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整体アロマセラピストが教える。 英国式、目の疲れをケアする自家製アロマバスソルトの作り方

2017.03.30

整体アロマセラピストが教える。 英国式、目の疲れをケアする自家製アロマバスソルトの作り方


長時間、スマホやパソコンの画面を見ていると、目がしょぼつく、乾く、チカチカする、痛むなど、目の疲れが気になります。


「アロマセラピーの本場のイギリスでは、目のストレス対策として、アロマを使ったアイケア法が取り入れられています」と話すのは、イギリスで心身の調和を軸とするホリスティックアロマセラピーを勉強し、アロマインストラクターおよび総合整体健康指導師などの資格を持つ石原圭さん。


そこで石原さんに、アロマの知識を持たない人でも簡単にできる、「イギリスで手軽に行われているアロマバスソルトの作り方と使用法」を教えてもらいましょう。

取材協力・監修

石原圭氏


整体アロマセラピスト。総合整体健康指導師。英国バッチ財団登録プラクティショナー。(公社)日本アロマ環境協会・認定アロマテラピーインストラクター。同アドバイザー。同認定スクール主宰。「箕面アロマ整体院」(大阪府箕面市)院長。「あかり・りらっくす~(アロマ&整体&お花のセラピー)」(鹿児島県奄美市)店長。


箕面アロマ整体院

あかり・りらっくす~

■アロマの湯気と自然塩で、保湿、発汗作用も

石原さんはまず、「アロマセラピーと精油の選び方」について、こうレクチャーします。


「アロマセラピーは、香りを活用する療法です。植物から抽出した100%のピュアエッセンシャルオイルである精油の香りのパワーは、心身のトラブルを改善し、健康や美容に役立てられます。


アロマセラピーの基本は、精油を選ぶことから始まります。たとえば、サプリメントでも体調や原因、目的によって選ぶように、精油も、その働きや役割を理解しておくとよいでしょう。


ただし、精油は薬ではなく、病気を治療するためのものではありません。ですから、化学的な作用だけでなく、『自分の好みと感覚』を意識して選ぶ方法もあります。さまざまな香りを試して、『今の状態に適している』と感じるものを選び取ると、それが自分の目的に合っていることがよくあります」


次に、目の疲れをケアする方法について、石原さんは次のように提案します。


「自然塩に精油を加えて作るバスソルトをおすすめします。バスタブに精油を入れると、蒸気に含まれた芳香成分を呼吸器から取り入れることができます。アロマを含む湯気は、目の周囲をはじめ、顔全体の保湿に有効です。また、自然塩の働きで発汗作用も望めます」

■目のストレスを癒す精油・ベスト5

ではここで、石原さんに、「目の疲れに良いと言われる精油」を5つ選んでいただきました。

  • 1.オレンジスイート(ミカン科)……加温作用、血行促進、浄化作用、リラックス作用など。

  • 2.カモミールローマン(キク科)……安心感アップ、イライラ予防、抗アレルギー作用、鎮静作用など。

  • 3.サイプレス(ヒノキ科)……解毒作用、強壮作用、リフレッシュ作用など。

  • 4.ゼラニウム(フウロソウ科)……気分高揚、抗炎症作用、バランス調整作用、むくみ改善など。

  • 5.ネロリ(ミカン科)……気力アップ、緊張緩和、ストレスケア、皮膚軟化作用など。

■「自家製 目の疲れケア・アロマバスソルト」の実践法

続いて、「アロマバスソルトの作り方」を石原さんに教えてもらいましょう。

用意するもの

・自然塩……50g

・上記から選んだ好みの精油……約8~10滴


作り方

(1)自然塩を洗面器やガラスの器などに入れます。


(2)(1)に精油を1滴ずつ、手などに直接触れないように気を付けながら加えます。「自家製 目の疲れケア・アロマバスソルト」のできあがり。


利用法

(1)自家製のアロマバスソルトをバスタブのお湯にそっと入れて、かき混ぜましょう。植物の芳香成分を含んだ湯気が漂います。


(2)目を閉じて、湯気を顔全体に包み込むように手のひらで覆います。


(3)手のひらでそっと、両目全体を覆います。両手でも、一方の手だけを使ってもOK。


(4)お湯で顔を軽くパッティングしましょう。アロマの働きと入浴の相乗作用で血流が促進され、目の周りの筋肉の緊張が緩和されるでしょう。


最後に石原さんは、「精油の扱いかたや注意点」について、こうアドバイスを加えます。


「目やその周囲はデリケートです。精油が目に入らないように気を付けてください。顔をパッティングするときは、強くたたき過ぎず、特に眼球を傷つけないようにしましょう。


また、『精油をたくさん入れるほどいい』というわけではありません。バスタブの大きさにもよりますが、自然塩50gに対して精油8~10滴の目安を守るようにしましょう。


目の疲れや乾きが苦痛に感じる、日常生活に差し支えるなどの場合は、すみやかに眼科を受診してください」


実践してみると、アロマの湯気が目の疲れをやわらかくほぐし、また、心身ともにリラックスできるように感じました。その日の気分によって精油を変えて、さっと作れる利便性も印象的です。アロマ未体験の人でも手軽にできそうな方法なので、一度試してみてはいかがでしょうか。



(取材・文 藤井空、藤原宇央/ユンブル  撮影 梅田佳澄/グリーンサム)