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乾燥してシワ・かさつきが気になる女性にうれしい効果!「コムギ胚芽油」のパワーを知ろう

2018.08.30

乾燥してシワ・かさつきが気になる女性にうれしい効果!「コムギ胚芽油」のパワーを知ろう


「コムギ胚芽油」という言葉を初めて聞く人もいるかもしれません。ビタミンEが豊富だとされていますが、そもそもコムギ胚芽油とは何なのか、そしてビタミンEにはどんな効果があるのか知っておきたいですよね。今回は、コムギ胚芽油のことを詳しく説明します。

さらに、化粧品としてなのか、食品としてなのか…、どんなふうに取り入れたらよいのか分からない人のために、使い方についても見ていきましょう。

●コムギ胚芽油とは:小麦から抽出した貴重なオイル


コムギ胚芽油とは、ウィートジャームオイルとも呼ばれる油で、名前の通り原料は小麦です。小麦の粒についている一部を高温圧搾または、溶剤抽出によって抽出したオイルです。この粒の一部に、発芽するときに必要な栄養素を含んでいるため、栄養が豊富だとされています。

とても小さな小麦の粒のさらに一部から少量しか取れないため、1トンの小麦から取れる油の量は約100gといわれています。とても少ないですよね?

このような事情から大量生産ができないので、やや高価な油となっています。

●コムギ胚芽油の成分:ビタミンEが豊富

コムギ胚芽油は、“ビタミンE”が群を抜けて豊富なのが一番の特長です。ビタミンEが豊富なことから、ビタミンEの製剤原料になることもあります。その他ビタミンB群・マグネシウム・亜鉛などが含まれています。

●効果:酸化を防いでエイジングケアに役立つ&筋肉の働きを向上する


【化粧品として】老化防止を助ける抗酸化作用のほか、保湿効果も!

先ほど話したように、コムギ胚芽油はビタミンEが豊富。ビタミンEには“抗酸化作用”があります。

鉄が錆びたり、リンゴの切り口が茶色くなったりすることを「酸化する」と言いますが、それと同じように肌の皮脂も酸化することで、ニキビができる原因となったり、肌のハリや弾力が低下していきます。

そうならないために“抗酸化作用”がはたらき、肌の老化や不調を防いでくれます。「ビタミンE=抗酸化作用」というのは覚えておきたいポイントですね。


そのほかに、保湿効果・柔軟効果・血行促進効果により、肌の乾燥やかさつきを防ぐ効果があります。

血行促進をすることにより、皮膚細胞の酸化を防ぎながら皮膚組織を活性化させ、肌の再生力を高めてくれます。更に、血行促進効果で冷え性にも効果的です。

また、ホルモン分泌を調整してくれる効果も高く、不妊・月経不調・更年期障害の緩和にも効果があるといわれています。

女性が抱えるさまざまなトラブルに効果的だと考えられますね。



【食品として】スポーツで持久力向上、筋肉痛も和らげる?

コムギ胚芽油は、サプリメントとしても使用されています。コムギ胚芽油には“オクタコサノール”という成分が入っており、この成分は呼吸によって体内へ取り入れた酸素を筋肉に送る働きがあります。そのため、持久力や反射神経の向上、筋肉痛の緩和に効果的で、スポーツをする方にはサプリメントとして使用されています。

また、コムギ胚芽油を体の中から取り入れることで、体内の酸化を防いでくれます。なぜかというと、コムギ胚芽油の脂肪酸組成にはリノール酸がほぼ半数を占めており、それに続きオレイン酸・パルミチン酸が含まれているからです。リノール酸やオレイン酸は必須脂肪酸のひとつ。必須脂肪酸は体内では作れないため、外からの摂取が必要な成分です。化粧品と同じくビタミンEの抗酸化作用が高く、コレステロール・免疫機能の調整効果もあります。


しかしリノール酸は、べに花油や大豆油、食品でいうと牛乳やバター、チーズに含まれているため、現代の日本人は十分摂取できているといわれています。しかし、酸化しやすい性質のため新鮮であることが重要。酸化した油を取り入れるのは体にとってあまり効果的でありません。

摂取する際は“できるだけ新鮮なもの”を選ぶのがポイントです。

●アレルギーへの懸念:「小麦アレルギー」の方は特に注意

化粧品に使用される場合は、主成分のオイル(ホホバオイルなど)と一緒に配合され、コムギ胚芽油の含有量5%~10%程度になっています。そのため、安全性は高いとはいわれていますが、小麦アレルギーの方は使用を控えるようにしましょう。

●使い方・取り入れ方法:保湿ケアやマッサージに


少量しか取れない油であるということ、小麦の香りが強いということ、粘度が高くこっくりとした重たい感触であることから、化粧品などに加工される場合は基本的に主成分としてではなく、ホホバオイルやマカダミアナッツオイルなどとミックスされています。

サラッとしたホホバオイルなどと混ぜ合わせることで伸びが良くなり、ボディオイルとしてマッサージにも使用しやすくなっています。

また、シアバターやアボカドオイルなどと混ぜたものは、乾燥した唇や手荒れした手にハンドクリームとして使用することが効果的です。



抗酸化作用・保湿効果・血行促進・ホルモンバランス…。

コムギ胚芽油はどの効果をとっても、魅力的な成分だということが分かりました。

食品として取る場合は、日本人は十分摂取できていることと、新鮮さが大切なことから、積極的に取り入れるというよりは品質にこだわりたいところですね。

化粧品としては比較的取り入れやすく、肌の酸化を抑えるためにハンドクリームやボディクリーム、リップクリームなどとして使用するのがおすすめです。

手のシミやしわが気になる方、肌の乾燥が気になる方、ホルモンバランスを整えたい方、冷え性の方はぜひ、化粧品を選ぶ際には積極的に“コムギ胚芽油”、“ビタミンE配合”をチェックしてみてくださいね。


爪肌育成マエストロ/イクタジマシホ