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【アイメイク沼編】その沼、湯加減どうですか?

2018.09.21

【アイメイク沼編】その沼、湯加減どうですか?


抜け出せないくらい熱狂的に何かにハマってしまった人のことをネットでは「沼」と表現されることがあります。「池」や「湖」ではなく、より透明度が低い「沼」という言葉が使われていることから、なかなかその中は見えなくて、不思議な世界。

でも誰よりもその領域に詳しい沼の住人にお話を聞くことで、参考になることがあるはず。


今回はアイメイクにハマっている女性のエピソードを私、ライターのらんらんが取材してきました。ちなみに、私は女子率17%の工業大学に通う大学院生であるが故にメイクをサボりがち…。そんな私にとってアイメイク沼は別世界でした。

一般女性のアイメイク事情は?アンケートで聞いてみた!

まずは一般的な女性のアイメイク事情を調査しました。今回アンケートに協力してくれたのは18歳〜40歳の女性46人。


現在持っているアイメイクコスメ(アイライナー・アイシャドウ・アイブロウ・マスカラなど)の個数を聞いたところ、0〜5個が過半数を超える52%という結果になりました。続いて、6〜10個が35%、11〜20個が11%、21個以上が2%でした。このアンケートでは30個のアイメイクコスメを持っている人が最多となりました。



ちなみに、私が持っているアイメイクコスメは2個で総額1,500円ほど。一般女性と比較してもアイメイク偏差値はかなり低いということが分かりました。


続いて、アイメイクをする際に工夫していることやこだわっていることを聞きました。

  • 目が小さく地味顔なので華やかになるようにアイシャドウの色使いにこだわっている(21歳/大学生)

  • インライン(アイラインで粘膜を埋めること)をしっかり入れ、マスカラは上下たっぷり塗る(32歳/会社員)

  • 涙袋を描いて、アイラインはオーバーラインにする(29歳/経営者)

  • カラコンで黒目を大きく見せている(23歳/フリーランス)

  • 奥二重をアイプチでくっきり二重にしている(20歳/大学生)

  • メイクをする前に氷で目を冷やしたり、マッサージをしてむくみをとる(21歳/大学生)

  • マツエクでまつ毛のボリューム感をしっかり出している(30歳/主婦)

一般女性のアイメイク事情を調べただけでもみなさん様々な工夫をして、少しでも美しく見えるように努力をしていることが分かり、アイメイク偏差値が低い私は非常に驚きました。

しかし、ここからが本番。いよいよアイメイクの沼へ足を踏み入れていきます。

アイメイクで心を無にする!ルーティーン系アイメイク沼


コスメに疎い私にも分かるような、丁寧なコスメレビュー記事を数多く執筆しているコスメブロガーKさん。更新ペースが早く、紹介するコスメは多岐に渡ります。そのレビュースキルの高さには同じライターとしても脱帽するばかり。特にアイメイクのレビューが多くみられたことから、「もしかしてアイメイク沼の住人なのでは!?」とお話を聞いてみました!


現在、アイメイクコスメは何個くらい持っていますか?


アイシャドウパレットが21個、単色アイシャドウが50個、アイライナーが6本、マスカラが6本なので、合計83個ですね。コスメ収納用の棚があって全部で6段あるんですけど、この半分をアイメイクコスメが占有しています。


アイメイク沼にハマったきっかけを教えてください


3年ほど前に友達にアディクションのアイシャドウをもらって、「こんなに可愛いアイシャドウがあるのか…!」と衝撃を受けたのがきっかけです。そこから雑誌を読み漁るようになり、メイク全般についての知識をどんどん仕入れました。インスタで可愛いアイメイクを見つけて真似したり、良いアイシャドウの組み合わせを発見したり、どんどんアイメイクにハマっていきました。


アイメイク沼にハマっているKさんならではのエピソードを教えてください


私は一日家から出ないという日が多いんですけど、そんな日でも必ずアイメイクをすることでしょうか。最初は単純にメイクをするのが好きだからというのと、コスメの数が多いので「消費しなきゃ…!」ということで始めたんです。

それがあるとき、アイメイクをしているときは"無"になれることに気づいたんです。塗り絵とか手芸とか無心で集中するような趣味と近いのかもしれませんね。

今ではアイメイクをしながら心も無にすることが、一日を始めるためのルーティーンになっていて、やらなきゃ気がすまないんですよね。


いま注目しているもの、今後流行しそうなアイメイクコスメをおしえてください


『NARS デュアルインテンシティー アイシャドー』です。まぶたをツヤツヤにすることができるので、ほどよい陰影をつくり、綺麗で上品なアイメイクになります。

時差を考えてコスメの情報収集!?論理派アイメイク沼


続いて、Twitterでアイシャドウを中心にコスメに関する情報を毎日ツイートし、多くのフォロワーから支持されているAさん。国内メーカーのコスメに限らず、海外コスメ情報にも相当詳しいようす。これは沼の住人の可能性大!


