検索
いいにおいのつもりが…「香害」!?約8割が「他人のにおいが不快」です

2017.09.29

いいにおいのつもりが…「香害」!?約8割が「他人のにおいが不快」です


香りつきの柔軟剤が大流行する一方で、人工的な香りによる健康被害「香害」は社会問題として認知されつつあります。シャボン玉石けん株式会社では、20~60代の男女598人を対象に、「香りに関する意識調査」を行いました。



まず、「人工的な香りをかいで、頭痛・めまい・吐き気などの体調不良を起こしたことがありますか?」という質問には、なんと51%もの人が「ある」と回答。



しかし、この体調不良を「香害」と呼ぶことを知っている人は39%にとどまりました。



香水や柔軟剤、シャンプーなどの他人のにおいが不快に感じたことがあるという人は79%で、かなり多くの人が他人のにおいを気にしているよう。



しかし、「香りつきのもので日常的に使用しているもの」を聞いてみると、598人中367人が「柔軟剤や洗剤」、306人が「シャンプー」、179人が「制汗剤」と回答。


「特にない」人は121人しかおらず、およそ8割の人が何らかの香りつきグッズを日常的に利用していることが判明しました。



香りつきのものを日常的に使用する理由としては、「衣類に防臭・消臭効果をもたせるため」「嫌なニオイを抑えるため」がともに270人でトップ。防臭や消臭を目的として香りつきのグッズを使っている人が多いようです。以降は、「自分で香りを楽しみたいから」(175人)、「他人にいい香りと思って欲しいから」(121人)という理由が続いています。


国民生活センターに寄せられている「洗濯用洗浄剤の匂い」に関する相談件数は、2012年度以前は1桁や2桁で推移していたものが、2013年度からは一気に3桁に。2013年9月には国民生活センターが「柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供」として、相談内容をまとめたものを発表したため注目が集まり429件とジャンプアップしていますが、以降も200件前後という高水準で推移しています。



特に、5月から9月というのは洗濯用洗浄剤の匂いに関する相談が増える季節。「隣家から柔軟剤の臭いが漂いイライラ感、頭痛、吐き気がする」「職場の同僚が柔軟剤をつけていることで気分が悪くなる」「新発売の柔軟剤を試したら、目がひどくチカチカした」といった相談が国民生活センターには寄せられているようです。


今年の夏には日本消費者連盟による相談窓口「香害110番」が2日間限定で設置されたりと、ますます注目を集める香害問題。涼しくなるからといって油断せず、周囲に気を配って香りを楽しみましょう。

【調査概要】

調査方法:WEB調査

調査期間:2017年7月15日~20日

調査対象:20代から60代の男女598人