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「保湿リミット」は10分!?入浴後、肌はどれくらい乾燥するの?

2017.10.31

「保湿リミット」は10分!?入浴後、肌はどれくらい乾燥するの?


疲れをとったりリラックスしたりするだけでなく、スキンケアのためにも大切な入浴。一般財団法人「日本健康開発財団 温泉医科学研究所」は、お風呂上がりの保湿ケアについての研究を発表しました。


入浴は肌をきれいにするだけでなく、体を温めることで血行が促進されるなど、肌の代謝にも嬉しい効果があるといわれています。ただし、浴室を出たとたんに急激なスピードで肌の乾燥が始まり、入浴前よりも肌の水分量が低くなる「過乾燥」の状態に陥ってしまうことも。


今回の研究では、ボランティア女性に実際に浴槽に浸かってもらい、肌の水分量を時間経過で計測。過乾燥が何分で訪れるのか、保湿ケアを浴槽から出て何分までにするべきなのかを検証しました。



まずは、何分後までに保湿ケアをするべきか、「保湿リミット」を探るために入浴前後の皮膚水分量の変化を計測したところ、出浴10分後までは入浴前より皮膚水分量が多かったのですが、以降は入浴前と同程度まで低下してしまいました。30分後、60分後では入浴前よりも皮膚水分量が低い数値に。


皮膚水分量が保たれている「出浴10分後」が、保湿リミットであることが分かりました。



続いて、入浴中の保湿が出浴後の皮膚乾燥予防に効果があるかを検証すべく、入浴中に保湿化粧品(泡パック状製品)を使用して皮膚水分量を計測してみました。保湿化粧品を使った人は、使わなかった人に比べて出浴後の水分量が高くなっています。


使用したグループは、出浴1分後から2倍近い水分量を保ち、60分後まで入浴前の肌水分量をキープ。お風呂での保湿ケアがお風呂上がりの過乾燥予防に効果的であり、保湿リミットを延ばしてくれることが判明しました。



入浴の唯一とも言える弱点「お風呂上がりの過乾燥」は、お風呂の中での保湿ケアによって克服可能のようです。リラックスできるお風呂でも気を抜かず、肌にうれしい入浴を心がけましょう。