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夏の「肌トラブル」って?汗や乾燥と上手に付き合う方法

2018.08.27

夏の「肌トラブル」って?汗や乾燥と上手に付き合う方法


夏に起こる肌トラブルといえば、日焼けなどの紫外線にまつわるものが代表的。シミを作らないようにUVケアを心がけることはもはや常識といえるでしょう。しかし、それ以外にも、肌にダメージを与える可能性が……。

健康的な肌を保つためにも、肌トラブルのパターンと適切なケアを覚えておきましょう。


●汗によるトラブル


 汗は体温調節や老廃物の排出のために必要なものですが、メイク崩れを招いたり、きちんと拭かないとかゆみを引き起こしてしまいます。とはいえ、ゴシゴシこすれば刺激を与え、色素沈着の原因になりかねません。


肌を傷めずに汗をきちんと取り去るには、タオルやコットンを水で少し湿らせると効果的です。そして、こすらずに、押さえるようにして汗を吸い取りましょう。


 汗が出たらすぐに拭きたくなりますが、体温調節ができなくなりさらに噴き出してしまうこともあります。流れるような汗は拭き取りつつ、湿る程度ならうちわなどであおいで対処することをおすすめします。


●皮脂によるトラブル

 ふだんは乾燥寄りの肌でも、夏には皮脂をたくさん分泌する、という悩みをよく聞きます。なぜこのような現象が起きるかといえば、汗をかくときに皮脂も分泌されるからです。さらに、高い気温によって脂が流出しやすくなるので、夏は皮脂の分泌量が多いと感じやすくなります。


 そのうえ、汗が蒸発するときには、肌の水分も奪ってしまいます。すると、肌の乾燥を防ぐためにまた皮脂が分泌されてしまうという悪循環に……。皮脂が多く分泌されてしまうと肌がテカり、化粧崩れが起こりますね。さらに、毛穴詰まりなどを起こしてニキビやシミなどの肌トラブルも招きます。


 このように、皮脂が多くても肌は乾燥している状態のことをインナードライといいます。インナードライを防ぐために、夏も保湿ケアをしっかりしましょう。水分を与えることはもちろん、適量の油分で補うことも忘れずに。さっぱり感を得たいからと洗いすぎないよう注意が必要です。

●乾燥による肌トラブル

 肌がベタつく季節でも、紫外線やエアコンの影響によって肌は乾燥しやすくなっています。乾燥は、シミやシワなどあらゆる肌トラブルを招く原因になるので、保湿ケア&適切な洗顔が重要です。

●毛穴の目立ち


 気温が上がるとともに、毛穴の開きが気になるようになりませんか? ポーラと日本気象協会の研究によれば、夏には毛穴を目立たせる「毛穴熱風」があり、肌老化の要因になることが確認されています。


 しかし、これだけが原因ではありません。皮脂が増える、乾燥する、強い紫外線を浴びるといった夏特有の現象も、毛穴を目立たせることにつながります。


 日中に毛穴の開きが気になったときは、乳液などでメイクオフするのが効果的。冷やしてしまうとファンデーションが毛穴に詰まってよけいに目立ってしまう「毛穴落ち」を招きやすくなります。


 夏はさまざまな肌トラブルを招きやすい季節。女性にとっては悩ましいものですが、対処法を知ることで乗り切りましょう!



(執筆・監修 元化粧品メーカー勤務・美容家 渡辺あきこ/OFFICE-SANGA)