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「グリコール酸」ってどんな成分?古い角質を取り除いてつるつるお肌を手に入れよう

2018.10.04

「グリコール酸」ってどんな成分?古い角質を取り除いてつるつるお肌を手に入れよう


「グリコール酸」という化粧品成分をご存知でしょうか。

「聞いたことないなぁ」という方が多いと思いますが、実は洗顔フォームやクレンジング、パック、化粧水、美容液など、私たちの身近な化粧品に使われている成分なのです。

今回はこのグリコール酸の効果や注意点を解説していきます。

1.グリコール酸とは


グリコール酸はサトウキビやブドウの実、葉に含まれている成分です。

水に溶けやすくお肌に浸透しやすいことからいらなくなった角質をやわらかくして取り除き、お肌の生まれ変わりを促進する効果があるのです。

また、毛穴に詰まった汚れを取り除く効果があるのでニキビ予防にも期待できます。

2.効能


グリコール酸が持っている「たんぱく質変性成分」には、固くなった角質をやわらかくする働きがあります。


私たちの体内はアミノ酸どうしがくっついてたんぱく質となり、お肌や髪、爪などに必要なケラチンとなって形成されています。たんぱく質変性成分がお肌のアミノ酸どうしのつながりを切ることにより、たんぱく質をやわらかくします。

これによって、固くなりごわごわした角質がはがれ、透明感のあるなめらかなお肌にしてくれるのです。

3.使い方


お肌のごわつき、ざらつきをとりのぞいてお肌をなめらかにする効果があるので、洗顔フォームやクレンジング、パック、化粧水、美容液などさまざまな化粧品に配合されています。

古くなった角質がポロポロと取れることはありませんが、使用を続けるとお肌のいらない角質が「アカ」となりはがれ落ちます。


<使用後の保湿はマスト>


グリコール酸配合の化粧品を使ったあとは保湿が大切です。

たんぱく質変性成分がお肌の持っているたんぱく質のつながりを切ることにより、古い角質が「アカ」となって剥れるのですが、それと同時にお肌表面が持つ水分どうしのつながりも切れます。30分ほどで再びつながりますが、水分どうしのつながりが切れているときに化粧水などで保水すると効果が上がり、お肌がうるおい、ぷるぷるの肌になることが期待できます。


古い角質が剥がれ落ちたお肌は化粧水がより浸透しやすくなっているので、保水をする絶好のタイミングなのです。

ただ、化粧水だけでは水分が蒸発してしまうので、化粧水のあとに乳液やクリームをつけて蓋をすることもお忘れなく。

4.使用上の注意


水分どうしのつながりはお肌の再生する力により元に戻ります。しかし、アミノ酸どうしのつながりは一度切れてしまうと元には戻りません。


グリコール酸は固くなった角質やよごれを取り除くためにアミノ酸どうしのつながりを切ってしまいます。そのため、余分な角質がなく、毛穴の汚れも気にならない肌に使うと、逆に乾燥してしまうリスクがあるので、グリコール酸配合の化粧品を長期間使用することはあまりおすすめしません。

自分のお肌の状況をみて、化粧品を使い分けることも大切です。


グリコール酸は皮膚科で行われているピーリングにも使われています。グリコール酸には濃度配合の規制があるので、お顔のピーリングは間違ったやり方をしてしまうとお肌のトラブルに発展する可能性もあります。心配な方は専門のお医者様に相談をすることをおすすめします。

5.グリコール酸が含まれている商品を手にいれるには?

ドラックストア、化粧品コーナー、オンラインショップなどで手軽に購入できます。

グリコール酸の化粧品への配合率は3.6%以下と規制されています。化粧品成分表には配合率が多い成分から順に記載されるので、中間より後ろの方に表記されている場合が多いようです。


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6.豆知識

グリコール酸がたんぱく質変性成分であることは、おわかりいただけたでしょうか?グリコール酸配合の化粧品は角質や毛穴汚れを取り除いてくれますが、むやみに使い続けたり、角質がたまっていないお肌に使ったりすると、必要な水分や脂分をも奪ってしまう恐れがあります。


この化粧品を使うとお肌がつるつるになるけど、乾燥しやすくなるな…という場合は角質を取りすぎてしまっている可能性があります。

自分のお肌が現在「どんな状態なのか?」を考えてから化粧品を選ぶことで、お肌の調子が良くなるかもしれません。

化粧品選びの参考にしてみてください。

参考文献化粧品成分オンライン

     化粧品成分用語辞典2012 中央書院

(社)日本爪肌美容検定協会講師/Yasuyo