イライラしない自分」を作ってしまうのはいかがでしょうか。いつもと違う姿勢でものごとが見えるようになって、いままで気づいていなかった新しい自分や可能性を発見できるかもしれません。



【ANSEM爪肌育成マエストロ・日本ネイリスト協会本部認定講師/木下 ゆみ】