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日本で販売しているブランドでもトラブルの可能性?免税店でコスメを選ぶときの注意点

2018.08.13

日本で販売しているブランドでもトラブルの可能性?免税店でコスメを選ぶときの注意点


 夏休み中、海外旅行を計画している人も多いと思います。海外旅行では観光やグルメなどのお楽しみが盛りだくさんですが、免税店でのショッピングも醍醐味のひとつ。あこがれのブランドコスメをリーズナブルに買えるとあって、お土産としても人気があります。今回は、免税店でコスメを選ぶときの注意点を紹介します。



 免税店では、有名ブランドの化粧品が日本の市価の半額近い価格で売られていることもあります。空港だけでなく、機内販売でもお得になっている場合があるので見逃せません。このように、安く買えることはありがたいのですが、注意点もあります。

●日本人向けに作られていない商品もある


 日本と海外では、化粧品に求められるものが違うことがあります。肌質だけでなく、気候や水の質にも違いが見られ、その国の環境に適したコスメが作られているのが一般的です。


国内でも販売されているブランドのアイテムだからといって、処方が同じとも限りません。そのため、思うような効果を得られなかったり、肌トラブルを起こす可能性があったりすることを覚えておきましょう。


 国によって、化粧品の基準は異なります。日本では配合が許可されていない成分が入っている場合もあるので、注意が必要です。


 お目当てのブランドが決まっているなら、事前に確認するといいでしょう。たとえば、A社の化粧水を買いたいなら、そのブランドに「ハワイの免税店で売っているものと同じですか?」などと問い合わせておくと安心です。

●肌トラブルが起きたら……

 化粧品によるトラブルが起きた場合、肌に合わないだけでなく、製品そのものの質に問題がある可能性も考えられます。


 このとき、問題となるのが後者の場合。もしも乳液が分離していた、なんてことが起きたら、メーカーに交換や返品などの対応を求めることになります。しかし、海外コスメの場合はそのやり取り自体が大変です。


 国内でも扱っているブランドなら、日本の取扱店などが対応してくれることもありますが、海外で購入したものは対象外という場合もあります。泣き寝入りすることになったら、安く買っても意味がありません。

●使い方や成分がわかりにくい


 海外の免税店で売られている化粧品は、能書(効能・効果や使い方が書かれているところ)なども現地の言葉で書かれていることが多いです。英語なら辞書を片手に調べやすいものですが、アルファベット以外の文字で書かれた言語だと、調べ方すらわからないということにもなります。


 「化粧水なら、洗顔後に手やコットンで肌につければいい」といった考えで使用することもできますが、本来は乳液のあとに使うタイプかもしれません。このように、正しい使い方がわかりにくいというデメリットがあります。


 また、どのような成分が入っているかわかりにくいため、自分に合うかどうか判断するのもひと苦労。こうした手間を考えると、少しくらいの割引率ならお得とはいえないかもしれません。


 このように、いくつか考えられるデメリットはありますが、肌に合えばお得な買い物ができるということに間違いありません。免税店限定のセットがあったり、日本ではまだ発売されていないアイテムをいち早く試すことも可能。事前にこうした情報を頭に入れておきつつ、海外でのショッピングを楽しみたいですね。


(執筆・監修 元化粧品メーカ勤務・美容家 渡辺あきこ/OFFICE-SANGA)