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どうして「寝癖」がつくの?予防法と時短で直すテクニック

2017.07.17

どうして「寝癖」がつくの?予防法と時短で直すテクニック


朝起きて鏡を見たときにひどい寝癖が付いていると気持ちが落ち込んでしまいますし、寝癖を直すのに手間取ると遅刻の原因にもなってしまうかもしれません。


今回は、寝癖がなぜ発生するのかの原因と予防法、そして対処法を美容師の筆者が解説します。もし寝癖が付いてしまっても、ちょっとしたテクニックを使えば、時短で直すことができますよ。

■寝癖の原因とは?


髪の毛に癖がつくのは、髪の毛の中の“水素結合”によるものです。髪の流れは、乾くときに髪の中の分子が結合していくことで決まります。


そのため、寝る前に髪をしっかり乾かさなかった場合、就寝の際に枕と頭の間で髪が曲がった状態になり、そのままの形が付いて「癖」になってしまうのです。


また、たとえしっかり髪を乾かして就寝した場合でも、発汗が多い人は髪が湿り、乾いて寝癖になってしまうことも。


特にショートスタイルの方は髪が動いて折れ曲がりやすいため、寝癖も付きやすくなってしまいます。

■寝癖を予防するには?


就寝前やお風呂上りには、しっかりと髪の水分を取り、完全に乾かしておくこと!



<髪を乾かすときの注意点>

・根元から先に乾かし、そのあと中間・毛先を乾かすようにしましょう。


ダメージが多い中間・毛先は乾きやすいので、先に乾かしてしまうと根元が乾く前にオーバーブロー(乾かしすぎの状態)になってしまいます。パサつき、枝毛の原因にもなりますので、乾かす順番には気を付けましょう。


・均一に乾かすためには、髪の毛が長い場所からドライヤーをあてていくことが大切です。ただし、前髪がある方は顔に水分がかからないよう、先に前髪から乾かしたほうが良いです。



髪の長い方は、緩めに髪を結び、結んだ髪をなるべく髪が折れないように左右のどちらかに避けて寝ると、寝癖が付きにくくなります。



癖がつくことを生かして、髪を三つ編みにしてから就寝するのもおすすめです。朝に三つ編みを崩すと、髪の毛にウェーブの寝癖が付くので、そのままでもヘアスタイルが決まりますし、簡単なヘアアレンジでもよりかわいく仕上げることができます。


■寝癖を直すための時短テクニック


一度、髪の毛を濡らしてからドライヤーでまっすぐに乾かすことで、寝癖が付いてしまっている髪の内部の水素結合を解き、寝癖を取ることができます。その具体的なテクニックをご紹介いたします。


(1)スプレイヤー(霧吹き)を活用する

霧吹きを使い、寝癖のついているところだけをピンポイントで湿らせてからブローを行い、髪を真っ直ぐに整えます。そうすることで、全体を濡らして乾かすよりも早く寝癖を取ることができます。ですが、寝癖が多い場合は難しいため、下記の蒸しタオル法を使用してください。


(2)蒸しタオルを活用する

タオルを温水で濡らし、軽く絞って蒸しタオルを作ります。急いでいる場合や、再度温めなおす場合は、冷水で濡らして軽く絞ったタオルを電子レンジで1分温めるといいでしょう。


髪の毛全体を覆うように蒸しタオルを巻きつけ、5分ほどおいてから濡れ具合を確認します。癖が取れていたら、ドライヤーで乾かしましょう。癖が取れるまでは、蒸しタオルを巻いたまま朝食を食べたり、歯を磨いたりすると時短になります。


直接、髪に水を付けると濡らしすぎてしまうことがありますが、蒸しタオルならその心配はいりません。


(3)寝癖を活用してヘアセットする

やわらかなうねりのある寝癖が付いた場合は、100円玉ほどのワックスを手になじませ、もみ込むように付けていけば、ナチュラルな動きのあるヘアセットをすることができます。寝癖を取るのではなく、活かしてセットをしてみましょう。



簡単なテクニックばかりですので、一度実践してみるとすぐにカンやコツがつかめるはずです。ぜひ試してみてくださいね。寝癖に悩まされる時間が減れば余裕ができ、有意義な朝を過ごせますよ!


(平田昌義/山野美容芸術短期大学 美容師-健康検定協会-)