肌の露出が増える時期になると、気になるのがムダ毛の処理。電車の中にもエステやクリニック、専門サロンの脱毛キャンペーンの広告がたくさん掲示されています。世の中の女性は、実際どんなふうにムダ毛のお手入れをしているのでしょうか。


グラフ1.普段のムダ毛のお手入れは?

株式会社リビングくらしHOW研究所では、全国の女性1,094人に対し「ムダ毛処理事情」に関するアンケート調査を実施。


まずは普段のお手入れを聞いてみると、そもそも処理しないという人はわずか6.8%。29歳以下では「全部自分で処理している」人が37.0%なのに対し、30代では40.7%。その後も年齢が上がるごとにセルフケアの割合は増えていき、40代が57.3%、50代が73.0%、60代では90.9%という結果に。若い世代ほどエステや専門サロンを利用しているようです。


グラフ2.自己処理のみの人へ。エステ等での脱毛に関心はありますか?

「自己処理のみ」の人でも、エステなどでの脱毛に関心がある人の割合は年齢が若いほど高く、29歳以下では80.0%の人が興味をもっていることも分かりました。


グラフ3.エステ等で脱毛した人へ。これまでに脱毛した箇所は?

さらに、「脱毛箇所が多い」ことも若い世代の特徴。29歳以下では平均して6.1カ所の脱毛を行っているのに対し、30代は5.5カ所、40代は3.8カ所、50代以上では3.2カ所という結果になりました。すべての世代で「ワキ」「ひざ下」の脱毛に取り組む人が多いよう。


20代の女性からは「体の毛なんて必要ない」(29歳)、「お金がかからないなら全てしたい! 毛がないことほど良いことはない!」(22歳)との声があがり、脱毛への強い関心がうかがえます。


脱毛サービスを利用し始めた理由として多く挙げられるのが、「自己処理が面倒」(78.2%)という意見。「自分では完全にはきれいにならない」(55.5%)、「自己処理によるカミソリ負け、乾燥、色素沈着などが気になる」(44.9%)と続き、自分でするムダ毛処理に悩みを持つ人は全体の7割、さらに29歳以下・30代では約8割にものぼりました。


グラフ4.直近で利用したエステ等の脱毛に満足していますか?

悩める女性たちが実際に脱毛サービスに行くと、70.6%もの人が満足感を感じているようで、「費用は高かったが、処理がとても楽になった」(25歳)、「10年以上たった今も生えてこず、ノンストレス」(43歳)、「悩んでいた頃の私に早く教えてあげたい」(32歳)と喜びの声もあがっています。


ただ、不満を感じた人も14.9%いて、「キャンペーン後の実質費用が不明確」「結局は高い金額を払わなくてはならない」とう料金システムへの不信感や、「予約がとりにくい」「次の予約は3カ月先」などの不満、「行くたびに営業された」という勧誘への不快感をあげる声も多数見られました。


グラフ5.娘がエステ等で脱毛することをどう思いますか?

さらに、7歳以上の娘をもつ母親に「娘のエステ等での脱毛サービス利用に対する気持ち」を聞いたところ、脱毛サービスを利用した母親は71.4%が賛成。しかし自己処理をしている母親の賛成率は35.2%にとどまりました。


賛成する母親からは「自分が若いころに嫌な思いをしたので、娘には脱毛をプレゼントしてあげたい」(36歳)「自己処理して肌が荒れたりするよりは、プロに任せた方がいいと思う」(42歳)といった声があがっています。


数は多くないものの、「これからは体も白髪になってくるかもしれないので、誰かに介護してもらう歳になる前に、すべて処理してしまいたいです」(42歳)など、自分の今後を考えて準備する“介護脱毛”を意識する人も。今後は若い世代だけでなく、高い年齢層からも脱毛の需要が増えてくるかもしれません。

【調査概要】

調査期間:2017年6月7日~6月11日

調査方法:サンケイリビング新聞社公式サイト「リビングWeb」「シティリビングWeb」「あんふぁんWeb」でのアンケート

調査対象:全国の女性

有効回答数:1,094人(平均年齢:41.30歳)

回答者プロフィール:専業主婦31.7%/フルタイム38.5%/パート・アルバイト23.6%/そのほか6.2%/29歳以下10.1%/30代36.9%/40代33.7%/50代14.7%/60代以上4.6%/既婚70.5%/独身29.5%/子どもがいる56.3%/いない43.7%