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毛穴ケアには収れん効果のある化粧水よりも「保湿」が重要!?

2017.11.29

毛穴ケアには収れん効果のある化粧水よりも「保湿」が重要!?


毛穴がぱっくりと開いてしまったら、収れん作用が期待できる化粧水などでケアするのが一般的ではないでしょうか。収れん作用とは、肌を引き締めるという意味があり、毛穴対策コスメのパッケージにはよく書かれています。しかし、それ以外のケアが効果的な場合もあるのです。

■毛穴ケアのキホン

収れん作用のある化粧品には、ビタミンC誘導体や植物抽出エキスなどが使わていることが多いです。ビタミンC誘導体とは、ビタミンCを安定させて肌へと届けるように進化されたものとでもいいましょうか。


ビタミンC誘導体にも種類があり、リン酸アスコルビルMgなどの水溶性、ステアリン酸アスコルビルなどの脂溶性、APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)のようにこの両方の性質を併せ持つタイプに分類できます。



また、ハマメリスという植物の樹皮や葉から抽出したエキスは、肌のキメを整える効果があるといわれ、毛穴対策コスメにはよく配合されています。


こうした成分は、長年の研究を経て効果が判明したものです。しかし、乾燥やたるみが原因の場合は、別のケアを試すほうが効果的なことも。まずは自分の毛穴のタイプを知り、それに合わせた化粧品を選ぶことが有効な場合もあるのです。

■乾燥・たるみが原因の場合

乾燥肌の人は、毛穴の周囲が乾燥することによって、大きく目立って見えてしまうことがあります。そのため、まずは保湿ケアに力を入れてみましょう。角質が潤うことによってキメが整い、毛穴の開きが目立たなくなりやすいです。


たるみが原因の場合は、マッサージやアンチエイジング用の化粧品がおすすめ。また、肌のターンオーバーを整えることで、コラーゲンの生成に役立つという報告も。ターンオーバーは加齢とともに遅くなりがちなので、角質ケアを重視してみるのもひとつの手です。


角質ケアを怠ると、肌のくすみや毛穴づまりも起きやすくなります。ていねいな洗顔を心がけ、その後はたっぷり保湿を行いましょう。角質でゴワゴワになった肌には、ピーリングやふき取りタイプの化粧水を使うことも効果的。ただし、やりすぎるとダメージを与えてしまうのでほどほどにしましょう。

■洗顔のポイント

すべてのタイプに共通していえるのは、洗顔&保湿を見直すということ。とくに洗顔は、汚れを落とそうとしてゴシゴシとこすり洗いをしてしまうと、肌にダメージを与えてしまうことがあります。


顔を洗うときには洗顔料をたっぷり泡立て、手が肌にふれない程度にやさしくなでるように洗います。敏感肌や荒れた肌には、泡をのせるだけでかまいません。



メイクなどはきちんと落とす必要がありますが、すっぴんで過ごした休日はぬるま湯で洗い流す程度でOK。必要な皮脂まで取り除いてしまわないよう、自分に合ったケアを身につけておきましょう。


すすぎは人肌程度のぬるま湯で、しっかり行います。その後、タオルでこするように拭いてはせっかくのケアが台無しになるので注意が必要です。


ほかにも、水分だけでなく油分も補えているかといった基本的なことをていねいに行うだけで、毛穴が目立たなくなることも。


生活習慣を見直すことも大事。規則正しい毎日を送るのはもちろんですが、タバコを吸うと肌の老化を速めてしまいます。コラーゲンが失われて毛穴が開きやすくなるため、美肌のためにはできれば避けたいところです。



毛穴は一度開いてしまうとなかなか引き締まらないものですが、正しいスキンケアを行うことで目立たなくなる可能性はあります。根気強くお手入れしていきましょう。


(執筆・監修 元化粧品メーカー勤務・美容家 渡辺あきこ/OFFICE-SANGA)