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かさかさのお疲れ肌に最適?「ごま油」とエイジングケアの関係

2018.12.11

かさかさのお疲れ肌に最適?「ごま油」とエイジングケアの関係


私たちが料理などに使っている「ごま油」が化粧品成分としても使用されていることをご存知でしょうか。あまりピンとこないかもしれませんが、意外と多くの化粧品に配合されているのです。

今回は化粧品成分としての「ごま油」の効果について解説します。

1.ごま油とは

化粧品成分のごま油は保湿性が高いので、クリームやマッサージオイル、ヘアケア用品、メイクアップ化粧品などに多く使われています。



ごま油とはその名のとおりごまの種子から採れる油です。ごまは一年草であり、中国やインドなどの温かい気候の地域で栽培されています。

ごま油はオレイン酸、リノール酸が主成分で、セサミン、セサモールといった抗酸化作用のある成分も含まれています。なかでもセサモールは抗酸化作用が強く、安定性にも優れています。


また、化粧品成分としてのごま油は、わたしたちが食用として食べているごま油とは違います。きちんと化粧品用につくられたものが配合されています。

2.効能

・保湿効果

ごま油の構成成分であるリノール酸は、肌の表面にある脂質の主成分セラミドと同じ成分を持ち、お肌の乾燥や、気になりはじめた小じわを目立たなくするなどの年齢に応じたスキンケア効果が期待できます。

お肌がかさかさする、お肌にうるおいがほしいなど、ちょっとお疲れモードかなと思ったときのお助けアイテムです。



・抗酸化作用

リノール酸は空気中で酸化しやすいのですが、セサモールの抗酸化作用により、ごま油は比較的酸化しづらくなっています。

酸化しづらいイコール、ほかの酸化防止剤の配合が少ないというわけです。保湿効果だけでなく、酸化防止剤としての働きもしてくれるのがごま油のすごいところです。


*酸化とは、空気に触れることにより劣化がはじまること

3.使い方

ごま油配合の化粧品を使うタイミングについて説明します。

特にクリーム系の化粧品は、手洗い後や入浴後など水分が蒸発しやすいタイミングで使用することをおすすめします。水を使った30分以内に保湿を完了させることがポイントです。

顔の保湿の場合は、化粧水で充分にうるおわせてからごま油配合のクリームなどを使用すると、より保湿効果に期待ができます。


ボディ用も顔とおなじく入浴後30分以内の保湿をおすすめします。

顔にボディにと、ちょっとめんどうになってしまうかもしれませんが、保湿は洗顔、手洗い、入浴後の30分以内が一番効果的なのです。


うるうるつやつやなお肌を手に入れるためには、絶好のお手入れタイムを逃さないことが大切です。

4.使用上の注意

ごま油配合の化粧品は、脂分がお肌になじみやすく保湿効果に優れているいので、お肌表面の脂が多い方や、ニキビが気になる方の使用はおすすめできません。

脂の分泌が多いお肌に脂を加えてしまうとべたついてしまいますし、ニキビ肌でお悩みの方は余分な皮脂によって毛穴がつまり、ニキビが悪化する可能性もあります。使用はなるべく避けたほうがいいでしょう。


ごま油は抗酸化作用があるとはいっても「油」です。開封してしまうと少しずつですが酸化します。

メーカーによって異なりますが、開封後3か月~1年くらいで使い終えるといいでしょう。


古くなって酸化が進んでしまった化粧品を使い続けると、お肌のトラブルの原因となる可能性があります。

見た目も変わらなく、においも使い心地も変わらないから大丈夫と思うかもしれませんが、開封して一年以上経ってしまったものは使用をやめましょう。

使用期限についてはメーカーの取り扱い上の注意にしたがってご使用ください。

5.ごま油が入った化粧品を手に入れるには

クリーム系の化粧品は保湿効果に優れたものが多いようです。ごま油の持つ保湿力を生かして年齢化粧品としても多く使われています。

ほとんどの商品はデパートなどの店舗やドラッグストアやオンラインショップで手軽に購入できますので、ごま油が配合されている化粧品をいくつか紹介したいと思います。



○クラシエいち髪のアウトバスシリーズ。ドラッグストアなどで簡単に購入できるのも魅力的な商品です。

6種の天然オイル配合でパサつく髪がすっきりまとまり、ごま油の成分でスムーズ感もアップします。

♦クラシエ 純・和草油

40ml 

Amazonで購入

(マイカラット編集部)



○THE BODY SHOPのボリンガボディバター。デパートのショップ、オンラインショップで購入できます。

しっかり保湿してくれて、香りも楽しめるボディクリームです。

♦THE BODY SHOP モリンガ ボディバター

200ml 


Amazonで購入

(マイカラット編集部)

6.豆知識

食用としてのごま油は必須脂肪酸です。食事にごま油をとりいれるのも、ゆっくりではありますが美容効果が期待できます。

しかし、美容効果が期待できるからといって摂取のしすぎには注意が必要です。

ごま油も「油」ですので、摂取量をオーバーしてしまうと、エネルギー過剰になってしまい、肥満や体重の増加につながる可能性があります。ほどほどにとりいれるようにしましょう。



*必須脂肪酸…体内で合成されないまたは合成しづらい脂。食事から摂る必要がある脂のこと。

参考文献

化粧品成分用語辞典2012 中央書院

(社)日本爪肌美容検定協会講師/Yasuyo