検索
そると濃くなるって本当?ムダ毛処理で気を付けるべきこと

2017.08.14

そると濃くなるって本当?ムダ毛処理で気を付けるべきこと


皆さんは「毛をそるとさらに毛が濃くなってしまう」と、聞いたことはありませんか? なぜか昔からよく言われていることではありますが、これって本当なのでしょうか。ムダ毛を処理する場合、気を付けるべきこととは?『美容皮膚科 リゼクリニック 新宿院』の大地まさ代院長に聞いてみました!

取材協力・監修


大地まさ代院長


リゼクリニック東京新宿院 院長。日本コスメティック協会 コスメマイスター。

日本美容皮膚科学会/日本レーザー医学会/日本公衆衛生学会に所属。


美容皮膚科 リゼクリニックHP

https://www.rizeclinic.com/

■そると濃く見えるのは毛の断面のせい?

大地院長によると、「足や手のムダ毛をカミソリなどでそることで、毛がより濃くなってしまうことは一般的にありません」とのこと。つまり、まことしやかにいわれている「そると濃くなる説」は、真実ではないようです。


しかし実際にそった後に生えてくる毛は、なんとなく濃くなっている気もします。これはなぜなのかを聞いてみたところ、濃くなっているのではなく、そることで「毛の断面」が大きくなり、その大きくなった断面のまま毛が伸びることで、太く見えているだけなのだとか。毛自体は濃くなってはいませんが、太い根元の部分がそのまま毛先になってしまうので、「濃くなった」と感じるのだそうです。

■間違ったそり方は炎症や黒ずみの原因に!

ムダ毛をそっても毛は濃くならない、とのことですので、「濃くなるのではないか?」と心配している人は一安心。しかし「毛をそる」ことは、ほかにどういったリスクがあるのか気になるところです。大地院長によると、「間違ったそり方やそる頻度が多くなると、皮膚表面の角質層を傷つけたり、炎症や黒ずみの原因になります」とのこと。毛をそることは、皮膚表面から出ている部分をカットしているだけの状態のため、一度そってもまたすぐに生えてきます。そうなると、またすぐにそって処理することになりますが、短いスパンで何度もそることで、肌へのダメージも蓄積されてしまう、というわけです。

■ムダ毛をそって処理する場合に気を付けることは?

もしムダ毛をそる場合、肌のことを考えればどういったことに気を付けるべきなのでしょうか? 大地院長に、注意すべきポイントを挙げてもらいました。


1.入浴中にはそらない

入浴中など、肌が濡れた状態でそるのは避けるべき。特に体を洗った直後は、皮膚のバリア機能の役割を持つ皮脂が洗い流された状態となり、また、濡れた肌は角質が剥がれやすいため、肌への負担が大きくなってしまいます。入浴後、少し体の温度が下がってから、ワセリンなどでカミソリのすべりをよくしてそるようにしましょう。


2.カミソリを清潔に保つ

お風呂場にカミソリをそのまま置きっぱなしにしている人も多くいますが、置きっぱなしのカミソリは細菌が繁殖しやすい状態です。細菌が繁殖したカミソリでそると炎症の原因にもなります。使った後はしっかり洗って乾燥させましょう。


3.逆ぞりや深ぞりをしない

そる場合、逆ぞりや深ぞりをすると肌に必要以上にダメージを与えてしまいます。逆ぞりや深ぞりはせず、優しく毛の流れに沿って刃をすべらせます。そった後も、ワセリンなどを塗って肌を保護してください。



カミソリでそって処理することは手軽ですから、多くの人が実践していることです。ただ、その手軽さ故に、何の考えもなしに行っている人も多いでしょう。しかしそれでは炎症や黒ずみといった肌のトラブルの原因になることも。大地院長のアドバイスを参考に、お肌に優しい処理を心掛けてくださいね。

(中田ボンベ@dcp)