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正しい知識でケアしよう! 気になるデリケートゾーンのにおい

2018.10.02

正しい知識でケアしよう! 気になるデリケートゾーンのにおい


あまり人には聞けないデリケートゾーンのにおいの悩み。何が正しいのかわからないままに自己流でケアをして、疑問や不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、産婦人科医の高橋怜奈先生に、巷で噂のデリケートゾンのにおいケアアイテムは本当に有効なのか、正しいケア方法や注意すべきことは何かを教えてもらいました。

取材協力

高橋怜奈先生


産婦人科医として、東方大学医療センター大橋病院・婦人科に在籍しながら、世界初の女医ボクサーとしても活躍中。ベリーダンスやバックパッカーの旅など幅広い趣味を持っています。

デリケートゾーンのにおいに悩む女性は多い

編集部:本日は、デリケートゾーンのにおい対策について色々なお話を聞かせてください。


高橋:なんでも聞いてください。


編集部:デリケートゾーンのにおいに関する相談で来院される患者さんは多いですか?


高橋:とても多いですね。においはもちろん、おりものや痒みの相談も多いです。「においをどうするか」ということよりも、においの原因となる背景を見直すことが重要だと感じています。


編集部:なるほど……! デリケートゾーンのにおいに悩む女性は多いんですね。

巷では専用のソープとウェットシートが人気

編集部:早速ですが、編集部でリサーチした巷で噂のデリケートゾーンのにおいケアアイテムについて先生のご意見を聞かせてください。今回用意したのは「持田製薬のコラージュフルフル泡石鹸」と「ソフィのデリケートウェットシート」のふたつです。



編集部:まず、持田製薬のコラージュフルフルについてはいかがでしょうか?


高橋:こちらのアイテムはとても効果的だと思います。この石鹸がおすすめできるポイントは「抗真菌成分」と「殺菌成分」が入っている点です。たとえば、かゆみの原因ともなるカンジダは繰り返しやすい病気ですが、カンジダが発症していないときからこの石鹸を使うことで、カンジダになりにくい環境を作ってくれます。また殺菌成分配合なので汗や尿、経血を洗い流すのはもちろん、それに伴う雑菌の繁殖をストップしてくれます。さらに無香料、無色素、低刺激性なので肌の弱い方にも使えます。


編集部:においの原因の予防にもなるということですね。


高橋:そうです。さらに泡タイプという点も良いですね。においや痒みが出ると、「洗い方が悪いんじゃないか」と思ってゴシゴシ洗ってしまう人も多いのですが、デリケートゾーンはその名の通りデリケートなので優しく洗うことが基本です。



高橋:膣には自浄作用といって善玉菌を蓄えて悪いものを排除する働きがあるので、ゴシゴシ洗ってしまうといい菌まで洗い流してしまいます。デリケートゾーン専用のソープは自浄作用を保ちながら清潔にしてくれます。


編集部:デリケートゾーンも体と一緒にボディーソープで洗っている女性も多いと思うのですが……。


高橋:ボディーソープで洗うくらいならシャワーのみで洗う方がいいです。顔も普通の石鹸で洗うと目の粘膜にしみてしまいますよね。それと同じで、目ほど痛みは感じなくてもデリケートゾーンも粘膜なので専用のものを使うようにしてください。


編集部:確かに、顔は専用のものを使っていますよね! 勉強になります! 続いてのアイテム、ソフィのデリケートウェットシートはどうでしょうか?



高橋:こちらの商品もおすすめできます。ノンアルコールでパラベン無配合なので、刺激物が少なくデリートゾーンにも安心して使うことができます。香料がつているものもありますが、肌の弱い人は無香料の方がいいですね。


編集部:どんなときに使えばいいのでしょうか?


高橋:外出先でさっぱりしたいとき、特に生理のときに使っていただきたいです。おりものや経血がアンダーヘアに付着して時間が経つと雑菌が繁殖してにおいも発生してしまうので。あとは、キャンプなどのアウトドアのときにも役立つと思います。トイレに流せるので、外出先のトイレでさっと使えるところもいいですね。


編集部:高橋先生のおかげで、巷で噂のケアアイテムは効果的ということが分かりました!


高橋:デリケートゾーンのにおいは、デリケートゾーンを清潔に保ち菌の繁殖を防ぐことが大切なので、石鹸とウェットシートを併用するとさらに効果的ですよ。

他にもいろんな種類のケアアイテムがある

編集部:ほかにも先生がおすすめするケアアイテムはありますか?


高橋:こちらもウェットシートですが、私がいつも使っているのはネピアのおしりセレブWETです。使用するとき、トイレットペーパーをいつものように巻き取ってその上にウェットティッシュをかぶせて拭き取ると、そのまま使うより柔らかく大きく使えるのでこの方法はおすすめです。



もうひとつ、サマーズイブのフェミニンクレンジングワイプ ノーマルスキンも個包装で清潔なうえに持ち運びもしやすく、カバンが小さいときなどは便利ですね。使うシチュエーションや生活スタイルに合わせて選ぶといいかもしれません。


編集部:ウェットシートでもいろんな種類があるんですね。


高橋:デリケートゾーンを清潔に保つという意味では、パンティライナーの使用もいいと思います。こちらも今はたくさん種類があるので、自分に合ったものを見つけてみてください。

においを気にする女性たちへ

編集部:デリケートゾーンのにおいを気にする女性たちに伝えたいことはありますか?


高橋:私たちはお人形さんではないので、多少のにおいがするのは当然のことなんです。においに悩んでいる人にはアンダーヘアの脱毛もおすすめしていますが、必要以上ににおいを気にしてしまう背景には、定期的な検診を受けていなかったり、性生活で不安になることがあったりするからだと思います。まずはその根本的な背景を取り除くのが先ですよね。闇雲に不安にならないためにも「年に一度は検診を受ける」「不安になるような性交渉はしない」ということは最低条件です。そのうえで、日常的に正しいケアを行うとより良いでしょう。もちろん、年に一度検診を受けていても気になることがあれば受診してくださいね。



高橋:中には検診に抵抗がある人もいるかもしれませんが、産婦人科医は患者さまのデリケートゾーンのにおいや汚れを気にしてはいません。もし、そういうことを気にして検診の敷居が高くなっているのであれば、本当にもったいないことなので気軽に来てほしいです。

高橋怜奈(@renatkhsh


産婦人科医。東邦大学医療センター大橋病院・婦人科在籍。世界初の女医ボクサーとして活躍中。趣味はベリーダンス、バックパッカーの旅など幅広い。女医+(じょいぷらす)所属。

(ライター/大月真衣子 カメラ/Takuma Toyonaga 編集/ヒャクマンボルト)

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(マイカラット編集部)