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健康な肌づくりには「ビタミンB」が必要不可欠。どんな食材があるの?

2018.10.18

健康な肌づくりには「ビタミンB」が必要不可欠。どんな食材があるの?


 ビタミン類は、どれも美容に役立つものばかり。そのなかでもビタミンB群は、肌を健やかに保つために欠かせないといいます。美肌作りに効果を発揮するには、どのように取り入れればいいのでしょうか。

◇ビタミンB群の効果


ビタミンB群は8種類の物質で構成されています。どれも美容にうれしい効果が期待できるものです。それぞれの特徴を知り、効率的に摂取しましょう。


・ビタミンB1

 疲労回復、皮膚や粘膜の健康維持をサポートする物質で、お疲れ肌に効果的です。豚肉やレバーなどに多く含まれます。


・ビタミンB2

 皮膚や粘膜を健やかに保ち、代謝を促す作用があります。健康的な肌や爪を作るには欠かせない物質です。卵や納豆、レバーなどに多く含まれます。


・ビタミンB6

 皮膚炎の予防や、たんぱく質の代謝に必要なビタミン。不足すると貧血を招きやすくなるので注意しましょう。ホルモンバランスを整える作用も報告されています。魚や鶏肉、バナナなどに多く含まれます。


・ビタミンB12

 貧血予防や睡眠リズムを整えるのに効果的なビタミン。脳から神経への伝達作用にも役立っています。牡蠣やレバーなどに多く含まれます。


・ナイアシン

 ニコチン酸とニコチンアミドの総称。脂質や糖質の分解、皮膚の炎症を防ぐ効果が見られます。口内炎ができたときには、ナイアシンが不足している可能性もあります。たらこやマグロなどに多く含まれます。


・パントテン酸

 ヘアケアに効果的なビタミンで、育毛サプリメントなどにも配合されています。不足すると便秘になることがあるので、気をつけたいところです。納豆や肉類、アボカドなどに多く含まれます。


・葉酸

 胎児の発育に必要なビタミン。美容面では、ターンオーバーを促進する作用が注目されています。葉物やフルーツなどに多く含まれますが、水に溶けやすく、熱だけでなく光にも弱い性質があるため、摂取不足になりがちな栄養素のひとつです。サプリメントで補うなど、工夫しましょう。


・ビオチン

 皮膚炎や抜け毛予防に効果的です。健やかな髪や肌を作るためには欠かせませんが、喫煙や不規則な生活などによって減少してしまいます。レバーや豆類などに多く含まれています。



 それぞれ美容に役立つ作用がありますが、ビタミンB群には相互作用があるので、単体ではなく総合的に摂取することを心がけましょう。サプリメントも、複数をミックスした製品が多いです。


 ビタミンB群は水溶性なので、たくさん摂取しても排出されてしまい、体内にため込むことができません。毎日の食事に取り入れるなど、意識して摂取するようにしましょう。




(執筆・監修 元化粧品メーカー勤務・美容家 渡辺あきこ/OFFICE-SANGA)