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「マウンティング女子」に要注意!特徴と対応方法とは

2018.11.06

「マウンティング女子」に要注意!特徴と対応方法とは


女子会の帰り道や職場での雑談のあと、楽しかったはずなのに「なんか疲れた」「さっきの言い方ってどういうこと?」などと不満を感じたことはありませんか?もしかしたらそれは、知らないうちにあなたがマウンティング女子のターゲットにされてしまったからかもしれません。


最近、そういった女性同士のコミュニケーションに疲弊してしまっている方が多いようです。今回はそんなマウンティング女子の被害にあっている方のために、マウンティング女子の特徴と、身近にいるマウンティング女子にはどういう対応をすればいいのかについてお伝えします。

マウンティング【mounting】とは?

サルがほかのサルの尻に乗り、交尾の姿勢をとること。霊長類に見られ、雌雄に関係なく行われる。動物社会における順序確認の行為で、一方は優位を誇示し他方は無抵抗を示して、攻撃を抑止したり社会的関係を調停したりする。馬乗り行為。(大辞林 第三版より)

“マウンティング女子”とは、マウンティングの意味する、動物が個体間で自分の優位性を示す行為になぞらえ、女性同士が容姿やファッション、仕事や出産などさまざまな場面において互いに格付けしあい、自分の優位性を誇示しようとする女性のことを呼びます。少し前にドラマで取り上げられたことで広く知られるようになり、2014年には流行語大賞にノミネートされました。

マウンティング女子の特徴


マウンティング女子を世に広めたとされる、瀧波ユカリ・犬山紙子共著の『女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態』(筑摩書房)には、マウンティング女子を7つの型に分類したものが紹介されています。


●親友型

「親友だから」という理由のもと、言いたいことを言ってくる。


●カウンセラー型

こっちが求めてないのにアドバイスしてくる。


●プロデューサー型

「あなたは○○タイプ」と決めつけ、他人の前でいじっておとしめる。


●事情通型

何でも自分のほうが知っているとアピールし、相手の情報を無下に扱う。


●自虐型

「いいなー、私なんて」という自虐から自慢に持っていく。


●無神経型(無意識型)

言ったことが相手を嫌な気持ちにするということが分からない。


●司会型

自分のペースで会話を仕切り、自慢に持っていく。


例えば、自虐型の例として既婚の女性が未婚の友人に対し、「結婚すると夫や子供の世話で、自由な時間がなくて大変。やっぱり独身が一番よ。」と愚痴をこぼす場合。このマウンティング女子は、単純に家庭生活について愚痴を言っているのではなく、結婚している自分は女性としての幸せを享受していることを未婚・独身である友人に対して暗に自慢しているのです。


司会型は、ママ友の間でのこんな会話で表れるかもしれません。「うちの夫は毎晩帰りが遅いのだけど、〇〇会社だから仕方ないのよね。」と夫が勤務する有名企業を披露している場合。これは、マウンティングが分かりやすい例かもしれませんね。明らかに夫の勤務先を自慢することが目的であると分かります。


なぜ、マウンティング女子は、このような発言で相手をおとしめるような毒を吐くのでしょうか?


そもそも人は、生物学的に競争して勝ち残りたいという本能が備わっています。さらに、女性は歴史的な背景からも男性から選ばれる立場として位置づけられることが多く、選ばれないことに対する不安が男性より強いため“選ばれない=価値がない”に結びつきやすいのです。


マウンティングは、自分の優位性を誇示すること。つまり、実はマウンティング女子は、相手を傷つけるためにマウンティングをするというよりは「自分を認めるための行動」としてマウンティングをしている可能性が高いのです。


こうしてみると、マウンティング女子はただの嫌な女というだけでなく、寂しさを抱え傷ついた女性であるという意外な側面が見えてくるのではないでしょうか。

マウンティング女子への対応


しかし、いくら寂しいからといってマウンティングされる側はたまったものではないですよね?しかも気づかないうちにターゲットにして、思いがけず傷つけてくることが多いのもマウンティング女子の特徴です。自分の身を守るためにも、身近にいるマウンティング女子の特徴を知り対策を講じましょう。


マウンティング女子は、自分を優位に立たせるためにいつもターゲットを探しています。そのため、やけに個人的なことを聞いてくる人には要注意です。思いがけずマウンティングの機会を与えてしまうかもしれません。マウンティング女子は、他者から認めてもらいたい、選ばれていたいと思っています。仕切りたがる人やいつも話の中心にいようとする人、何でも自分の話にしてしまう人は高い確率でマウンティング女子です。


あなたの身近にもいるのではないでしょうか?もし思い当たる人がいるなら、ターゲットになる前に距離を置いて余計なストレスを回避することが鉄則です。


しかし、もうターゲットになってしまっている!距離を取りたくても関わらざるを得ない!という場合もありますよね。


そのような場合には、マウンティング女子をマウンティングせずに済むよう変えていくという対応をとりましょう。何度も言いますがマウンティング女子は、本来「誰にも認めらえないと感じ、寂しい思いをして自分で自分の価値を見出せなくなっている可哀想な女性」なのです。そう捉えると、マウンティングをすることはマウンティング女子にとって「SOS」のひとつだといえるかもしれません。


もし、あなたにそのような理解の下、マウンティング女子を抱える度胸と器があるなら、ぜひマウンティング女子を寂しさから解放してあげて下さい。そのためにできるのは、マウンティング女子の良いところを見つけ日頃から褒めてみることです。この時、表現の仕方には気をつけましょう。マウンティング女子に上から目線で物を言ってしまったら、とても恐ろしいことになります。さりげなく、些細なことについて「ありがとう」「助かります」「素敵だね」など声をかけてみて下さい。認められたという感覚が持てるようになると、自分の価値を感じられることに繋がり、マウンティングの必要性がなくなってくるかもしれません。


マウンティング女子と適度な距離を置いて被害に合わずに済ませる方法もありますが、また誰かがターゲットになると考えれば、マウンティング女子を理解し受け入れ、同じ女性同士、手を取り合って生きていく方が、良い人間関係を築いていけるのではないでしょうか。



(執筆・監修 ユナイテッド・ヘルスコミュニケーション株式会社)