栄養不足にならないよう、食事に「野菜ジュース」を組み合わせる人も多いですよね。コンビニなどで手軽に手に入るので重宝します。しかし、この「市販の野菜ジュース」って、本当に栄養が取れるのでしょうか?「野菜ジュース」についての疑問を、管理栄養士の窪田あい先生に聞いてみました!

取材協力・監修


窪田あい先生


管理栄養士。健康栄養支援センターの事業本部部長として、一般の方に、もっと医学や栄養学をわかりやすく伝えたいと様々な講座を企画し、講師を務める。またパーソナルカウンセリングにて、それぞれのライフスタイルにあわせた体重コントロール法でダイエットサポートも行っている。


⇒健康栄養支援センターのHP

http://hns-japan.com/

■栄養がしっかり取れる野菜ジュースを選ぼう!

窪田先生に市販の野菜ジュースについて聞いてみたところ、「野菜から摂取できるビタミンは食事で取ることが理想」としつつも、野菜の栄養素を吸収しやすいように工夫している製品や、砂糖を加えていないもの、また無添加のジュースも多くあり、「そうした野菜ジュースならば健康に悪いものではない」とのことです。


また、野菜ジュースをチョイスする際には「しっかりと栄養表示を確認すること」も大事なのだそうです。というのも、市販の野菜ジュースの中にはビタミンが少ない場合があるのです。野菜に多く含まれている水溶性ビタミンは熱に弱いのが特徴ですが、市販の野菜ジュースは加熱処理を行っていることが多く、その場合、本来野菜に含まれているはずのビタミンが壊れて失われてしまっている可能性があります。きちんと栄養が取れるものを選ぶようにしましょう。

■飲み過ぎは糖分取り過ぎにもつながる?

ほかにも、「どれだけフルーツが含まれているかを確認することも大事」だと窪田先生は指摘します。


フルーツが多く含まれている場合は糖分も多く含まれているということです。フルーツが多い野菜ジュースは飲みやすいですから、ついつい選んでしまいがち。ですが、糖分を多く取り過ぎることは健康に良くありません。この場合も栄養表示をしっかりと確認して、糖分の多いものを避けるなどするといいでしょう。


また、どんなに糖分が少ないといっても、1日に何本も飲むと取り過ぎになってしまいます。もし市販の野菜ジュースを食事に取り入れる場合は「1日1本」を目安に飲むのが良いようです。とはいえ、糖分も大切な栄養素のひとつですから、1日の糖分の摂取量が少ない日は、野菜ジュースで糖分を補うと良いでしょう。

■自分で野菜ジュースを作るのもおすすめ!

市販のものだと、ビタミンが壊れていないか、またどれくらい糖分を取ってしまうのかなど気にすることが多くあります。ですので「自分で作ってみることもおすすめ」なのだそうです。手間は掛かりますが、自宅で作る場合は加熱処理をしないためビタミンが壊れることはありませんし、加えるフルーツも調節できます。



手軽に野菜の栄養が取れる市販の野菜ジュースですが、「あくまで補助」として考え、それだけに頼らないようにするのが重要です。栄養表示をしっかり確認し、飲み過ぎに気をつけながら、普段足りない栄養を補えるよう「上手な取り入れ方」を意識してください!

(中田ボンベ@dcp)