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【ワキガ手術体験談】一度目は大失敗!二度目の手術でようやく完治……

2017.12.05

【ワキガ手術体験談】一度目は大失敗!二度目の手術でようやく完治……


口臭や体臭に気をつかうのは大人として最低限のマナー。しかし、体質的なものの場合は、いくらケアしても完全にニオイをシャットアウトするのは困難です。その代表的なものがワキガ。なかには、念入りに洗ってこまめに汗を拭いてもニオイを抑えきれず手術を考える人もいるのではないでしょうか。そこで今回、実際にワキガの手術を経験したK・Yさん(38歳・女性)に、費用や痛み、ダウンタイムなどを教えてもらいました。 

●市販の消臭スプレーやクリームのケアだとお泊まりデートが不安だった

―ワキガの自覚症状はいつからありましたか? 

 

高校生くらいまではまったく気にしたことはなく、実際、症状もなかったと思うのですが、20歳を過ぎたころから夏場に汗をかいたときなどニオイが気になるようになりました。 

 

それでも、日常生活的には市販のデオドランドで十分対応できていたのですが、どうしても気になるのがお泊まりデートです。着衣でなければニオイがダイレクトに伝わるし、寝汗をかけばさらにニオイが強くなります。 

 

それでも最初のうちは、シャワーを浴びた後に消臭クリームを使うなどしていましたが、そうするとクリームのべたつきが気になったり、クリームを塗るタイミングをはかれなかったり……。 そこでトライした新たな対策法はボトックスでした。脇の下にボトックス注射を打てば、約3カ月から6カ月の間、脇汗をかかないというものです。 

 

当時の値段は一回、約1万円。本当に効くのか半信半疑ながら試してみたところ、嘘のように汗がピタリととまり、もちろん、ニオイもまったく気にならなくなりました。 

 

しかし問題点もありました。これは感覚的なものなのかもしれないのですが、脇の汗を止めた分、背中やデコルテなど、ほかの部分からの汗の量が増えたように感じられたのです。さらに、注射した部分に青アザができて、その後3日ほど消えない点も気になっていました。そして何より問題なのは、ニオイと無縁になるためには一生打ち続けなければいけないということです。 

●一度目の手術は失敗。症状が軽減されなかった

―そうなると金銭的につらいときなどもありそうですね。

 

そうなんです。そこであるとき一念発起してワキガの手術を受けることにしました。 

 

選んだのは大手の美容クリニック。誰もが知る有名な美容外科です。そこを選んだ理由は、うちから歩いていける距離にあったこと。手術することは誰にも知られたくなかったため、終わった後もし痛みが強かった場合も自力で帰宅できることを重視したのです。施術時間は約30分。日帰りでOKとのことでした。手術方法は、ざっくり言うと「ニオイの元となるアポクリン腺を取り除く」というものです。



手術当日は麻酔作用のあるガスを吸入させられ、目にはアイマスクを装着されました。麻酔が効いてきたらいよいよ切開が始まるのですが、施術者は手際が悪く、嫌な予感しかしませんでした。しかも、アイマスクをした状態でも、ヘルプのためにそばにいる複数の女性がぺちゃくちゃしゃべっているのがわかるんです。彼女たちは、資格のある看護師ではなく、単にアルバイトという印象でした。


案の定、手術には10万以上の大金を費やしたのに、術後、ニオイが消えたとはいえない状態。しかも、切開の仕方がうまくなかったためか切開跡はいつまでたっても消えず、脇の下がぼこぼこな状態。術後1週間ほど経過してようやく湯船に浸かれるようになっても、残念な気分が消えないままでした……。もちろん、痛みが消えるまでにも1週間以上かかり、その間は処方された痛み止めを飲んでいました。

●腕がいいと評判の病院に駆け込み、二度目の手術を受けることに

―では、手術したけど結局症状は改善されなかったということですか?


一度目は失敗に終わりました。しかし、そこから1年ほど経ったある日、友人から有益な情報を得ることになります。エイジングに悩んでいた彼女は、東京中の美容皮膚科の口コミを調べて、良さそうなところがあればすぐに足を運んでいたのですが、その彼女が、とある形成外科が、医者の腕も対応もいいばかりか、保険医療機関であるため金額もとても良心的だというのです。 

 

早速その病院の名でググったところ、ワキガ治療の名医であることが判明。Webサイトにも手術の手順などが詳しく書かれています。金額は片脇あたり2万円弱。その日のうちに、早速予約の電話を入れました。 

 

初回の来院では、脇の下にガーゼを当ててニオイを吸着し、先生がそのニオイを嗅いで本当に手術が必要か確認されました。なかには、まったくニオイがしないのに自分でワキガだと思い込んでいる人もいるからだそうです。一度目に手術した大手ではそんな検査はなくすぐに手術の予約をさせられたのですが、それがいかにいい加減だったかよくわかりました。 しかも、過去に手術したけどニオイが出る旨伝えたところ、同じ美容外科で手術するも満足する結果が得られずこちらに駆け込んでいる人が何人もいることもわかりました。



先生いわく、ワキガを完治させるには、ベテランの医師が肉眼で汗腺を見ながら、取り残しがないように丁寧に時間をかけて手術することがとても大切だそう。そのため、先生は一般的な病院の2倍近い、片ワキ約1時間かけて手術しているとのこと。

 

話を訊いて十分納得できたので、まずは左脇のオペ日を決めました。これも、ひとつめのクリニックと大きく違う点でした。この形成外科では、手術は必ず片方ずつ。片方を手術した後、もう片方の手術までには1週間という時間を空けます。その理由は、術後最低3日は脇を動かさないほうが治りが早いものの、両脇同時に手術すると不便だから。「片方ずつの手術にすれば、仕事を休まずに治療することも可能です」との説明を受けてとても安心できました。

●術後の傷が目立たなくなるまでには約1年かかった

―手術した後、3日間はどうやって脇を固定するんですか?


患部をガーゼで抑えた後、包帯で巻いて固定した記憶があります。かなり強く、でも身体に負担はかけないように丁寧に締めてくれるので、就寝中に寝返りを打っても外れることはなかったです。


もちろん、オペも丁寧そのもの。汗腺を取り除く細かな作業に集中しながらも、時々わたしに声をかけて緊張をといてくださったことを今でも覚えています。それから数年が経ちますが、再びワキガのニオイが気になったことは一度もありません。



ただ、手術では脇の皮膚をキレイに剥がしてから汗腺を取り除くため、手術跡が完全に消えるまでには一年近くかかりました。今では、皮膚を剥がした際の裂け目がうっすら見えるか見えないかくらい。それに比べて、最初の美容外科で手術した際の傷跡の大きいこと。本当に今でも後悔しています。


しかも、形成外科での手術中に先生が教えてくれたことですが、汗腺を取り除いてしまえば脇毛も一切生えなくなるそう。ワキガ手術と脱毛の両方を考えている人は、医師に相談してみることをおすすめします。


それともうひとつ考慮したほうがいい点は、手術する時期です。季節に関していうと、術後数日はお風呂に入れないので、汗をかかない冬がおすすめです。手術してから半年弱は手術跡がまだ結構目立つので、できれば彼氏などパートナーがいない時期に手術するといいと思います。脇の下を見られたらすぐに手術したことがばれますし、腕を上下させると手術跡にヒキツレを感じるので、セックスしづらくなるためです。


―貴重なアドバイス、ありがとうございました。



ワキガの手術をするときは、クリニック選びはとても大切なんですね。これから手術を考えている人は、どの病院を選ぶのか、また手術する時期に関してもしっかり考えてみてくださいね。


(取材・文 松本玲子)

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