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「便秘にはヨーグルト」これってなぜ?栄養士の先生に聞いてみた!

2017.10.13

「便秘にはヨーグルト」これってなぜ?栄養士の先生に聞いてみた!


「お通じを良くするため」という理由で、毎日ヨーグルトを食べている女性も少なくないでしょう。でも、ヨーグルトはどういった仕組みでお通じの改善に効果があるのでしょうか?また、ヨーグルトを毎日の食事に取り入れる際はどういった点に注意すればいいのでしょうか?管理栄養士の窪田あい先生に聞いてみました!

取材協力・監修


窪田あい先生


管理栄養士。健康栄養支援センターの事業本部部長として、一般の方に、もっと医学や栄養学をわかりやすく伝えたいと様々な講座を企画し、講師を務める。またパーソナルカウンセリングにて、それぞれのライフスタイルにあわせた体重コントロール法でダイエットサポートも行っている。


⇒健康栄養支援センターのHP

http://hns-japan.com/

■乳酸菌が腸内環境を改善!

ヨーグルトの働きについて窪田先生に聞いてみたところ、「ヨーグルトに含まれているビフィズス菌や乳酸菌が、腸内環境を活性化させることで、腸内環境の改善につながっている」とのことでした。腸内には数多くの細菌が常在しており、その中で体に良い働きをする善玉菌と悪い影響を与える悪玉菌がいます。ビフィズス菌や乳酸菌は善玉菌に分類されており、整腸作用や蠕動運動(ぜんどううんどう:食べたものや消化したものを運ぶ動き)を活発化させる効果があります。


ヨーグルトには、こうした良い働きをする善玉菌が多く含まれており、ヨーグルトを食べると善玉菌が増え、腸内環境が改善される……という仕組みなのです。

■ヨーグルトだけ食べればOKではない!

便秘の改善など、体に良い効果を持つとされるヨーグルトですが、「便秘の原因はさまざまあり、ヨーグルトだけに頼ることはおすすめできない」と窪田先生は指摘していらっしゃいます。ヨーグルトを食べるだけでなく、水分や野菜を多く取ることも大事ですし、不規則な生活や運動不足、ストレスなどが影響していることもあります。生活を改善したり、適度な運動をすることも改善に有効です。


また20代の女性でも大腸がんといった大きな病気のリスクがあるため、便秘がひどくて改善しない場合は早めの検査を受けることも大事なことです。

■バランス良くヨーグルトを食べよう!

ヨーグルトは朝に食べる人が多くいますが、窪田先生によると、「ヨーグルトだけでは不足してしまう栄養素もあるので、それだけを食べるのではなく上手に食事の中に取り入れ栄養バランスの良い形にすることが重要」とのことです。


また、無糖のヨーグルトと加糖のヨーグルトがありますが、実はカロリーはそれほど差がないとの指摘もありました。それは、無糖のヨーグルトは、糖分が少ないが脂肪分が多い、加糖のヨーグルトは、糖分は多いが脂肪分が少ないためだそうです。糖分脂肪分どちらも少ないヨーグルトもあるので、よく表示を見て購入するようにしましょう。無糖のヨーグルトはカロリーが低いと思って、砂糖やはちみつを加えるとかえってカロリーが高くなってしまうので気をつけましょう。



ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌が腸内環境を整え、便秘の改善にも良い効果をもたらしますが、窪田先生が指摘するように、「ヨーグルトだけ」というのはNG。体の調子を整えるには、体に必要な栄養素を取り入れ、効率よく代謝させるために、運動不足や不規則な生活をしないようにしましょう!


(中田ボンベ@dcp)