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抜きすぎて生えてこない…。眉毛トラブルの原因と対策

2017.08.04

抜きすぎて生えてこない…。眉毛トラブルの原因と対策


眉毛を抜いて手入れした結果、眉毛が薄くなったり、全く生えなくなったということはありませんか?これってどういう理由で生えてこなくなっているのでしょうか?放っておいても、また生えてくるもの?植毛・育毛AGAなど毛髪医療を行っている『親和クリニック』の音田正光総院長に聞いてみました!

取材協力・監修


親和クリニック 音田正光総院長


大学を卒業後、一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は約1,000例超、その後もっぱらFUE手術を行う。FUE手術の症例数は約2,000例に上る。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、Super Dense Packingによる高密度移植、女性型脱毛症の治療、フェイスリフト傷跡への毛髪移植手術、フェイスリフト後のもみあげ変形の修正術。


親和クリニックのHP

https://shinwa-clinic.jp/

■眉毛が生えなくなる原因は?

音田先生によると、眉毛が生えてこなくなってしまう原因は主に3つあり、ひとつは先ほども挙げた「抜き過ぎ」によるもの、ふたつ目が先天性、つまり生まれつき生えてこないというもの、そして3つ目がケガなどでそこだけ欠けてしまったことによるもの、とのこと。この中で特に女性に多いのは、やはり眉毛の抜き過ぎによるもので、クリニックにも同様の理由で眉毛が生えてこなくなった女性が多く来院しているそうです。


眉毛を抜くだけでなぜ生えてこなくなるのかというと、毛抜きでブチブチと毛を抜いてしまうことで毛を作る組織にダメージを与えてしまい、毛が生えなくなってしまうのです。読者の皆さんの中で、眉毛が生えてこなくなったという人は、もしかしたら眉を整えるためにハードに抜いていたのではありませんか?それが原因で毛を作る組織を傷つけてしまったのかもしれません。

■抜きすぎた眉毛を生やすことはできる?

さて、生えてこなくなった眉毛ですが、残念ながら毛根が毛を生やす力を失っているため、そのまま放置していても「生えてこない」とのこと……。育毛剤を使って眉毛をもう一度生やすという手段もないため、生やすには「植毛」するしかないそうです。


植毛する場合、どういった処置が行われるのか気になるところです。音田先生に聞いてみたところ、「後頭部から毛を作る組織を採取し、細い針で眉に穴を空けて植え込んでいく」のだそうです。これで再び眉の部分から毛が生えてくるようになります。


ただし、埋め込まれた組織は後頭部のものですから、頭の毛と同様に放っておけば長くなってしまい、こまめなカットが必要です。また、眉毛の植毛の費用は約50万円と安いものではありません。手間はかかり、費用も安くありませんが、それでも「生えてくるなら」とお願いする人が多いのだそうです。



眉毛については頭髪と違って「何もしていないのに生えてこなくなる」ことはほとんどないそうです。ですので、眉をお手入れする際も、後々のことを考えると「抜く」という行為は避けておくべきだといえます。



(中田ボンベ@dcp)