検索
女性は要注意!「冷房病」の症状と予防法

2018.08.09

女性は要注意!「冷房病」の症状と予防法


夏になると、家庭でもオフィスでもエアコンが活躍します。暑い屋外から冷房の効いた涼しい屋内に入ると、生き返ったような心地がしますよね。夏を快適に過ごすためだけだはなく、熱中症予防のためにも、日本の夏はエアコンが必須になっています。しかし、気を付けたいのは「冷房病」です。今回はこの「冷房病」について解説します。

■「冷房病」の症状は?


いわゆる「冷房病」の特徴は、体温調節機能が損なわれることと冷え性です。冷房症では、


・手足の冷え

・肩凝り

・食欲不振

・倦怠(けんたい)感

・頭痛


といった症状が現れます。これらの症状は、自律神経のバランスが崩れること(失調)によって起こると考えられます。


人間の体温調節を行っているのは自律神経です。自律神経は血管の拡張・収縮、発汗などをコントロールし、体温調節を行います。しかし、外と室内の温度差が大きくなると、自律神経の体温調節機能が急変についていけず、失調を来すのです。また、外と室内、温度差のある場所の行き来を繰り返すことで、その失調は増悪してしまいます。


さらにエアコン環境下にずっといると、快適な温度に慣れてしまい体温調節機能が働かなくなります。その状態で暑い戸外に出ると、やはり自律神経が急変についていけず、失調を来す可能性があるのです。

■女性は「冷房病」になりやすい?


冷房病になりやすいのは女性および、そもそも自律神経の乱れやすい子供・老人といわれます。


女性の場合には夏に薄着が多く、オフィスのエアコンの温度によらずスーツ姿の男性とは体感温度が違います。また、女性は男性と比べて筋肉量が少ないですね。筋肉には熱を生み出す力がありますので、女性の場合はより温度の低下がこたえるのです。「女性は寒がりが多く、男性は暑がりが多い」なんていわれるのは、この筋肉量の違いが理由のひとつです。


ですから、女性は特に冷房病に注意しなければなりません。最近では環境に配慮してエアコンの温度をそこまで下げないオフィスも多いですが、通勤電車内やランチで出掛けたお店などでも「エアコンの温度」には気を付けてください。

■「冷房病」の予防

冷房病を予防するには、温度の急変による自律神経の失調を防ぐことが肝心。ですので、以下のような点を心掛けるとよいでしょう。

  • エアコンを使う場合は、外気と室内の温度差に気を付ける

    (温度差を5度以内にするとよいと考えられています

  • 冷気が直接当たらないようにする

  • 室内が冷えすぎている場合には、ブランケットなどを使って体を冷やさないようにする


また、エアコンの効いた室内で長時間仕事をしなければならないといった場合には、冷えによって筋肉が硬くなり、血流が悪くなることもあります。血流が悪くなると、頭痛や肩凝りといった症状を誘発します。



ですので、一定時間ごとに少し運動をする・体をほぐす・歩き回ることを心がけ、血行を良くするように努めるのも冷房病予防に効果があると考えられます。




エアコンがないと過ごせない日本の夏ですが、外気と室内の温度差によって自律神経を失調し冷房病になっても困ります。今回ご紹介したように女性のほうが冷房病になりやすいので、暑い夏ですがエアコンの温度設定は控えめにしたほうがいいかもしれませんね。



ただし、外気が35度だから30度にしましょうということではありません。それで熱中症になってしまうもしれませんから、自分の過ごしやすい温度を優先しつつ、できるだけ内外の温度差がないようにするとよいでしょう。



(高橋モータース@dcp)