現在、アイメイクコスメは何個くらい持っていますか?


単色アイシャドウが45個、パレットが11個で合計56個です。これに加えて間もなく、単色アイシャドウが4つとパレットが2つ届く予定です。今回初めて数えみて自分でもちょっと驚きました。最近はかなり抑えていたほうだと思ったんですが(苦笑)。


アイメイク沼にハマったきっかけを教えてください


もともと口にコンプレックスがあり、とにかく口元の印象を薄くしたいと思っていました。一方で目が自分の顔の中でも比較的自信を持てる部位だったので、「口元ではなく、目元に注目が集まるように」とハマっていきました。


学生時代に芸術を勉強し、人物画における目の重要性を学んだことも大きいですね。「目が笑っていない」とか「変な視線を感じる」ということがあるように、目は言葉を使わずに相手に喜びや恐怖をも与えることができてしまうパーツだと思います。アイメイクはそんな目を彩ることができる唯一の方法であると感じています。


ーアイメイク沼にハマっているAさんならではのエピソードを教えてください


SNSで毎日発信している以上、情報収集がとても重要です。そこで、毎日朝と夜30分ずつアイメイクに関する情報を集める時間を作るようにしています。私はアメリカのブランドやECサイトを利用することが多いので、時差も考えるとこの時間帯に情報収集を行うと1番捗るんですよ!


SNSで情報収集専用のリストなども作ってるので、それらに一通り目を通して、気になる商品だけをスクショしたりします。くまなく情報を集めて、大体1週間にひとつ、ほしい商品が見つかる感じですね。


ただ、それだけ吟味していてもコスメの数が多くなってしまうんですよ。なので、新しいコスメが増えたら、使っていないものや使用期限がギリギリなものは容赦なく手放すようにしています。


ーいま注目していたり、今後流行しそうなアイメイクコスメをおしえてください


ロシアのブランドの『Sigil inspired』のアイシャドウピグメント(ラメのアイシャドウ)です。コスメオタク界隈では「ロシアのヤバイ粉」と呼ばれています(笑)。

筆を少し濡らして使ったり、指でそのまま塗る場合は粉飛び用のアイシャドウが必要だったりと上級者向けアイテムではあるのですが、偏光パールをつかったアイシャドウの中でもダントツでキレイです。尋常じゃないツヤが実現するにも関わらず、500円というプチプラ感!別途送料が1000円ほどかかってしまうのですが、今年1番驚いたコスメです。

ayuに憧れて、小学生からメイクを研究…デカ目沼!

最後に紹介するのは、ギャルのインスタグラマーとして活動するYさん。

小学校からメイクをし、「いかに目を大きくみせるか」を研究するほど、アイメイク沼にハマっていたそう。最終的に行き着いたのは、アイメイク沼の進化系ともいえる、整形。そんなYさんにお話を聞いてみました。



ー目を大きくしたいと思うようになったきっかけを教えください


私、ayu(浜崎あゆみ)にすっごく憧れていたんですよ。なので、ayuみたく目が大きい女性になりたいと思ってました。


メイクは小学校からしていたんですけど、どうやったら目が大きくみえるのかをとにかく研究してました!

元々二重だったんですけど、アイテープで幅を矯正したり、黒目幅が大きなカラコンしたり、つけまつげを上下で4枚つけたり。

でも、大人になってから、もっと簡単に目を大きくしようと思って、整形したんです。



ーどんな整形をしたんですか?



目は目頭切開と全切開でデカ目に、さらにグラマラスをしてタレ目に見えるようにしています! 

目の二重幅は整形でかなり広くしたんですが、時間が経過して少し元に戻ってきてしまったので、「もう少し広くしようかな~」と思っているところです。このあと、涙袋の整形もしようと思っています!

目以外だと、韓国に行ったときに鼻筋を高くしたり、ほうれい線を目立たなくしたりしています。


ー実際に整形してみてどうでしたか?


アイメイクで頑張っていたときと違い、圧倒的に「変身できた!」という感覚が強かったです。本当に浜崎あゆみさんに強く憧れていて、目を大きくしたいという感覚が強かったので、やはりアイメイクだけでは足りなかったのかもしれません。

まとめ

「心を無にする」という、アイメイクの域を超えた価値を見出したり、アメリカのサイトの更新時間を計算して、論理的にアイメイク沼活動をしていたり、憧れの人に近づくために努力をしていたりと、私の想像をはるかに超えたエピソードを聞くことができました。


今回エピソードをご紹介したみなさんは、沼にハマって抜け出せないというよりは、沼で快適にすごしている、そんな印象がありました。


一般女性のアイメイク事情と比べるとかなり差はありましたが、周りの目を気にせず、自分の好きなものに忠実に突き進んでいく姿はとてもかっこいいと思いました。

次回もお楽しみに。


(ライター/らんらん イラスト/takaki yuka 編集/ヒャクマンボルト)