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老化防止にかかせない栄養がたっぷり!「シーバックソーンオイル」とは

2018.11.13

老化防止にかかせない栄養がたっぷり!「シーバックソーンオイル」とは



化粧品成分としては、まだまだ知られていない「シーバックソーンオイル」。はじめて聞いた人も多いのではないでしょうか。実はこのオイル、美容に取り入れたい成分がたくさん含まれているのです。知らないなんてもったいない!

今日は、すぐにでも使いたくなる「シーバックソーンオイル」をご紹介します。

1.シーバックソーンオイルとは

シーバックソーンは、オレンジがかった赤色の小さな果実がたくさんなる植物で、日本では沙棘(サジー)とよばれています。ビタミン、ミネラル、アミノ酸など、栄養がとにかく豊富です。果実ジュース「サジージュース」としては美容や健康に興味のある女性、芸能人にも注目されています。

シーバックソーンオイルは種子だけではなく果実からも油分がとれるめずらしい植物油で、化粧品成分としては果実油がよく使われています。皮膚への浸透がとてもよく、サラッとした使い心地のオイルです。ちなみに、化粧品の成分表示には、「ヒポファエラムノデイス油」または「ウミクロウメモドキ油」という名称で書かれています。

2.効能


◆保湿・柔軟効果

シーバックソーンオイルに含まれる「パルミトレイン酸」は、ヒトの皮膚に含まれる脂肪酸という分類の油性成分なので、肌なじみがとてもよく、肌をやわらかく保つ効果が

あります。パルミトレイン酸はマカデミアナッツに多く含まれることで知られていますが、シーバックソーンオイルには、マカデミアナッツよりも高い含有率でパルミトレイン酸が含まれています。また、同じ脂肪酸のオレイン酸も含まれるため保湿力が高く、ほかの美容成分もお肌に浸透しやすくなる効果が期待できます。


◆シミ・しわ・たるみ防止

シーバックソーンオイルにはビタミンⅭが多く含まれています。ビタミンCはシミの原因となるメラニンの生成を抑え、できてしまったシミも薄くしてくれます。また、肌のハリに関わるコラーゲンを生成して保つ効果があるため、しわやたるみの防止に必須な成分なのです。


◆老化防止効果(抗酸化作用)

抗酸化作用は、体の中がさびる(老いる)原因となる活性酸素を抑える効果があります。シーバックソーンオイルには、抗酸化作用が強いといわれるβカロテン、ビタミンC、ビタミンEが多く含まれています。また、シーバックソーンオイルに含まれるミネラルの中にも、抗酸化作用があるものが存在します。βカロテンは皮膚や粘膜を保護してくれる働きもあり、シーバックソーンオイルの色はこのβカロテンの色素によるものです。ビタミンEは血行をよくし、肌ツヤやくすみ改善の効果が期待できます。


◆美髪効果

シーバックソーンオイルには多くのアミノ酸も含まれています。このアミノ酸は私たちの体だけではなく、髪の健康を保つためにも欠かせない成分です。不足すると、抜け毛や白髪の原因につながります。

3.使い方

洗顔料やクレンジングオイル、メイクアップ化粧品にも使われていますが、栄養が豊富で保湿や柔軟効果も高いので、より成分が多く含まれるマッサージオイルを日ごろのボディーケアとして使用することをおすすめします。ヘアオイルとして使うことでも美髪効果が期待できるでしょう。

高い抗酸化作用により紫外線防止が期待できるので、お出かけ前に使用するのもおすすめです。シーバックソーンオイルはやけどや日焼け、しもやけやニキビなどの炎症を抑える効果もあるので、これらの炎症が気になるという方のスキンケアとしてもお使いいただけます。


4.使用上の注意


シーバックソーンの果実油はオレンジがかった赤色です。色が濃いため、マッサージオイルとして使用する際は衣類などに色がつかないように注意しましょう。無色の植物油とブレンドして使用するのもおすすめです。果実油にはパルミチン酸も含まれていますが、パルミチン酸は皮脂腺の働きを妨げる効果もあるため、敏感肌の人は肌あれを起こす場合があります。

また、多くの栄養成分が含まれているため、そのどれかが合わない可能性もあります。使用する際は目立たないところのお肌に試してから、肌荒れなどがないことを確認して使用するようにしましょう。


品質保持のため冷暗所で保管してください。また、品質がよくないものも多く出回っているので、有機栽培であるかそうでないかは関係なく純度100%のものを使用するようにしましょう。


5.シーバックソーンオイルが含まれている商品を手に入れるには?

シーバックソーンを使った商品はたくさんあります。



〈社名〉イエロードクタージャパン


〈ブランド名〉グアマラル

〈商品名〉

・シーベリーローション

・シーベリーエッセンス

・シーベリークリーム

・シーベリーソープ

※成分名は「ヒポファエラムノデイス油」で表示されています。

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マッサージオイルで人気のヴェレダ!


〈社名〉ヴェレダジャパン

〈ブランド名〉ヴェレダ

〈商品名〉

・ヒッポファンフルーティ オイル

・ヒッポファンフルーティ ボディミルク

・ヒッポファンフルーティ ハンドクリーム

・ヒッポファンフルーティ ボディウォッシュ

※成分名は「ウミクロウメモドキ油」で表示されています。

ヴェレダ ヒッポファンフルーティ【Amazonで探す】

CMでおなじみのファンケル。


〈社名〉ファンケル

〈ブランド名〉ファンケル

〈商品名〉・BC 洗顔クリーム

※成分名は「ヒポファエラムノデイス油」で表示されています。

Amazonで購入

6.豆知識

シーバックソーンの歴史は古く、ロシア、中国、チベット、モンゴルに生育しています。年間の寒暖差が60℃以上ある過酷な環境下でも育つことのできる生命力の強い植物です。海外でしか生育されていない植物でしたが、最近では北海道でも栽培されはじめています。シーバックソーンは呼び名がたくさんあり、沙棘(サジー)以外にもシーベリーやヒッポファエ、オビルピーハなどとよばれています。地域ごとに呼び名があるということは、それだけ地域に根付いた植物であるということですね。

美容効果がたっぷりつまったシーバックソーンオイル。ぜひ週末に探しに行ってみてはいかがでしょうか。万能オイルともいえる魅力的なオイルで、日頃の疲れを癒してくださいね。


(爪肌育成マエストロ/小齋飛鳥)



【参考文献】

・料理に、美容に、植物油を自分で楽しむ 植物油の事典 / 毎日コミュニケーションズ(2011)

・おもしろくて役に立つあたらしいアロマテラピー事典 / 高橋書店 (2016)

・美容と健康のための植物オイルハンドブック / 東京堂出版 (2012)