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現代人に増えている「ペットロス」ってどんな症状?後悔しないために今できることは?

2018.08.28

現代人に増えている「ペットロス」ってどんな症状?後悔しないために今できることは?


現在「ペット」を飼っている人の多くは、ペットをわが子のように大事にしているでしょう。だからこそ、愛するペットを失ったときの喪失感は大きなもの。今回は「ペットロス」についてご紹介します。

記事監修


渡辺宏行 先生


精神科医。信州大学医学部卒業後、横浜市立大学附属市民総合医療センターを経て医療法人福和会『南横浜さくらクリニック』勤務。日本精神神経学会、日本東洋医学会、医師+(いしぷらす)所属。


▼詳細プロフィール

https://mycarat.jp/experts/181

■「ペットロス」は心身の不調を引き起こす可能性が


ペットとなるイヌやネコは私たちを癒やしてくれる存在ですが、人間よりも寿命が短いため、彼らのほうが先に死んでしまう場合が多いです。


少子高齢化の影響もあってか、ペットを家族同然に飼育する人が増えており、ペットを失ったときの悲しみはとても大きなものになります。この悲しみ、喪失感が心と体の両方に影響を及ぼすのです。


「ペットロス」とは、ペットを失ったときに現れる心身の不調を総称する言葉です。


症状としては、

  • 抑うつ状態

  • 無気力/集中力の低下

  • 不眠

が代表的なものです。いつまでも悲しみが癒えず、抑うつ状態に陥ってなかなか回復できない人もいらっしゃいます。普通は時間がたつにつれて悲しみも癒え、精神的な安定を取り戻しますが、抑うつ状態から「うつ病(診断基準では、大うつ病性障害)」になる可能性もあります。

■愛するペットを看取るのは飼い主の定め?

ペットロスは、ペットが事故に遭ったり、行方不明になったりしても起こりますが、多くは寿命によるものです。人間とペットでは生きられる時間に差があるので、人間はペットを看取る立場になることが多いです。


ペットの死は悲しいですが、天寿を全うしたペットを看取ることができるのはいいことだ、という考え方もあります。

少なくともその子たちが飼い主さんの死後、路頭に迷うようなことは起きませんからね。


同じ時間を過ごせなくなってから後悔しないよう、ペットが生きている間は精いっぱいの愛情を注いであげてください。


(高橋モータース@dcp)