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乾燥だけじゃない?唇の端が切れる原因と対策

2017.10.25

乾燥だけじゃない?唇の端が切れる原因と対策


乾燥している季節は、唇の端が切れてしまうことがありますよね。食事やあくびなど、ちょっとしたことで切れてしまうし、治ったと思ったらまた切れる……。小さな傷であったとしても、なかなかやっかいなものです。


しかし、そもそもどうして唇の端が「切れてしまう」のでしょうか?今回は唇の端が切れる原因と対策について、医師の筆者が説明します。

■唇の端が切れる原因とは?

唇の端、いわゆる“口角”が切れる原因はひとつではなく、いくつかあります。主な4つの原因を紹介します。


  • (1)食事の偏り

私たちの健康な体を作っているのは毎日の食事。もちろん、皮膚、口角も食事によって健康が保たれています。しかし、脂質の多い食事やダイエットによって食事量を制限したりすると丈夫な皮膚が作られません。特に、ビタミンB2、B6が欠乏すると口角が切れやすくなってしまうことがわかっています。


  • (2)ウイルス感染

口角にカビの一種である“カンジダ”が増殖すると、ひび割れや小さい亀裂ができてしまいます。唇をなめたり、指をしゃぶったりする癖があると、口角が常に湿った状態になり、カビが繁殖しやすい状態となってしまいます。


カンジダは常に体内にいるものですが、免疫力が下がった状態だと過剰に増殖して、皮膚に炎症を起こすため、口角を切る要因になってしまいます。


  • (3)ストレス過多

ストレスは体内からビタミンCを消耗させ、免疫力を低下させてしまいます。不眠や不規則な生活もストレスを増し、疲労につながるのですが、この「疲労」も免疫力、体力を低下させてしまう要因のひとつ。免疫力や体力が低下すると、皮膚も弱まるため、前項のカンジダやウイルスによって口角が切れる可能性もあります。


  • (4)刺激による炎症

口角は溝になっている箇所でもあるため、様々なものが留まりやすくなっています。食事をした後にソースやしょうゆなどが残ったり、クレンジングをしても口角だけ化粧が残ったり、歯磨きをした後に歯磨き粉が残ったり……。これらも皮膚が炎症を起こし、口角が切れる要因となってしまいます。

■病気の可能性はある?

唇の端が切れるのは、口角が炎症をおこした“口角炎”という病気の可能性もあります。あまりに治らないようであれば医療機関に行って治療しましょう。


また、万一、水ぶくれのようなものが唇にできていたら、それはヘルペスの可能性もあります。ヘルペスはウイルス感染によってできるものなので、触らないようにして、早めに医療機関で相談しましょう。

■どんな対策をしたらいい?

丈夫な皮膚や粘膜を作るには、レバー、うなぎ、緑黄色野菜などに多いビタミンA(β-カロテン)が必須、加えて納豆、卵に多いビタミンB2、にんにく、カツオ、豆類に多いB6が多い食事を心がけることが大切です。


また、炎症を抑える働きやストレスから身体を守る働きのあるビタミンCも意識的に取り入れていきましょう。


夜型生活になっている人は極力「朝型」にして、0時には就寝し、睡眠時間は6時間以上とるようにします。0~2時の間に質のよい睡眠ができるようにするのがおすすめです。


寝る前や歯磨き後、食事後はしっかりと口角周りに何か残っていないか確認してくださいね。残っている場合は、しっかりと洗い落とす習慣をつけていきましょう。



唇の端が切れてしまっても、ほとんどの場合は3日ほどで改善します。しかし、気になって、ついつい舌や手で触って悪化させたり、繰り返し発症させたりしてしまう方が多いです。「たかが唇が切れただけ」と放置せず、しょっちゅう切れていたり、なかなか治らなかったりする方は、早めに医療機関で診てもらい、適切な処置をするといいでしょう。


(執筆 岡村信良/医療法人小田原博信会 理事長、医学博士-健康検定協会-)

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(マイカラット編集部)