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敏感肌ってどんな肌のこと?おすすめの成分はあるの?

2018.11.09

敏感肌ってどんな肌のこと?おすすめの成分はあるの?


敏感肌用の化粧品によく配合されている保湿成分といえば、何が思い浮かびますか?


そもそも、敏感肌とはどんな肌のことを指しているのでしょうか。自分の肌の状態が普通肌なのか敏感肌なのかわからず、とりあえず敏感肌用を使っておこう!と思っている方も多いのではないかと思います。

今回は、「敏感肌」の特徴を説明したうえで、おすすめの成分についてもご紹介いたします。

〇敏感肌とは?


敏感肌とは、健康な肌の人が使用する化粧品で、ぶつぶつ・かゆみ・あかみ・ほてり・腫れ・痛みなどといった肌トラブルが起こる状態のことをいいます。


普段は肌トラブルが起きない方でも肌のバリア機能が低下していると敏感な状態になり、刺激の強いものに触れることで、体調に影響が出てしまいます。

その時のコンディションで「いつもの化粧品なのに刺激を感じる」ということもあるのです。


また、常に敏感肌というのは考えにくく、日常生活を送る上で周囲の人に比べてお肌が敏感になる機会が多いと、「私は敏感肌」と感じてしまうかと思います。


さらに女性はホルモンの影響を受けますので、生理前は敏感な状態になりやすいです。

・仕事や家事で疲れている

・最近ストレスを感じることが多い

・もうすぐ生理がくる

など、“肌が敏感になりやすい時を知っておく”ことで、使用する化粧品を使い分けるのが上級者なのです。


今日は、敏感肌の方には特に覚えていてほしい成分「ベタイン」についてお伝えします。

〇ベタインとは?

ベタインとは、サトウダイコン、ビートなどの植物から抽出された成分。

原材料の通り“砂糖”で作られています。甘味や旨味に変わる成分でもありますよね。

化粧品では、この成分が“しっとり感”のために使用されています。しっとり感、つまり高い保湿がベタインの特徴でもあります。


保湿成分というと、良質な成分はほかにもたくさんあります。ヒアルロン酸・BG(ブチレングリコール)・DPG(ジプロピレングリコール)・グリセリン…などはよく見たことがある成分かと思いますが、その中に紛れているのが「ベタイン」という保湿成分なのです。

そして、アミノ酸系保湿成分、アミノ酸誘導体としても使用されます。




人間の体の約20%はタンパク質でできています。

タンパク質については、分かりやすくピンポン玉を例にご説明しますね。

色とりどりのピンポン玉があるとします。

これをアミノ酸とし、その色とりどりピンポン玉(アミノ酸)を、20色集めると「タンパク質」という呼び名に変わります。


このタンパク質は、人間の体・皮膚を形成するにあたり必要不可欠な物質で、タンパク質が十分に足りていることで、健康的な肌を保つことができます。

そのため、食べ物として体内に取り入れることも、化粧品としても体外から取り入れることも、健康的な肌を作り上げるにはとても大切です。


タンパク質のもとに作られた「アミノ酸」を、人間の肌に取り入れやすくしたものを「アミノ酸誘導体」といいます。

誘導体にすることで、安全性と安定性が高くなり、アミノ酸の成分を壊さずに効率よく肌に取り入れることができるようになるのです。


では、アミノ酸を含有していることで肌にとってはどんな良いことがあるのでしょうか?

〇ベタイン、アミノ酸系保湿成分の良いところとは?

  • 保湿効果が高い

  • 安定性・安全性が高い

  • 刺激が少ない

というのが特徴です。


化粧品にベタインを使用する目的として、皮膚や毛髪への浸透性に優れていることが大きなポイントです。

浸透性に優れていることで、肌をしっかりと保湿してくれます。保湿された肌は、もっちりしっとり。それにより、肌が柔らかく柔軟になり、弾力もアップ。

柔軟性と弾力性を持ち合わせた肌は、肌をなめらかにしてくれます。

〇どういった商品に入っている?


ベタインは、安定性と安全性が高く刺激が少ないことから、敏感肌用の化粧品に配合されていることが多い成分です。

  • 保湿効果を高くアピールしている乳液や化粧水、ボディトリートメント剤

  • 洗いすぎから肌を守る洗浄用製品

  • 毛髪への浸透にも優れているので、ヘアトリートメント剤、シャンプー

などにも配合されています。

どれも、肌や毛髪を柔軟に整える目的で配合されています。

〇まとめ

ここまで読んでお気づきの通り、ベタインは、安定・安全性が高く、刺激が少ない上に、保湿力も高い!という成分。


“肌が敏感になっているな”

“肌が敏感になりやすそうだな”


そういったときは「ベタイン」の入った化粧品を使用するのも、美肌を保つポイント。


そして、肌だけでなく頭皮や毛髪の状態を知っておくのも大切です。

ストレスや長時間紫外線に当たること、たくさんの汗をかくことも頭皮が敏感になる要因のひとつです。

シャンプーなどにも使用されているのは、そういった頭皮への刺激を抑え、頭皮を守りながら洗浄するため。

一日中外にいたり、たくさん汗をかくことも敏感になりやすい要因です。


今日一日どんな刺激を受けたかな…と考えて化粧品を選べるようになると良いですね。

あまり聞き慣れない成分かもしれませんが、これを読んだ後にはつい成分表示をチェックをしてしまうはず。



最初に話したことからもわかる通り、誰もが敏感肌になる可能性をもっています。

敏感肌と上手に付き合うには、どういったときにどういった化粧品を使うのか、自分の肌が今どういった状態なのかを知ることが大切。


肌の状態に合わせて化粧品を選び、肌に必要な成分を取り入れることで、美肌に近づくことができそうですね。


【爪肌育成マエストロ/イクタジマシホ】


参考文献

・日本化粧品検定1級対策テキスト

・化粧品成分ガイド