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掃除ができない…。部屋を少しでもきれいに見せる整理整頓のコツ

2017.11.11

掃除ができない…。部屋を少しでもきれいに見せる整理整頓のコツ


みなさんは、お掃除は得意ですか?なかには、散らかった部屋で生活していて「急な来客は無理……」なんて人もいるかもしれませんね。そうした「片付けが苦手な人」は、どんなふうに片付けていいのか分からない場合が多いようです。そこで今回は、部屋を少しでもきれいに見せる整理整頓のコツを、日本整理収納協会の代表理事・清田真未さんに伺いました。

取材協力・監修


清田真未先生


一般社団法人日本整理収納協会代表理事。NPO法人日本ハウスクリーニング協会指導員。一般社団法人日本家事代行協会統括指導員。整理収納清掃(3S)コーディネーター認定指導員、ハウスクリーニング士、NPO法人日本ハウスクリーニング協会優良企業認定業者。講演活動のほか、テレビ、ラジオなどメディアにも出演し、整理収納、掃除技術の講座を行う。


⇒『一般社団法人 日本整理収納協会』

http://jsa-s.com/

■片付けは心のバロメーター!

清田先生によると、「外見や身なりは、ほどほどにきれいにしているのに、部屋はグチャグチャという『隠れゴミ屋敷』の人を多く見る」とのこと。また、「部屋がきれいにな方は気持ちに余裕があり美しいオーラを放っていますが、散らかっている人はなんとなくギスギスしていて顔つきもあまり良い表情をしていない」のだそうです。


そのため、清田先生は「片付けは心のバロメーター」と提唱し、片付けの重要さを広められています。

■まずは「お片付け危険度」をチェック!

内面を輝かせるためにも、しっかりと部屋の片付けをしたいところですが、どんなふうにしていけばいいのでしょうか?清田先生に聞いてみたところ、まずは5項目からなる「お片付け危険度チェック」をして、いくつ当てはまる項目があるかチェックするべきとのこと。


以下の項目にいくつ当てはまったかで、片付けの危険度が分かります。

【お片付け危険度チェック】

  • 1.片付けは今度やろう!と思っている

  • 2.必要なものがすぐに見つからない

  • 3.忘れ物が多い

  • 4.机や床が見えない

  • 5.最近イライラしている


⇒0~1個:片付け上手です! このままでOK!!/2~3個:片付け上手になるまであと一歩!/4個:要注意!/5個→危険!!

もし「要注意」や「危険」に当てはまった場合は、「自分がどれだけのものを持っているのかを把握することが大切」なのだそう。

■片付けポイント1:持っているものを把握する

持っているものを把握する際のコツについて、たとえば引き出しの中を片付けようと思ったとき、「いらないものだけを取り除いていく」方法はNG。この方法だと、またすぐに物が増える「リバウンド」を起こす可能性があるそうです。ですので、まずは引き出しの中のものを全部出し、自分がどれだけのものを持っているのかを客観的に知ることが重要。これが上手に収納を成功させるために不可欠です。


「全部出して持っているものを確認する」際は、

  • 1.片付けのスペースの確保をする

  • 2.通路の確保をする

  • 3.シートの上に物を全部出す

ようにしましょう。


そして、出した物は、

  • いる

  • いらない

  • 移動

  • 迷う

の4つに分類します。これは、協会が定めた「魔法の4分類」と呼ばれる分類方法。いる、いらないの2択ではなく、移動と迷うを加えた4つの選択にすることで、リバウンドを起こさないための片付けができるのだそうです。


不用品の中には、リサイクルショップに持って行くと良いものがあったりします。その際は必ず「○日までに持って行く」と期限を書くようにすると、持って行くのを忘れずに済むため、おすすめとのことでした。

■片付けポイント2:「収納の場所」を決める

残った「いるもの」については、そのまま戻すのでなく、「収納の場所」を決めてあげるようにしましょう。場所を決める際、よく使うものは「使う場所」に、そして「使いやすい高さ」に置くことがポイントのひとつ。


また、収納グッズや収納性のある家具を新たに用いることもあると思います。その場合は、「収納グッズや家具を買う前に必ず『仮収納』をしてください。これもとても重要なことです」とのこと。


「仮収納」は、その名のとおり仮に収納する行為。仮収納をせずに頭の中のイメージだけで収納グッズや家具を買うと、予想と違ったり、収納がうまくいかなかったり、カラーリングの相違が出てしまいます。ですので、必ず仮収納をし、「ここで良い!」と思った場合にサイズを測り、周囲と色や形をそろえて購入するようにしましょう。そうすると見栄えがぐんと変わるそうです。


また、清田先生によると「お部屋の空間の中で、ここは何をするところかを明確にすることが重要」とのこと。部屋のスペースで誰が何をするかを明確に決め、そこに見合ったインテリアをそろえることで、より良い見栄えになります。収納家具がたくさんあれば良いということではないので、インテリアをそろえる際は、必要な家具かどうかを考えて置くようにしましょう。

■部屋をきれいに見せるコツ

最後に部屋を少しでもきれいに見せるコツは何かを清田先生に聞いてみたところ、「部屋をきれいに見せるポイントは、玄関から入ってきてすぐに何が見えるかを考えましょう」とのこと。


人と同じで部屋の第一印象は、ぱっと一目で決まります。玄関から部屋に入ってきてどこが一番目に付くかを考え、そこを重点的にきれいにすることが、部屋の良いイメージをつくるコツなのです。


また、部屋の中のスペースづくりも、こうしたイメージで行うことが大事。食事を作るところ、食事をするところ、着替えるところなど、明確に目的が決まっている場所は、その場所にふさわしいものが置かれているか確認すると、イメージの良い部屋をつくることができるでしょう。



ごちゃごちゃしている、物があふれる、少し使いにくいな、と思ったら、使いやすい場所にあるかどうかなどを確認し、より良いポジションを決めてあげてください。清田先生によると、「収納は一度で完成ではなく、使いながら変えていくことも大事。それがきれいなお部屋をつくるコツ」とのことです。


「片付けられない!」という人は、まずはその第一歩として「自分の持っているものを把握すること」から、整理整頓を始めてみてはいかがでしょうか?


(中田ボンベ@dcp)