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一度セックスレスになった相手と、元のようにセックスできるようになる?

2018.10.21

一度セックスレスになった相手と、元のようにセックスできるようになる?


セックスレスの期間が長くなると、「わたしはもう一生、女として見てもらえないんだな……」「このまま誰ともセックスしないより、不倫か浮気したほうがマシ」と考え始める方は多いでしょう。もはや、パートナーとの性的関係を修復することは不可能に思えてくるものです。しかし世の中には、一度はセックスレスの間柄になったものの、またセックスできる関係になったというカップルもいます。でも、どうすればそんなことが可能なのでしょうか?セックスレス専門カウンセラーの三上かすみさんに伺いました。

取材協力・監修



三上かすみさん


セックスレス専門カウンセラー。レス解消セミナー「ヴィーナスアカデミア」や「男のトリセツ」「何でも話せる夫婦になる7つの習慣」、ランチ会なども随時開催。多くの女性に、性やセックスを楽しみ、自らの人生を輝かせるためのノウハウを伝えている。


■三上かすみblog

セックスレス専門カウンセラー直伝「女性のためのヴィーナスアカデミア」

https://ameblo.jp/mamaself-blog/


■詳細プロフィール

https://mycarat.jp/experts/268

セックスレス解消のカギは「もとに戻る」ではなく「今を見つめる」

―深刻なセックスレスでも克服は可能ですか?


三上さん:

ケースバイケースですが、自分の内面に目を向け、パートナーとのコミュニケーションを改良した結果、レスを克服する方はいらっしゃいます。


わたしが開催している「セックスレス解消レッスン・ヴィーナスアカデミア」の受講生のなかにも、セックスを拒否されたことで自殺を図り、最終的にはレスを克服した方がいます。彼女は、8年間にもわたるセックスレスの末、数十人のセフレを作り、そのなかのひとりと恋愛関係に発展しました。しかし、彼と一緒になれないことを嘆いて自殺を図ったのです。


幸いにも大事には至らず、精神科に入院した後、日常生活は取り戻しましたが、ご主人とのセックスレスは解消せず、ヴィーナスアカデミアを受講されました。


彼女はヴィーナスアカデミアでのレッスンを通じて、自分の気持ちや性的欲求、性癖、セックス観をありのままに受け入れていきました。同様に、男女の違いについて学び、パートナーとの関係を円滑にするコミュニケーションスキルを身につけ、なんとヴィーナスアカデミア卒業後3か月でご主人とのセックスレスを解消されました。


彼女に限らず、セックスレスを解消した方を見ていると「元(昔)の仲に戻る」というより、今の自分と今の相手で関係を再構築しています。つまり、元に戻るのではなく、「進化」ですね。おたがいのよい面も悪い面もさらけ出した上でセックスレスを解消するので、その感動は、交際当時や新婚時代以上です。


―セックスレスを乗り越えたことで、よりよい関係になれたのですね。


三上さん:

わたしのところにいらっしゃる女性はみなさん、「セックスレスを通じて自分を見つめ直すことができた」とおっしゃいます。単にセックスのあるなしが問題ではなく、「自己表現が苦手」「相手に合わせすぎてしまう」「そもそも愛着障害があって夫に求めすぎていた」など、自分の生き方・あり方がセックスレスの要因となっている場合がほとんどなのです。


「セックスレスで悩んだけど、カウンセリングや講座を通じて、他者と健全に関わることができる自分になれたことがなによりの収穫です」と感想をいただいています。そのうえで、「セックスレスになったからこそ、相手の話に耳を傾ける、自分の意見をしっかり述べる、違いを認めて受け入れるといった精神的な成長ができた」とみなさんおっしゃいます。


女性がオープンマインドになると、彼氏、旦那さんは心が安らぐし、自らもオープンになっていきます。これによって、何でも話せるカップル、夫婦へと「進化」していくのでしょう。


セックスレスに限らず、パートナーとの関係に問題が起きたときからが、本当の夫婦になる第一歩。育った環境も価値観も違う者同士ですから、最初はわかりあえなかったり喧嘩したりも当たり前です。「あなたが悪い」「わたしのせいでこうなった」と否定するのではなく、ふたりで新しい世界(家庭)を作っていきましょう。


―ありがとうございました。


セックスレスになったとき、「わたしたちはもう元の関係にはなれないんだ」と嘆くかわりに、「元よりもっといい関係になろう」と思えたらとてもすてき。今すぐ状況を変えるのは難しいですが、お互いに何もしなければ何も変わりません。まずは、自分の生き方・あり方を見つめ直すことで、少しずつでも新しい関係の構築に近づけたらいいですね。



(取材・文 松本玲子)