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肌に黒いポツポツが…。埋没毛の原因と対処法

2017.12.22

肌に黒いポツポツが…。埋没毛の原因と対処法


ムダ毛処理をした肌をよく見てみると、黒いポツポツがありませんか? それは、「埋没毛=埋もれ毛」という状態かもしれません。さて、埋没毛はどのように対処するのがいいのでしょうか? そもそも、毛が埋もれてしまう原因とは? 今回は「埋没毛」について医師の筆者が解説します。

■埋没毛の原因とは?

主に、ムダ毛の自己処理が原因です。


「カミソリ、毛抜き、脱毛テープ、ワックス脱毛」すべて埋没毛の原因となりえます。これらの自己処理で肌を傷つけてしまと、皮膚は修復しようとして角質で毛の出口を塞いでしまいます。


その中で毛が育つことで、埋没毛ができるのです。特に、肌が乾燥している状態でムダ毛処理を行うとダメージが大きいため、埋没毛を作りやすくします。


同様に、怪我をして出血した部分はカサブタにより皮膚が覆われるため、埋没毛の原因になるといえるでしょう。

■埋没毛は予防できる?

肌のダメージが大きいため、ムダ毛の自己処理は保湿効果の高いシェービングジェルやクリームを塗ってから行うようにしましょう。肌への負担を軽減してくれます。


また、自己処理ではなく医師が行う「医療レーザー脱毛」という方法を選択するのも、ひとつの手かもしれません。ちなみに、医療レーザー脱毛の料金は施術する部位やクリニックによって異なりますが、だいたい5万円前後のところが多いです。エステの光脱毛より高価格なイメージかもしれませんが、医療レーザーはパワーが強く確実に毛根を処理するので、施術の回数は少ないです。肌ダメージや埋没毛が気になる人は、検討してみてもいいかもしれませんね。

■埋没毛ができてしまったら?

できてしまった埋没毛を取り除くには、表面の角質を除去する必要があります。


① セルフケアの場合

角質ケアを行い、毛穴を塞いでいる角質を取り除きます。スクラブ化粧品を使い少しずつ角質を取り除くといいでしょう。入浴の際など、皮膚を軟らかくしてから行ってください。目安は週1回程度です。乾燥が酷いときのスクラブは避け、保湿ケアに力を入れてください。オイルやクリームなどを使い、優しくマッサージをするだけでも、角質ケアにつながりますよ。


毛抜きなどを使って無理やり埋没毛を引き抜くのは止めましょう。そこから細菌感染を起こし、炎症などの原因になることもあります。


また、埋没毛が毛曩炎(もうのうえん)、炎症のあるニキビになってしまった場合は、クリニックを受診して適切な治療を受けましょう。そのままにしておくときれいに治らず、色素沈着の原因にもなります。


②クリニックで治療を受ける場合

クリニックでは、滅菌された機器を使用して埋没毛を清潔に安全に処理します。

医療ピーリング剤を使用し、余分な角質、埋没毛を取り除く場合もあります。



埋没毛の原因は、ムダ毛の自己処理による肌ダメージであることがほとんどです。なるべく肌へのダメージの少ないムダ毛処理を選択し、きれいな肌を保つようにしてくださいね。


(執筆 長谷川佳子/小田原銀座クリニック美容皮膚科 形成外科医-健康検定協会-)