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便利だけど注意点も?「時短メイク」のメリットとデメリット

2018.09.11

便利だけど注意点も?「時短メイク」のメリットとデメリット


 メイクをするときには、さまざまなアイテムが必要になります。それを引っ張り出してはまたしまうというステップは、意外と時間がかかるものです。そこで、使用アイテムを最小限におさえる時短メイクが人気。そのメリットとデメリットを考えていきましょう。

■時短メイクのメリット


化粧水などのスキンケアとファンデーションがひとつになったBBクリームや、1本でスキンケアが行えるオールインワンタイプのアイテムは、時短メイクには欠かせません。とても便利なものですが、デメリットもあります。


 たとえば、BBクリームにはファンデーションと比べるとカバー力が劣るものもありますし、オールインワンでは保湿力に物足りなさを感じることも。やはり、専用アイテムに比べると、機能性の面で完全とはいかない場合があります。


 こうしたオールインワン以外にも、1つのアイテムをマルチに使うことで、時間を節約するテクニックがあります。「口紅」は、その代表格といえるかもしれません。


 口紅はご存じのとおり、リップメイクを楽しむもの。これをチークやシャドウ代わりに活用するというメイク法が注目されています。


 逆に、内側から発色したように自然な仕上がりになるクリームチークを口紅として代用するという方法もあります。


 チークを買っても使い切れないことが多く、口紅で代用できれば無駄がなくて便利ですね。実際に使ってみると、たしかに健康的な発色を生み出せました。同じ口紅を唇につければ統一感があり、まとまった印象を手軽に作ることができます。


 ほかにも、チークをシャドウ代わりに使ったり、口紅をアイメイクに使ってツヤ感を出したり。

こうしたテクを覚えておくとポーチをすっきりさせることができ、旅先でも便利です。

■時短メイクの注意点

 ただし、注意しなくてはならないことがあります。たとえば、口紅は唇に使うことを想定して作られてので、ほかの部位に使うと刺激になる可能性があります。こうしたトラブルが起こっても、本来の使い方ではないので自業自得です。


 直接的な刺激がなかったとしても、落ちにくい口紅などはクレンジング剤で落としにくく、顔につけた場合はゴシゴシとこすってしまうかもしれません。そうなると肌はダメージを受けてしまいますし、色素沈着の原因になってしまいます。


使っている色素が同じだったり、現在は安全性が高い製品が多かったりするので、マルチ使いしても問題が起きないかもしれません。でも、こうしたリスクがあるということを理解したうえで、メイクを行うようにしましょう。


 また、本来の目的とは違う場所へ塗布すると、意外と使いにくかったりします。口紅はベタっとしているのでヨレやすく、化粧直しが大変になることも。塗る手間が省けたとしても、これでは本末転倒です。


 専用アイテムには見られない色合いや、いつもと違った表情を生み出せるという魅力はありますが、継続的に楽しむにはまだ不安がある……。マルチ使いの時短テクには、そのような印象があります。


 リップメイクには口紅、頬にはチーク、目元にはアイシャドウと、色を付けるにもアイテムがわかれているのは、それぞれのパーツに合わせて使いやすいように開発されているからです。もちろん、肌に与える影響も考えられているので、専用アイテムを使うのが一番です。



(執筆・監修 元化粧品メーカー勤務・美容家 渡辺あきこ/OFFICE-SANGA)