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肌の「キメ、ツヤ、くすみ」ってどういう意味?

2017.08.15

肌の「キメ、ツヤ、くすみ」ってどういう意味?


女性の肌に関する言葉の中で特に多く耳にするのが、「キメ」「ツヤ」「くすみ」の3つです。化粧品のCMでもよく耳にする言葉ではありますが、肌のキメ・ツヤ・くすみとは、いったいどういう意味なのでしょうか? 『東京イセアクリニック』の内田佳孝(うちだ よしたか)医師に聞いてみました!

取材協力・監修



内田佳孝医師


東京イセアクリニックドクター。帝京大学医学部卒業、帝京大学病院初期研修医。平成24年に帝京大学病院形成外科・口腔顎(こうくうがく)顔面外科入局。平成25年より東京イセアクリニック勤務。日本形成外科学会、日本美容外科学会、日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本抗加齢医学会、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会に所属。


東京イセアクリニックHP

http://www.tokyoisea.com/

■肌のキメが細かい、粗いってどういう状態なの?

まずは「肌のキメ」についてです。キメに関しては、「キメが細かい」「キメが粗い」といった細かい・粗いという表現がよくされていますね。これについて内田医師に聞いてみたところ、「そもそも肌の表面には『皮丘』と『皮溝』とよばれる小さな凹凸があり、これが規則正しく、かつ皮丘が適度に盛り上がった状態の場合になめらかに見えます。この肌がなめらかに見えている状態を『キメが細かい』と表現します」とのこと。


反対にこの凹凸が不規則になり、皮丘の盛り上がりがなくなると、毛穴が目立ったり、かさついた状態になり、なめらかさが失われます。これを「キメが粗い」というのだそうです。「肌のキメ」というのは特定の部位を指す言葉ではなく、「肌のなめらかさを表現する言葉」ということです。


また、内田医師によれば「ツヤに関してもキメと同様だと考えています」とのことです。つまり、皮丘と皮溝の凹凸が規則正しく、皮丘が適度に盛り上がっているなめらかな状態の皮膚は、キメが細かいだけでなく、肌のツヤもある、ということになりますね。

■肌のキメやツヤをよい状態で維持するには?

内田医師によると、「よい状態の肌を維持する、つまりキメを細かくするためのコツは、肌の状態を健康な状態に保つこと」だそうです。それには肌トラブルをなくすことが大切ですから、まずは「皮膚の保湿」をしっかりと行うことがポイントです。また皮脂も適度な状態で維持しないといけません。皮脂を取り除き過ぎることも肌によくないため、過剰に取り除くことも避けるべき。また、こうした日常的なスキンケアだけでは難しいことも多いため、美容クリニックでピーリングやレーザーといったサポートを受けることもポイントとなるそうです。

■「くすみ」はなぜできてしまうの?

次は「くすみ」についてです。くすみは肌の透明感が失われたりして、顔色が暗く見えてしまう状態を意味します。その原因として一般的に多いのが、紫外線によるもの。内田医師によると、「紫外線を浴びることで生成されるメラニン色素は、皮膚のターンオーバー(生まれ変わり)によって外に排出されます。しかし紫外線を過剰に浴びてメラニン色素が大量に作られると、メラニン色素が排出されずに溜まり、色素沈着を引き起こします。これがくすみとなります」とのこと。ほかにも、間違ったスキンケアや加齢によって皮膚のターンオーバーが遅くなることで、メラニン色素の排出がされずに色素が沈着し、くすみになることもあるそうです。


では、くすみを作らないためには、どういったことに気を付けるとよいのでしょうか? 内田医師によると、


1.メラニン色素を作らない

2.ターンオーバーをしっかりさせる


というふたつを意識することが重要なのだそうです。1については、日焼け止めをしっかり塗って紫外線をカットすることや、メラニン色素の生成を抑制する内服薬を使うほか、「ハイドロキノン」といった、メラニン色素の生成を抑える医療用外用薬の使用も効果的とのこと。また、2については正しいスキンケアだけでなく、クリニックでピーリングやレーザーなどの施術を受けることも重要だそうです。



「くすみのない、キメが細やかなツヤのある肌」は女性なら誰しも憧れるものですから、今回のアドバイスを参考に、よりよいお肌づくりを目指してみてください!

(中田ボンベ@dcp)