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いつも手足が冷たい…。冷え性におすすめのハーブ

2017.11.27

いつも手足が冷たい…。冷え性におすすめのハーブ


「冷えは万病のもと」とはいいますが、女性の約半数がこの「冷え性」に悩まされているという調査結果もあるそう。


冷えにくい身体を作るためにも、ハーブを取り入れてみてはいかがでしょうか。今回は「身体をあたためるハーブ」について、フィトセラピスト(植物療法士)の鈴木七重さんに伺いました。

取材協力・監修



鈴木七重さん


「チムグスイ」代表。フィトセラピスト(植物療法士)。自身のアレルギー体質改善の為にハーブやアロマセラピーを用いた植物療法を出会い17年以上に渡り実践。生活をシンプルにし植物の力を取り入れるうちに、心と体が調和していく体験から本格的に植物療法を学ぶ。


https://www.chimugusui.com

■そもそも「冷え」とは?

冷え」は中国の伝統医療である中医学からきているものだそう。そのため、中国では冷えに対しての意識が高く、飲み物は温かいものか常温の場合が多いです。


東アジアを中心とする東洋医学では、冷えは「未病」の状態と考えられています。冷えから引き起こされる症状としては、頭が重い、めまい、たちくらみ、首・肩の凝り、更年期、腰痛、腹痛、頭痛、月経痛、下痢、便秘、むくみ、不眠など……。


やはり「たかが冷え」と思って放置せず、なるべく早めに対策するほうがいいでしょう。ここでは、東洋医学でも使われるあたためハーブを中心にご紹介しながら、冷えを緩和するコツをお伝えしていきます。

■からだを温める「たんぽぽ根」


日本には陰陽の考え方がありますが、根っこのものは「陽性」、つまり「温める性質」があり、さらにそれを干すことでさらに効果が高くなるとされています。


そんな、根っこのハーブとして代表的なのが『ダンディライオン』、西洋タンポポ(日本タンポポでも可)の根を干した物です。見た目は茶色で硬く、木やゴボウのような形をしています。ハーブティーとしてだけでなく、焙煎して「たんぽぽコーヒー」として飲むのもいいですね。


たんぽぽ根には、からだを温めるだけでなく、肝臓の働きを助ける効果も期待できます。食物繊維も豊富なので、腸内環境にお悩みの方にもおすすめです。また、母乳の出をよくしてくれる作用も期待できるので、授乳中の方も試してみるといいでしょう。


味は香ばしく、そのまま飲んでもおいしいのですが、ミルクで煮出したり、クローブやシナモンを合わせてチャイ風にするのもおすすめです。


同じく根っこのハーブである『バードック』(ごぼう茶)と合わせると、あたため効果がさらに高まります。

■代謝を高める「クコ」


それから、もうひとつおすすめなのが「クコ」です。


『クコ茶』として葉を楽しむだけでなく、実の部分もそのままデザートなどとして食べられます。中国や日本では昔から生薬、そして貴重な食べ物として活用されてきました。ちなみに、海外では「ゴジベリー」と呼ばれ、スーパーフードのひとつにも加えられえることがあります。


温かいクコ茶を飲む、クコの実を食べる、どちらの方法でも体を温める効果が期待できます。ほかにも、代謝を促進したり、肝機能を高めたり、肉体疲労や眼精疲労を緩和する作用も期待できる、とても優れた薬草(ハーブ)です。


おすすめの飲み方は「ダンディライオン1:ごぼう1:クコ葉1:クコの実0.5」の比率。ブレンドしてお茶でいただくと、体が温まる実感を得られるでしょう。

■体を冷やす飲み物から、温める飲み物へ切り替えを

コーヒーや緑茶などのカフェインを含む飲み物は温かくして飲んでも根本的には体を冷やしてしまいます。そのため、カフェインは嗜好品程度にして、常飲するものはぜひ上記のハーブティー(薬草茶)にしてみてください。


大切なのは、あまり神経質になりすぎず、生活全体から冷えを解消していくこと。楽しく、食事やハーブから、冷えを見直してみて下さいね。

※クコ茶は妊娠中の方は避けてください。

※ダンディライオンは胆石のある人、キク科アレルギーの方は注意してください。

(取材・文 マイルスタッフ)

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(マイカラット編集部)