リズミカルなダンスで体を動かす「エアロビ」は幅広い世代から人気があります。美容や健康にもってこいの有酸素運動で、誰にでも手軽に始められるのが魅力的。今回は、エアロビとはそもそもどんな運動なのか、初心者が始めるにはどうすればいいのかを解説します。

■エアロビってなに?


エアロビの正式名称は英語で有酸素を意味する「エアロビクス」。1967年にアメリカの研究者が健康・体力づくりの理論を考案し、水泳などの有酸素運動をエアロビクスと呼んだのが始まりです。そして1970年代、ダンスの指導者たちがエアロビクス理論を取り入れたことで「エアロビックダンス」ブームが起こりました。日本でも1980年代に輸入されると、女性向けのエクササイズとして一気に定着します。


現在行われているエアロビは、ジャンプやランニングなどの動きを取り入れたダンスエクササイズ。リズムにあわせて長時間体を動かす運動で、脂肪を燃焼したり心肺機能を鍛えたりするために行っている人が多いようです。


ちなみに、エアロビクスから発展して「エアロビック」というスポーツ競技も生まれました。日本を始めとするさまざまな国で国際大会が行われていて、オリンピックの正式種目化を目指す動きもあるそうです(※1)。

■どんな振付があるの?


エアロビ教室ではレベルにあわせてコースを選択できるようになっていて、初心者でも気軽に始めることができます。ただし、どの難易度でも美しい姿勢を保って行うことが大切。頭から足までまっすぐになるように立つのが基本的な姿勢なので、まずは姿勢の正しさを意識するといいでしょう。


エアロビには多彩なステップがありますが、ここでは主要なものをご紹介。


「マンボステップ」はさまざまな難易度で取り入れられている動作で、右足を一歩前に出すことからスタートします。左足を浮かせながら足を踏み込んだあと、今度は左足を地面につけて右足を引き、体の重心を元に戻します。連続で行ったり、サイドやバックの方向にステップを踏んだりとさまざまな動作につながるのも特徴。


また、「ジョギング」という動作は文字通りその場で走るような振付なのですが、ヒザが上がらないように注意して、かかとがお尻につくように足を後ろに上げるのがポイント。


「ステップタッチ」は片足を開いて、反対側の足を引き寄せるように閉じるというステップです。いずれも基本的な動きのひとつで、重心移動に変化をつけたり手の振付を加えたりと豊富なバリエーションがあります。



そして、エアロビで何より大切なのは「音楽にのること」。いくつものステップを組み合わせたダンスは躍動感たっぷりで、ストレス解消にもなるかもしれません。

参考文献

※1 公益社団法人「日本エアロビック連盟」

https://www.aerobic.or.jp/about/aerobic/